日本プロ野球名球会のソースを表示

{{Infobox 組織2
| 名称 = 一般社団法人日本プロ野球名球会
| Width = 300
| 正式名称 = 一般社団法人日本プロ野球名球会
| 英語名称 = Golden Players Club
| 略称 = 名球会、GPC
| 組織形態 = [[一般社団法人]]
| 所在国 = {{JPN}}
| 所在地郵便番号 = 104-0031
| 所在地 = [[東京都]][[中央区 (東京都)|中央区]][[京橋 (東京都中央区)|京橋]]二丁目8-3
| 理事長 = [[古田敦也]]
| 副理事長 = [[野村謙二郎]]、[[佐々木圭浩]]
| 顧問 = [[王貞治]]、[[長嶋茂雄]]、[[山本浩二]]
| 目的 = 社会の恵まれない人達への還元と日本プロ野球界の底辺拡大
| 活動内容 = [[野球]]普及／青少年育成
| 活動領域 = {{JPN}}・[[アジア]]
| 設立年月日 = [[2010年]][[10月15日]]
| ウェブサイト = https://meikyukai.jp/
}}
'''一般社団法人日本プロ野球名球会'''（にっぽんプロやきゅうめいきゅうかい、英名： Golden Players Club）は、[[日本野球機構|日本のプロ野球]]でプレーした[[アスリート|選手]]および元選手による[[法人]]格をもった団体である。

通称：'''名球会'''（めいきゅうかい）。[[1978年]]7月24日に設立された。

設立当初の入会条件の中に[[昭和]]生まれであることが規定されていたため「昭和名球会」とも呼ばれていたが{{Efn2|そのため[[明治]]・[[大正]]生まれであった[[川上哲治]]（大正9年生まれ、通算2351安打）、[[杉下茂]]（大正14年生まれ、通算215勝）、[[中尾硯志]]（大正8年生まれ、通算209勝）、[[野口二郎]]（大正9年生まれ、通算237勝）、[[ヴィクトル・スタルヒン]]（大正5年生まれ、通算303勝）、[[藤本英雄]]（大正7年生まれ、通算200勝）、[[別所毅彦]]（大正11年生まれ、通算310勝）、[[若林忠志]]（明治41年生まれ、通算237勝）は入会していない<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/202306160001018.html |title= 通算215勝の杉下茂さん、実は名球会会員ではなかった　その理由とは？|publisher=スポーツニッポン|date=2023-06-16|accessdate=2023-06-22}}</ref>。}}、現在は記録と実績で入会資格の条件を満たせば[[平成]]生まれ以降の選手も入会が認められている。

== 概要 ==
[[1978年]]7月24日に、[[任意団体]]として発足。発足時の会員は18名で、投手は[[稲尾和久]]、[[梶本隆夫]]、[[金田正一]]、[[小山正明]]、[[鈴木啓示]]、[[皆川睦雄]]、[[村山実]]、[[米田哲也]]の8名。野手は[[江藤慎一]]、[[榎本喜八]]、[[王貞治]]、[[高木守道]]、[[土井正博]]、[[長嶋茂雄]]、[[野村克也]]、[[張本勲]]、[[広瀬叔功]]、[[山内一弘]]の10名。
名球会が発足した背景には当時[[学閥]]や[[長老支配]]が幅を利かせていた野球界に若手ОBが風穴を開ける意図があったとされている。入会資格を昭和生まれ以後に限定したのもそうした意図を汲んでのものであった。

[[1981年]]9月8日、税法上の理由から[[株式会社]]として法人化し「'''株式会社日本プロ野球名球会'''」に改組（[[代表取締役]]は金田正一、取締役は王貞治、長嶋茂雄）。名球会事務所は代表取締役の[[金田正一]]の個人事務所「カネダ企画」内に置いていた。

2009年、名球会の組織の在り方について、創設者の金田とその他のメンバーが対立し、金田は代表取締役を辞任した。後任に王貞治が就任し、事務所も東京都[[中央区 (東京都)|中央区]]京橋のビルに移転{{Efn2|「週刊ポスト」2009年12月4日号掲載記事（34-38ページ）では、11月12日に旧事務所からの移転作業を開始したこと、および、11月15日に会員や関係者へ移転通知が届けられたことを報じた。}}。

2010年10月15日に一般社団法人として現組織「'''一般社団法人日本プロ野球名球会'''」を設立（理事長は王貞治、副理事長は[[柴田勲]]、理事は鈴木啓示、長嶋茂雄、[[東尾修]]、[[山田久志]]、[[山本浩二]]）。一方で金田はこれに参加せずに退会した。株式会社としての法人は、2011年2月12日の[[株主総会]]で解散した<ref>2011年（平成23年）3月7日『[[官報]]』号外第44号87ページ「解散公告」</ref>。

=== 現行体制 ===
* 理事長：[[古田敦也]]
* 副理事長
** [[野村謙二郎]]
** [[佐々木主浩]]
* 理事
** [[柴田勲]]
** [[東尾修]]
** [[谷繁元信]]
** [[宮本慎也]]
* 顧問
** [[王貞治]]
** [[長嶋茂雄]]
** [[山本浩二]]

== 活動 ==
1978年の設立以来の「社会の恵まれない人達への還元と[[プロ野球]]の底辺拡大に寄与する」という目的に向かって「野球振興」と「社会貢献」という2つの分野において、継続した活動とともに社会情勢に対応した新しい活動に積極的に取り組んでいる。

=== 野球振興 ===
「プロ野球の底辺拡大に寄与する」ことを目的とする分野では、子どもの頃から野球に親しみ自らプレーを楽しむ人々を増やし、プロ野球ファンの拡大と惹いてはプロ野球選手を目指す人々のモチベーションアップに繋がるべく、会員の影響力が強くおよぶ少年野球への指導･支援に力を入れている。

全国各地で、自治体、教育委員会、少年野球チーム、企業などからの依頼に応じて、まず野球に興味を持ってもらうために、野球に親しみ体験できる「名球会ベースボールフェスティバル」を行っている。そこでは、会員が体験指導する[[投球]]や[[打撃 (野球)|打撃]]、守備に真剣に向き合っている子どもとともに、応援にきた兄弟、両親、祖父母が、それぞれの時代のヒーローに会える場としても楽しまれている。野球がうまくなりたい少年少女に、会員が直接指導する「名球会野球教室」が行われている。そこでは、投球、打撃、守備のエキスパートが、子ども一人ひとりに声をかけ、コミュニケーションをとりながら指導が行われている。

その後、グローバル化の進展にともない、日本国外で野球を楽しみ普及活動をしている組織などからの依頼もあり、現在はアジアの国々（[[台湾]]、[[韓国]]、[[フィリピン]]）に会員が出向いて、現地で少年少女への指導･支援も行われている。このほかにも、「名球会杯」と名前の入った少年野球大会の開催支援や野球用具の不足している地域の子ども達への用具の寄贈。また、グランド以外でも児童生徒、少年野球チーム、少年刑務所受刑者などの方々へ、会員自らの経験にもとづいた講演を行い夢にチャレンジする勇気を伝えている。

1980年代には[[村山実]]が経営していたリージェント・ファーイーストと提携して「gpc」ブランドの野球用品を展開し、プロ野球でも田淵幸一等が使用していた。以降も[[デサント]]が名球会のユニフォーム支給等をサポートしている。90年代までは胸にペガサスロゴ入り、白地のタテジマユニフォームを野球教室で着用した。

=== 社会貢献 ===
「社会の恵まれない人達への還元」を目的とする分野では、誰もが安全に安心して野球を楽しめる、よりよい社会づくりへの貢献を目指し、社会的弱者の方々への支援活動を中心にしながら更に幅を拡げた活動を行っている。

設立当初より、名球会と会員の抜群の知名度を活かして、チャリティイベントを行い、集められた浄財を寄付している。よく知られているイベントとしては、年末テレビでも放送される「名球会チャリティゴルフ大会」があり、そこで集められた浄財は地元の社会事業団へ寄付されている。最近では、2011年3月11日に起きた[[東日本大震災]]の被災者支援のためのトークショーや講演会を開催し募金活動を行っている。これら以外にも多くのチャリティイベントを行い、点字図書館や[[日本赤十字社]]などへの寄付活動を継続的に行っている。直接的な支援活動として、2012年5月から、[[東北地方太平洋沖地震]]（[[東日本大震災]]）の被災者の暮らす[[仮設住宅]]を会員が訪ね、交流を図る“心のケアー”活動を国連の友Asia-Pacificと共同で継続して行っている。2012年7月に、国際親善という観点から[[韓国]]において、韓国プロ野球OB会「一球会」と共同で、聴力障害を持つ少年達への野球クリニックと日・韓プロ野球レジェンドマッチを行い韓国の野球ファンを楽しませている。また、記念事業や研修時の要望に応じ、地域住民、[[自衛隊員]]、企業人の方々へ、選手、監督として経験した記録や勝負、采配にまつわる話など多くの講演を行い教訓を伝えている。

== 入会資格 ==
名球会は、以下の入会資格を満たした上で、入会の意思を表示すれば入会が認められる。参加はあくまで任意で、入会するかどうかは本人の意思による。国籍は問わず{{Efn2|名球会創設時の会員に、王貞治や張本勲など日本国籍を有さない者がいることによるもの。}}、入会資格を満たして入会の意思を示せば外国人選手・元選手も入会できる。[[韓国野球委員会|韓国プロ野球]]や[[中華職業棒球大聯盟|台湾プロ野球]]、日米の[[独立リーグ]]など、[[日本プロ野球機構|NPB]]・[[メジャーリーグベースボール|MLB]]以外の記録は含まれない。また、NPB・MLBであっても、[[オープン戦#日本プロ野球のオープン戦|春季非公式試合（オープン戦）]]や[[ポストシーズン]]での記録は積算の対象外である。

2020年時点での入会資格は以下の通り。
* [[日本野球機構]]の選手または元選手
* 昭和生まれ以降<ref>{{Cite web|和書|url= https://meikyukai.jp/regulation/ |title=入会規定｜日本プロ野球名球会公式ホームページ|accessdate=2021-08-24}}</ref>
* 日米通算（NPB、MLBの合算）で以下のいずれかを達成。ただし、'''NPBでの記録をスタート地点とする'''{{Efn2|このことを強調するために、NPBの球団に入団する以前のMLBの成績を合算するのは「日米通算」ではなく「米日通算」と便宜上表現することがある。例えば[[アレックス・ラミレス]]は、2012年に米日通算での2000安打を記録したが入会資格とは認められず、2013年にNPBのみでの通算2000安打を達成して初めて入会が認められた。}}。
** 投手（通算'''200[[勝利投手|勝利]]'''以上、もしくは通算'''250[[セーブ]]'''以上）
** 野手（通算'''2000[[安打]]'''以上<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.daily.co.jp/opinion-d/2017/05/09/0010168218.shtml|title=【野球】２０００安打ラッシュとなるか。大記録まで残り１００本を切った５選手たち|publisher=デイリースポーツ online|date=2017-05-09|accessdate=2022-08-23}}</ref>）
* 2019年からは記録において上記の入会資格は達していないものの理事会にて推薦を受けた選手について、会員の4分の3以上の賛成を得ることができれば、特例枠として会員になることができ、2022年12月9日に[[上原浩治]]と[[藤川球児]]の2名の特例入会が認められた。

=== 入会資格の変遷 ===
==== 創立当初の入会資格 ====
* 1978年の創設当初の入会資格は以下の通りだった。※外国人選手もこの条件を満たして入会の意思を表示すれば入会を認めることを当時から公表していた。
** NPBの選手または元選手
** 昭和生まれ
** NPBで以下のいずれかを達成
*** 通算'''200勝利以上'''
*** 通算'''2000安打以上'''
* 2003年12月、投手の分業化やメジャーリーグに入る日本人選手が増えたことを受け、'''通算250セーブ以上'''でも入会を認めることと、MLBに移籍することでNPBでの記録が伸ばせなくなる日本人選手の救済を意図して'''日米通算'''（NPBとMLBの成績を合算）とするという入会資格の拡張が決定した。
* 2012年、MLBのみで記録を達成したり、来日してNPBで日米通算2000安打以上を達成する選手{{Efn2|主な選手として[[ウィリー・デービス (野球)|ウィリー・デービス]]、[[トニー・フェルナンデス]]、[[レジー・スミス]]、[[ビル・マドロック]]、[[リッチ・ゴセージ]]が来日時にすでに条件をクリアした状態であった。また[[ウォーレン・クロマティ]]、[[ロイ・ホワイト]]、[[マティ・アルー]]、[[ラリー・パリッシュ]]、[[フリオ・フランコ]]、[[ホセ・ロペス (内野手)|ホセ・ロペス]]などが来日後に日本でプレーし、その後日米通算で条件をクリアした。}}の扱いが曖昧の状態を続いており、それを解消するために「名球会の入会資格においては、米日通算と日米通算とを区別する」ことが決まり、'''日本プロ野球での記録をスタート地点とする'''との文言が入会資格に追加された。また同時に平成生まれのプロ野球選手の誕生により、併せて生年による制限も昭和'''以降'''生まれに改定された。
* 2019年12月10日、ローテーション制度の確立などの要因により打者と比べて「通算200勝」の達成が困難な状況を踏まえて<ref>{{Cite web|和書|publisher=Number Web|url=http://number.bunshun.jp/articles/-/828030|title=2000安打より200勝が難しすぎ！　エース級のMLB流出で絶滅の危機。|accessdate=2018-03-20}}</ref><ref>{{Cite web|和書|publisher=SPAIA|url=https://spaia.jp/column/baseball/npb/1101|title=神の領域？NPB通算200勝は達成可能なのか|accessdate=2018-03-20}}</ref><ref>{{Cite web|和書|publisher=Basseball Crix|url=https://bbcrix.com/articles/69566/original|title=投手には厳しすぎ？名球会の入会資格は妥当といえるか|accessdate=2018-03-20}}</ref>、入会資格をいずれも満たしていない選手の入会を認める「'''特例枠'''」の創設が決議された。今後、理事会にて推薦を受けた選手が総会に諮られ、会員の4分の3以上の承認を得られれば入会が認められることになった<ref>{{cite news |url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/12/11/kiji/20191211s00001173257000c.html |title=名球会“特例枠”設置を決議、王顧問「時代に合った形に変化を」 |newspaper=[[スポーツニッポン|Sponichi Annex]] |publisher=スポーツニッポン新聞社 |date=2019-12-11 |accessdate=2019-12-12 }}</ref><ref>{{cite news |url=https://hochi.news/articles/20191212-OHT1T50013.html |title=名球会「特別枠」で今後入会が予想される候補　大野豊、三浦大輔、高橋慶彦、山田哲人ら |newspaper=[[スポーツ報知]] |publisher=[[報知新聞社]] |date=2019-12-12 |accessdate=2019-12-12 }}</ref>。
*前述のとおり入会資格がなくても、理事会にて推薦を受けた選手について、会員の4分の3以上の賛成を得ることができれば、特例枠として入会できることになっており、2022年12月9日の総会において、[[上原浩治]]と[[藤川球児]]の特例での入会が発表された<ref>{{Cite news|url=https://www.daily.co.jp/tigers/2022/12/09/0015878108.shtml|title=藤川球児氏「誇らしく思う」上原浩治氏とともに特例で名球会入り|newspaper=デイリースポーツ online |publisher= 株式会社デイリースポーツ|date=2022-12-09|accessdate=2022-12-09}}</ref>。

== 会員 ==
新たに入会した選手に、歓迎の意を込めて先輩会員が名球会ブレザーを着せる「名球会ブレザー贈呈式」が行われている。以前は記録達成時の試合終了後に記者会見を開いたうえで行われていたが、現在は試合開始前の連盟表彰時などに行われる。

会員の構成と通算成績は次の通り。五十音順。所属球団の'''太字'''は、その球団に在籍時に達成したことを示す。

投手17名、打者48名、名誉会員14名。データはいずれも2023年シーズン終了時点。
<!--　所属球団のソートは達成球団でお願いします。 -->
{|class="wikitable"
|-
|style="background:#ffb;"|{{dagger}}
|[[野球殿堂 (日本)|野球殿堂表彰者]]
!scope="row" style="text-align:center; background:#CCFFBB;"|{{double-dagger}}
|現役選手
|}
=== 投手 ===
* 資格：通算200勝以上、通算250セーブ以上
{|class="wikitable sortable" style="text-align:left;"
!選手名||投!!勝利数!!セーブ数!!達成日!!達成時年齢!!所属球団
|-
|{{display none|いわせ/}}[[岩瀬仁紀]]||左||{{Sort|0|－}}||407||2010年6月16日||35歳{{display none|0}}7か月||{{display none|ドラゴンズ/}}'''中日'''
|-
|{{display none|えなつ/}}[[江夏豊]]||左||206||{{Sort|0|－}}||1982年7月2日||34歳{{display none|0}}1か月||{{display none|ファイターズ/}}阪神、南海、広島、'''日本ハム'''、西武
|-
|{{display none|くどう/}}style="background:#ffb;"|[[工藤公康]]{{sup|{{dagger}}}}||左||224||{{Sort|0|－}}||2004年8月17日||41歳{{display none|0}}3か月||{{display none|ジャイアンツ/}}{{display none|ジャイアンツ/}}西武、ダイエー、'''巨人'''、横浜、西武
|-
|{{display none|くろだ/}}style="background:#ffb;"|[[黒田博樹]]{{sup|{{dagger}}}}||右||203<br />(日124/米79)||{{Sort|0|－}}||2016年7月23日||41歳{{display none|0}}5か月||{{display none|カープ/}}{{display none|カープ/}}広島、[[ロサンゼルス・ドジャース|LAD]]、[[ニューヨーク・ヤンキース|NYY]]、'''広島'''
|-
|{{display none|こやま/}}style="background:#ffb;"|[[小山正明]]{{sup|{{dagger}}}}||右||320||{{Sort|0|－}}||1964年8月13日||30歳{{display none|0}}0か月||{{display none|マリーンズ/}}阪神、'''東京'''（ロッテ）、大洋
|-
|{{display none|ささき/}}style="background:#ffb;"|[[佐々木主浩]]{{sup|{{dagger}}}}||右||{{Sort|0|－}}||381<br/>(日252/米129)||2000年7月16日||32歳{{display none|0}}4か月||{{display none|メジャー/}}大洋（横浜）、'''[[シアトル・マリナーズ|SEA]]'''、横浜
|-
|{{display none|すずき けいし/}}style="background:#ffb;"|[[鈴木啓示]]{{sup|{{dagger}}}}||左||317||{{Sort|0|{{Sort|0|－}}}}||1977年4月26日||29歳{{display none|0}}6か月||{{display none|バファローズ1/}}'''近鉄'''
|-
|{{display none|たかつ/}}style="background:#ffb;"|[[高津臣吾]]{{sup|{{dagger}}}}||右|||{{Sort|0|－}}||313<br />(日286/米27)||2003年8月16日||34歳{{display none|0}}8か月||{{display none|スワローズ/}}ヤクルト、[[シカゴ・ホワイトソックス|CWS]]、[[ニューヨーク・メッツ|NYM]]、'''ヤクルト'''
|-
|{{display none|のも/}}style="background:#ffb;"|[[野茂英雄]]{{sup|{{dagger}}}}||右||201<br />(日78/米123)||{{Sort|0|－}}||2005年6月15日||36歳{{display none|0}}9か月||{{display none|メジャー/}}近鉄、[[ロサンゼルス・ドジャース|LAD]]、[[ニューヨーク・メッツ|NYM]]、[[ミルウォーキー・ブルワーズ|MIL]]、<br/>[[デトロイト・タイガース|DET]]、[[ボストン・レッドソックス|BOS]]、LAD、'''[[タンパベイ・レイズ|TB]]'''、[[カンザスシティ・ロイヤルズ|KC]]
|-
|{{display none|ひがしお/}}style="background:#ffb;"|[[東尾修]]{{sup|{{dagger}}}}||右||251||{{Sort|0|－}}||1984年9月15日||34歳{{display none|0}}3か月||{{display none|ライオンズ/}}西鉄（太平洋、クラウン、'''西武'''）
|-
|{{display none|ひらの/}}style="background-color: #CCFFBB;"|[[平野佳寿]]{{double-dagger}} ||右|||{{Sort|0|－}}||250<br />(日242/米8)||2023年10月2日||39歳{{display none|0}}6か月||{{display none|バファローズ/}}オリックス、[[アリゾナ・ダイヤモンドバックス|AZ]]、[[シアトル・マリナーズ|SEA]]、'''オリックス'''
|-
|{{display none|ひらまつ/}}style="background:#ffb;"|[[平松政次]]{{sup|{{dagger}}}}||右||201||{{Sort|0|－}}||1983年10月21日||36歳{{display none|0}}1か月||{{display none|ベイスターズ/}}'''大洋'''
|-
|{{display none|やまだ/}}style="background:#ffb;"|[[山田久志]]{{sup|{{dagger}}}}||右||284||{{Sort|0|－}}||1982年4月29日||33歳{{display none|0}}9か月||{{display none|バファローズ/}}'''阪急'''
|-
|{{display none|やまもと まさひろ/}}style="background:#ffb;"|山本昌広<br/>（[[山本昌]]）{{sup|{{dagger}}}}||左||219||{{Sort|0|－}}||2008年8月4日||42歳11か月||{{display none|ドラゴンズ/}}'''中日'''
|-
|{{display none|よねだ/}}style="background:#ffb;"|[[米田哲也]]{{sup|{{dagger}}}}||右||350||{{Sort|0|－}}||1966年8月14日||28歳{{display none|0}}5か月||{{display none|バファローズ/}}'''阪急'''、阪神、近鉄
|}

=== 野手 ===
* 資格：通算2000安打以上
{|class="wikitable sortable" style="text-align:left;"
!選手名||打!!安打数!!達成日!!達成時年齢!!所属球団
|-
|{{display none|あおき/}}style="background-color: #CCFFBB;"|[[青木宣親]]{{double-dagger}}||左||2703<br />(日1929/米774)||2017年6月11日||35歳{{display none|0}}5か月||{{display none|メジャー/}}ヤクルト、[[ミルウォーキー・ブルワーズ|MIL]]、[[カンザスシティ・ロイヤルズ|KC]]、[[サンフランシスコ・ジャイアンツ|SF]]、[[シアトル・マリナーズ|SEA]]、<br/>'''[[ヒューストン・アストロズ|HOU]]'''、[[トロント・ブルージェイズ|TOR]]、[[ニューヨーク・メッツ|NYM]]、ヤクルト
|-
|{{display none|あきやま/}}style="background:#ffb;"|[[秋山幸二]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2157||2000年8月18日||38歳{{display none|0}}4か月||{{display none|ホークス/}}西武、'''ダイエー'''
|-
|{{display none|あべ/}}[[阿部慎之助]]||左||2132||2017年8月13日||38歳{{display none|0}}4か月||{{display none|ジャイアンツ/}}'''巨人'''
|-
|{{display none|あらい たかひろ/}}[[新井貴浩]]||右||2203||2016年4月26日||39歳{{display none|0}}2か月||{{display none|カープ/}}広島、阪神、'''広島'''
|-
|{{display none|あらい ひろまさ/}}[[新井宏昌]]||左||2038||1992年7月8日||40歳{{display none|0}}2か月||{{display none|バファローズ1/}}南海、'''近鉄'''
|-
|{{display none|あらき/}}[[荒木雅博]]||右{{Efn2|name="switch"|両打登録の経験あり。}}||2045||2017年6月3日||39歳{{display none|0}}8か月||{{display none|ドラゴンズ/}}'''中日'''
|-
|{{display none|ありとう/}}[[有藤通世]]||右||2057||1985年{{display none|0}}7月11日||38歳{{display none|0}}6か月||{{display none|マリーンズ/}}'''ロッテ'''
|-
|{{display none|いぐち/}}[[井口資仁]]||右||2254<br />(日1760/米494)||2013年7月26日||38歳{{display none|0}}7か月||{{display none|マリーンズ/}}ダイエー、[[シカゴ・ホワイトソックス|CWS]]、[[フィラデルフィア・フィリーズ|PHI]]、[[サンディエゴ・パドレス|SD]]、<br/>PHI、'''ロッテ'''
|-
|{{display none|いしい/}}[[石井琢朗]]||左||2432{{Efn2|うち3安打は投手時代の登板時に打席に立った時のもの。}}||2006年5月11日||35歳{{display none|0}}8か月||{{display none|ベイスターズ/}}大洋（'''横浜'''）、広島
|-
|{{display none|いなば/}}[[稲葉篤紀]]||左||2167||2012年4月28日||39歳{{display none|0}}8か月||{{display none|ファイターズ/}}ヤクルト、'''日本ハム'''
|-
|{{display none|うちかわ/}}[[内川聖一]]||右||2186||2018年5月9日||35歳{{display none|0}}9か月||{{display none|ホークス/}}横浜、'''ソフトバンク'''、ヤクルト
|-
|{{display none|おう/}}style="background:#ffb;"|[[王貞治]]{{sup|{{dagger}}}}||左||2786||1974年8月4日||34歳{{display none|0}}2か月||{{display none|ジャイアンツ/}}'''巨人'''
|-
|{{display none|おおしま ようへい/}}style="background-color: #CCFFBB;"|[[大島洋平]]{{double-dagger}}||左||2021||2023年8月26日||37歳{{display none|0}}9か月||{{display none|ドラゴンズ/}}'''中日'''
|-
|{{display none|おがさわら/}}[[小笠原道大]]||左||2120||2011年5月5日||37歳{{display none|0}}6か月||{{display none|ジャイアンツ/}}日本ハム、'''巨人'''、中日
|-
|{{display none|かとう/}}[[加藤秀司]]||左||2055||1987年5月7日||38歳11か月||{{display none|ホークス/}}阪急、広島、近鉄、巨人、'''南海'''
|-
|{{display none|かねもと/}}style="background:#ffb;"|[[金本知憲]]{{sup|{{dagger}}}}||左||2539||2008年4月12日||40歳{{display none|0}}0か月||{{display none|タイガース/}}広島、'''阪神'''
|-
|{{display none|きよはら/}}[[清原和博]]||右||2122||2004年6月4日||36歳{{display none|0}}9か月||{{display none|ジャイアンツ/}}西武、'''巨人'''、オリックス
|-
|{{display none|くりやま/}}style="background-color: #CCFFBB;"|[[栗山巧]]{{double-dagger}}||左||2120||2021年9月4日||38歳{{display none|0}}0か月||{{display none|ライオンズ/}}'''西武'''
|-
|{{display none|こくぼ/}}[[小久保裕紀]]||右||2041||2012年6月24日||40歳{{display none|0}}8か月||{{display none|ホークス/}}ダイエー、巨人、'''ソフトバンク'''
|-
|{{display none|こまだ/}}[[駒田徳広]]||左||2006||2000年9月6日||37歳11か月||{{display none|ベイスターズ/}}巨人、'''横浜'''
|-
|'''{{display none|さかもと/}}style="background-color: #CCFFBB;"|[[坂本勇人]]{{double-dagger}}||右||2321||2020年11月8日||31歳10か月||{{display none|ジャイアンツ/}}'''巨人'''
|-
|{{display none|しばた/}}[[柴田勲]]||両||2018||1980年8月7日||36歳{{display none|0}}5か月||{{display none|ジャイアンツ/}}'''巨人'''
|-
|{{display none|すずき いちろう/}}[[イチロー|鈴木一朗<br />（イチロー）]]||左||4367<br/>(日1278/米3089)||2004年5月21日||30歳{{display none|0}}6か月||{{display none|メジャー/}}オリックス、'''[[シアトル・マリナーズ|SEA]]'''、[[ニューヨーク・ヤンキース|NYY]]、[[マイアミ・マーリンズ|MIA]]、SEA
|-
|{{display none|たつなみ/}}style="background:#ffb;"|[[立浪和義]]{{sup|{{dagger}}}}||左||2480||2003年7月5日||33歳10か月||{{display none|ドラゴンズ/}}'''中日'''
|-
|{{display none|たなか/}}[[田中幸雄 (内野手)|田中幸雄]]||右||2012||2007年5月17日||39歳{{display none|0}}5か月||{{display none|ファイターズ/}}'''日本ハム'''
|-
|{{display none|たにしげ/}}style="background:#ffb;"|[[谷繁元信]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2108||2013年5月6日||42歳{{display none|0}}5か月||{{display none|ドラゴンズ/}}大洋（横浜）、'''中日'''
|-
|{{display none|どい/}}[[土井正博]]||右||2452||1977年7月5日||33歳{{display none|0}}6か月||{{display none|ライオンズ/}}近鉄、太平洋（'''クラウン'''、西武）
|-
|{{display none|とりたに/}}[[鳥谷敬]]||左||2099||2017年9月8日||36歳{{display none|0}}2か月||{{display none|タイガース/}}'''阪神'''、ロッテ
|-
|{{display none|ながしま/}}style="background:#ffb;"|[[長嶋茂雄]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2471||1971年5月25日||35歳{{display none|0}}3か月||{{display none|ジャイアンツ/}}'''巨人'''
|-
|{{display none|なかむら/}}[[中村紀洋]]||右||2106<br />(日2101/米5)||2013年5月1日||39歳{{display none|0}}9か月||{{display none|ベイスターズ/}}近鉄、[[ロサンゼルス・ドジャース|LAD]]、オリックス、中日、<br/>楽天、'''DeNA'''
|-
|{{display none|のむら けんじろう/}}[[野村謙二郎]]||左{{Efn2|name="switch"}}||2020||2005年6月23日||38歳{{display none|0}}9か月||{{display none|カープ/}}'''広島'''
|-
|{{display none|はりもと/}}style="background:#ffb;"|[[張本勲]]{{sup|{{dagger}}}}||左||3085||1972年8月19日||32歳{{display none|0}}2か月||{{display none|ファイターズ/}}'''東映'''（日拓、日本ハム）、巨人、ロッテ
|-
|{{display none|ひろせ/}}style="background:#ffb;"|[[広瀬叔功]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2157||1972年7月1日||35歳10か月||{{display none|ホークス/}}'''南海'''
|-
|{{display none|ふくうら/}}[[福浦和也]]||左||2000||2018年9月22日||42歳{{display none|0}}9か月||{{display none|マリーンズ/}}'''ロッテ'''
|-
|{{display none|ふくどめ/}}[[福留孝介]]||左||2450<br />(日1952/米498)||2016年6月25日||39歳{{display none|0}}1か月||{{display none|タイガース/}}中日、[[シカゴ・カブス|CHC]]、[[クリーブランド・ガーディアンズ|CLE]]、[[シカゴ・ホワイトソックス|CWS]]、'''阪神'''、中日
|-
|{{display none|ふくもと/}}style="background:#ffb;"|[[福本豊]]{{sup|{{dagger}}}}||左||2543||1983年9月{{display none|0}}1日||35歳{{display none|0}}9か月||{{display none|バファローズ/}}'''阪急'''
|-
|{{display none|ふじた/}}[[藤田平]]||左||2064||1983年5月3日||35歳{{display none|0}}6か月||{{display none|タイガース/}}'''阪神'''
|-
|{{display none|ふるた/}}style="background:#ffb;"|[[古田敦也]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2097||2005年4月24日||39歳{{display none|0}}8か月||{{display none|スワローズ/}}'''ヤクルト'''
|-
|{{display none|まえだ/}}[[前田智徳]]||左||2119||2007年9月1日||36歳{{display none|0}}2か月||{{display none|カープ/}}'''広島'''
|-
|{{display none|まつい かずお/}}[[松井稼頭央]]||両||2705<br />(日2090/米615)||2009年8月15日||33歳{{display none|0}}9か月||{{display none|メジャー/}}西武、[[ニューヨーク・メッツ|NYM]]、[[コロラド・ロッキーズ|COL]]、'''[[ヒューストン・アストロズ|HOU]]'''、楽天、西武
|-
|{{display none|まつい ひでき/}}style="background:#ffb;"|[[松井秀喜]]{{sup|{{dagger}}}}||左||2643<br />(日1390/米1253)||2007年5月{{display none|0}}6日||32歳10か月||{{display none|メジャー/}}巨人、'''[[ニューヨーク・ヤンキース|NYY]]'''、[[ロサンゼルス・エンゼルス|LAA]]、[[オークランド・アスレチックス|OAK]]、[[タンパベイ・レイズ|TB]]
|-
|{{display none|まつばら/}}[[松原誠]]||右||2095||1980年4月23日||36歳{{display none|0}}3か月||{{display none|ベイスターズ/}}'''大洋'''、巨人
|-
|{{display none|みやもと/}}[[宮本慎也]]||右||2133||2012年5月4日||41歳{{display none|0}}5か月||{{display none|スワローズ/}}'''ヤクルト'''
|-
|{{display none|やまざき/}}[[山崎裕之]]||右||2081||1983年9月18日||36歳{{display none|0}}8か月||{{display none|ライオンズ/}}東京（ロッテ）、'''西武'''
|-
|{{display none|やまもと こうじ/}}style="background:#ffb;"|[[山本浩二]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2339||1984年5月5日||37歳{{display none|0}}6か月||{{display none|カープ/}}'''広島'''
|-
|{{display none|らみれす あれつくす/}}style="background:#ffb;"|[[アレックス・ラミレス|A・ラミレス]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2017{{Efn2|日本球界に入団する以前にMLBで86安打を記録。}}||2013年4月6日||38歳{{display none|0}}6か月||{{display none|ベイスターズ/}}ヤクルト、巨人、'''DeNA'''
|-
|{{display none|わかまつ/}}style="background:#ffb;"|[[若松勉]]{{sup|{{dagger}}}}||左||2173||1985年10月9日||38歳{{display none|0}}5か月||{{display none|スワローズ/}}'''ヤクルト'''
|-
|{{display none|わだ/}}[[和田一浩]]||右||2050||2015年6月11日||42歳11か月||{{display none|ドラゴンズ/}}{{display none|ドラゴンズ/}}西武、'''中日'''
|}

===特例入会===
上記の記録案件を満たしていなかった場合でも、「名球会の入会規定に相当する記録保持者」として特に理事会からの推薦を受け、かつ会員の4分の3以上の賛成があれば、特例で入会が認められる制度が[[2019年]]に設けられた。
====投手====
{|class="wikitable sortable" style="text-align:left;"
!選手名
!投
!勝利数
!セーブ数 !!入会認定日!!入会時年齢!!（最終）所属球団
|-
||{{display none|うえはら/}}[[上原浩治]]
|右
|134<br/>(日112/米22)
|128<br/>(日33/米95)
|2022年12月9日||47||巨人<ref>[https://web.archive.org/web/20221209143453/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221209/k10013918851000.html 上原浩治さんと藤川球児さん 特例で名球会入り プロ野球]（NHK）</ref>
|-
|{{display none|ふしかわ/}}[[藤川球児]]
|右
|61<br/>(日60/米1)
|245<br/>(日243/米2)
|2022年12月9日||42||阪神<ref>[https://hochi.news/articles/20221209-OHT1T51250.html?page=1 藤川球児氏、上原浩治氏と特例枠で名球会「一緒に入れて誇らしい」阪神で現役終えた選手では村山実さん以来]（スポーツ報知）</ref>
|-
|}

== 名誉会員 ==
会員のまま物故した会員は「名誉会員」となる。
{|class="wikitable sortable" style="text-align:left;"
!選手名||投打!!安打数!!勝数!!達成日!!達成時年齢!!所属球団!!備考
|-
|{{display none|いなお/}}style="background:#ffb;"|[[稲尾和久]]{{sup|{{dagger}}}}||右||{{Sort|0|－}}||276||1962年8月25日||25歳{{display none|0}}2か月||{{display none|ライオンズ/}}'''西鉄'''||2007年11月13日死去（70歳没）
|-
|{{display none|えとう/}}style="background:#ffb;"|[[江藤慎一]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2057||{{Sort|0|－}}||1975年9月6日||37歳11か月||{{display none|ライオンズ/}}中日、ロッテ、大洋、'''太平洋'''、ロッテ||2008年2月28日死去（70歳没）
|-
|{{display none|おおしま やすのり/}}[[大島康徳]]||右||2204||{{Sort|0|－}}||1990年8月21日||39歳10か月||{{display none|ファイターズ/}}中日、'''日本ハム'''||2021年6月30日死去（70歳没）
|-
| {{display none|おおすぎ/}}style="background:#ffb;"|[[大杉勝男]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2228||{{Sort|0|－}}||1981年7月24日||36歳4か月||{{display none|スワローズ/}}東映（日拓、日本ハム）、'''ヤクルト'''||1992年4月30日死去（47歳没）
|-
|{{display none|かじもと/}}style="background:#ffb;"|[[梶本隆夫]]{{sup|{{dagger}}}}||左||{{Sort|0|－}}||254||1967年6月6日||32歳{{display none|0}}1か月||{{display none|バファローズ/}}'''阪急'''||2006年9月23日死去（71歳没）
|-
|{{display none|かどた/}}style="background:#ffb;"|[[門田博光]]{{sup|{{dagger}}}}||左||2566||{{Sort|0|－}}||1987年8月26日||39歳{{display none|0}}6か月||{{display none|ホークス/}}'''南海'''、オリックス、ダイエー||2023年1月24日死去（74歳没）
|-
|{{display none|きたべっぷ/}}style="background:#ffb;"|[[北別府学]]{{sup|{{dagger}}}}||右||{{Sort|0|－}}||213||1992年7月16日||35歳{{display none|0}}0か月||{{display none|カープ/}}'''広島'''||2023年6月16日死去（65歳没）
|-
|{{display none|きぬがさ/}}style="background:#ffb;"|[[衣笠祥雄]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2543||{{Sort|0|－}}||1983年8月9日||36歳{{display none|0}}6か月||{{display none|カープ/}}'''広島'''||2018年4月23日死去（71歳没）
|-
|{{display none|たかぎ/}}style="background:#ffb;"|[[高木守道]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2274||{{Sort|0|－}}||1978年4月5日||36歳{{display none|0}}8か月||{{display none|ドラゴンズ/}}'''中日'''||2020年1月17日死去（78歳没）
|-
|{{display none|のむら かつや/}}style="background:#ffb;"|[[野村克也]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2901||{{Sort|0|－}}||1970年10月18日||35歳{{display none|0}}3か月||{{display none|ホークス/}}'''南海'''、ロッテ、西武||2020年2月11日死去（84歳没）
|-
|{{display none|みながわ/}}style="background:#ffb;"|[[皆川睦雄]]{{sup|{{dagger}}}}||右||{{Sort|0|－}}||221||1968年10月6日||33歳{{display none|0}}3か月||{{display none|ホークス/}}'''南海'''||2005年2月6日死去（69歳没）
|-
|{{display none|むらた/}}style="background:#ffb;"|[[村田兆治]]{{sup|{{dagger}}}}||右||{{Sort|0|－}}||215||1989年5月13日||39歳{{display none|0}}5か月||{{display none|マリーンズ/}}東京（'''ロッテ'''）|| 2022年11月11日死去（72歳没）
|-
|{{display none|むらやま/}}style="background:#ffb;"|[[村山実]]{{sup|{{dagger}}}}||右||{{Sort|0|－}}||222||1970年7月7日||33歳{{display none|0}}6か月||{{display none|タイガース/}}'''阪神'''||1998年8月22日死去（61歳没）
|-
|{{display none|やまうち/}}style="background:#ffb;"|[[山内一弘]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2271||{{Sort|0|－}}||1967年10月14日||35歳{{display none|0}}5か月||{{display none|タイガース/}}毎日（大毎）、'''阪神'''、広島||2009年2月2日死去（76歳没）
|}

==退会者==
金田と谷沢は2010年の一般社団法人移行時に参加せずにしばらくして退会扱い。堀内は一部会員との確執の末、自主的に退会した。榎本は初期メンバーであったが、その後の活動にもほとんど参加しなかったために除籍扱いとなった。

江夏は自身の不祥事の結果、しばらくの間は退会扱いだったが、現在は会員として復帰している。また野村もヤクルト監督就任以降はほとんど活動に参加せずに、2000年代後半に一時期メンバーから名前が消えていたが、のちに復活し、死去後も名誉会員として扱われている。
* 投手
{|class="wikitable sortable" style="text-align:left;"
!選手名||投!!勝数!!セーブ数!!達成日!!達成時年齢!!所属球団!!備考
|-
|{{display none|かねだ/}}style="background:#ffb;"|[[金田正一]]{{sup|{{dagger}}}}||左||400||{{Sort|0|－}}||1958年6月6日||24歳10か月||{{display none|スワローズ/}}'''国鉄'''、巨人||2019年10月6日死去（86歳没）
|-
|{{display none|ほりうち/}}style="background:#ffb;"|[[堀内恒夫]]{{sup|{{dagger}}}}||右||203||{{Sort|0|－}}||1980年6月2日||32歳{{display none|0}}4か月||{{display none|ジャイアンツ/}}'''巨人'''||
|-
|}
* 野手
{|class="wikitable sortable" style="text-align:left;"
!選手名||打!!安打数!!達成日!!達成時年齢!!所属球団!!備考
|-
|{{display none|えのもと/}}style="background:#ffb;"|[[榎本喜八]]{{sup|{{dagger}}}}||左||2314||1968年7月21日||31歳{{display none|0}}7か月||{{display none|マリーンズ/}}毎日（大毎、'''東京'''、ロッテ）、西鉄||2012年3月14日死去（75歳没）
|-
|{{display none|やざわ/}}[[谷沢健一]]||左||2062||1985年10月23日||38歳{{display none|0}}1か月||{{display none|ドラゴンズ/}}'''中日'''||
|-
|}

== 入会資格を有する未入会者 ==
落合は2000安打達成時に入会を辞退。[[アルフォンソ・ソリアーノ]]は2013年に日米通算2000安打を達成し、名球会入会の条件もクリアして入会資格を獲得。またソリアーノ本人も入会に前向きな姿勢を見せた<ref>{{Cite web|和書|date=2013-08-09|url=http://www.sanspo.com/baseball/news/20130809/mlb13080905040000-n1.html|title=ソリアーノ、名球会入り「喜んで」日米2000H|publisher=サンケイスポーツ|accessdate=2013-08-09}}</ref>が、NPBでは通算2安打に留まり、その後にMLBで1998安打を記録したという特殊な記録であったため、入会を認めるかどうかが同年12月の総会で話し合われることになったと報道された<ref>{{Cite news|title=元広島ソリアーノ　日米２０００安打　日本２安打も名球会規定クリア|newspaper=Sponichi Annex|date=2013-08-09|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/09/kiji/K20130809006379910.html|accessdate=2022-08-18}}</ref>。しかし、その後の続報は全くなく、また曖昧となり、現時点では入会は認められていない。なお、[[ダルビッシュ有]]は辞退はしていないが、「入会のセレモニーはもう少し先にする」とコメントしている<ref>{{Cite web |url=https://www.sanspo.com/article/20240522-ISYVGSA2WZIBDBGX76ECAMK3EI/ |title=日米通算２００勝のダルビッシュ有の名球会ブレザー授与式はすぐに行わず　古田理事長が明言 |access-date=2024-07-13 |publisher=サンケイスポーツ |date=2024-5-22}}</ref>。

* 投手（通算200勝または250セーブ以上）
{|class="wikitable sortable" style="text-align:left;"
!選手名||投!!勝数!!セーブ数!!達成日!!達成時年齢!!所属球団
|-
|{{display none|だるびっしゅ/}}style="background:#CCFFBB;"|[[ダルビッシュ有]] {{double-dagger}} ||右||203<br>（日93 / 米110）||{{Sort|0|－}}||2024年5月19日<!--現地時間-->||37歳9か月||日本ハム、[[テキサス・レンジャース|TEX]]、[[ロサンゼルス・ドジャース|LAD]]、[[シカゴ・カブス|CHC]]、'''[[サンディエゴ・パドレス|SD]]'''
|-
|}
* 野手（通算2000安打以上）
{|class="wikitable sortable" style="text-align:left;"
!選手名||打!!安打数!!達成日!!達成時年齢!!所属球団
|-
|{{display none|おちあい/}}style="background:#ffb;"|[[落合博満]]{{sup|{{dagger}}}}||右||2371||1995年4月15日||41歳{{display none|0}}4か月||{{display none|ジャイアンツ/}}ロッテ、中日、'''巨人'''、日本ハム
|-
|{{display none|そりああの/}}[[アルフォンソ・ソリアーノ|A・ソリアーノ]]||右||2097<br/>(日2/米2095)||2013年8月7日||37歳{{display none|0}}7か月||{{display none|メジャー/}}広島、'''[[ニューヨーク・ヤンキース|NYY]]'''他
|-
|}

== その他 ==
2006年、通算1904安打で引退していた[[松永浩美]]が、元プロ野球選手によって開催される[[プロ野球マスターズリーグ]]で96安打を記録し、現役時代との合計安打が2000本となった。当時の名球会・マスターズリーグ双方の規定で、マスターズリーグでの記録がNPB通算記録と合算され、入会資格を得れば「名誉会員」として正会員に準ずる扱いをされると定められており、松永は初の名誉会員として表彰された。しかし、2009年のマスターズリーグ中断や名球会の改組等によりこの規定はうやむやとなり、現在の名球会HPにおける名誉会員の欄は物故者だけになっており、松永は掲載されていない<ref>https://meikyukai.jp/members-honor/</ref>。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist2}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[500本塁打クラブ]]
* [[3000本安打クラブ]]
* [[300勝クラブ]]
* [[3000奪三振クラブ]]
* [[300-300クラブ]]
* [[野球殿堂 (日本)|野球殿堂]]
* [[日本名輪会]]
* [[日本サッカー名蹴会]] - 2010年9月発足。
* [[プロボクシング・世界チャンピオン会]] -2010年5月19日に発足。
* [[THE ALFEE]] - 2005年に単独コンサート開催2000回を記念して名球会よりブレザーが贈呈された。野球選手以外でブレザーが贈呈された初めての例。
* [[つば九郎]] - 2022年8月に主催試合2000試合出場を記念して名球会よりブレザーが贈呈された。

== 外部リンク ==
* [https://meikyukai.jp/ 日本プロ野球名球会]
* [https://npb.jp/bis/history/ltp_w.html 通算勝利記録] - NPB.jp 日本野球機構
* [https://npb.jp/bis/history/ltp_sv.html 通算セーブ記録] - NPB.jp 日本野球機構
* [https://npb.jp/bis/history/ltb_h.html 通算安打記録] - NPB.jp 日本野球機構
* {{Twitter|meikyukai_nihon}}
* {{Facebook|meikyukai}}
* {{Instagram|meikyukai}}
* {{YouTube|channel=UC9ycDcfxt5ge3hUFfnqnQ9Q|日本プロ野球名球会チャンネル}}

{{日本プロ野球}}
{{名球会}}
{{DEFAULTSORT:につほんふろやきゆうめいきゆうかい}}
[[Category:名球会|*]]
[[Category:日本の野球組織]]
[[Category:一般社団法人 (スポーツ関係)]]
[[Category:東京都中央区の一般社団法人]]
[[Category:1978年設立の組織]]