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[[オリコン]]をはじめとする表記上、「Oh! Yeah!」と「[[ラブ・ストーリーは突然に]]」の両A面シングルとされているが、発売前は「Oh! Yeah!」の単独A面であった。「ラブ・ストーリーは突然に」をメインにして売り出したいという[[BMG JAPAN|ファンハウス]]側の意向に対し、小田自身は「Oh! Yeah!」をメイン曲(1曲目)とすることを強く希望していた。この折衷案として、両A面シングル扱いとなった。 |
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⚫ | 「Oh! Yeah!」は、[[第一生命保険|第一生命]]のCMソングであり、「[[ラブ・ストーリーは突然に]]」は、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系テレビドラマ『[[東京ラブストーリー]]』の[[主題歌]]として話題を呼び、一週目74万枚という驚異的な初動で1位を獲得。270万枚<ref>[http://web.archive.org/web/20010617064412/www.arcstarmusic.com/artists/Oda_Kazumasa/default.asp 小田和正 - アーティストページ - J-POP 追いかけネット]([[インターネット・アーカイブ]]のキャッシュ)</ref><ref>[http://web.archive.org/web/20011121184503/www.bmgjapan.com/funhouse/home/artist/oda/best_a.htm BMG WEB SITE FUN HOUSE](インターネット・アーカイブのキャッシュ)</ref>を売り上げて、日本のシングルCD史上最高(当時)のヒット作となった。1991年のオリコン年間シングル売上ランキングでも1位を獲得した。 |
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[[BMG JAPAN|ファンハウス]]側の『ラブ・ストーリーは突然に』をメインにして売り出したいというもくろみに反して、『Oh! Yeah!』をメイン曲(1曲目)とすることは小田自身が強く希望していた。この折衷案として、両A面シングル扱いとなったものである。 |
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CD(8cmCD)のジャケットは、白を背景に、黒いタキシード姿の小田が、つま先立ちで背中を大きく反らせ叫んでいるブレた写真が使われ、そこに大きな赤い文字で曲名が入っているデザインとなっている。反対面も全く同じデザインで、曲名の文字だけが違っている。このような仕様にも斬新さがあった。 |
CD(8cmCD)のジャケットは、白を背景に、黒いタキシード姿の小田が、つま先立ちで背中を大きく反らせ叫んでいるブレた写真が使われ、そこに大きな赤い文字で曲名が入っているデザインとなっている。反対面も全く同じデザインで、曲名の文字だけが違っている。このような仕様にも斬新さがあった。 |
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また、このシングルの大ヒットを受けて、同年『[[Oh! Yeah! (アルバム)|Oh! Yeah!]]』という同名の[[ベストアルバム]]を発表。こちらも[[ミリオンセラー]]となり、[[小田和正]]のヒットメーカーとしての知名度が確立された。 |
また、このシングルの大ヒットを受けて、同年『[[Oh! Yeah! (小田和正のアルバム)|Oh! Yeah!]]』という同名の[[ベスト・アルバム]]を発表。こちらも[[ミリオンセラー]]となり、[[小田和正]]のヒットメーカーとしての知名度が確立された。 |
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収録曲両曲ともに、オリジナルアルバム未収録曲であり、ベストアルバムに数回収録されている。 |
収録曲両曲ともに、オリジナルアルバム未収録曲であり、ベストアルバムに数回収録されている。 |
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このアルバムのテレビCMは、曲 |
このアルバムのテレビCMは、曲「Oh! Yeah!」が流れる中で、画面に背中をむけた若い女性の肩に、小田が向こう側から抱きつくように腕を回してきて、カメラに向かってウィンクするというもので、小田和正がこのような形で露出したことが大変話題になった。 |
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曲 |
曲「Oh! Yeah!」の歌詞は、小田作品に稀な非常にセクシーな内容であり、「[[ラブ・ストーリーは突然に]]」もドラマ『[[東京ラブストーリー]]』のタイトルバックで何組もの男女のキスシーンをシルエットに流されており、このシングル全体にセクシーなイメージができ上がっていた中で、ベストアルバムを発売し、そのCMで「大人の小田和正」をアピールしたことは成功であった。「清廉な王子様」というイメージで見続けていた往年のファンにはショックを与えたが、それも十分予想しての作戦であったと言え、小田の活動歴の中でも大きな転機となったことは事実である。1人の働く男性として、この頃が一番脂の乗った時期であったことも伺える(当時43歳)。 |
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小田は、後にこの作品のヒットについて振り返り、「当時でも自分は十分オジさんだと思っていた。そんな歳になって、まさかあんなに大きなプレゼントを貰えるとは思ってもいなかった」と語っている。 |
小田は、後にこの作品のヒットについて振り返り、「当時でも自分は十分オジさんだと思っていた。そんな歳になって、まさかあんなに大きなプレゼントを貰えるとは思ってもいなかった」と語っている。 |
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2009年9月25日 (金) 00:18時点における版
「Oh! Yeah! / ラブ・ストーリーは突然に」 | ||||
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小田和正 の シングル | ||||
初出アルバム『Oh! Yeah!』 | ||||
リリース | ||||
規格 | 8cmシングル | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | Little Tokyo/ファンハウス | |||
作詞・作曲 | 小田和正 | |||
プロデュース | 小田和正 | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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小田和正 シングル 年表 | ||||
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『Oh! Yeah!』(オー!・イェー!)は、1991年2月6日に発売された小田和正の通算6作目のシングル。「ラブ・ストーリーは突然に」と両A面の扱いとなっている。発売元はファンハウス。
解説
オリコンをはじめとする表記上、「Oh! Yeah!」と「ラブ・ストーリーは突然に」の両A面シングルとされているが、発売前は「Oh! Yeah!」の単独A面であった。「ラブ・ストーリーは突然に」をメインにして売り出したいというファンハウス側の意向に対し、小田自身は「Oh! Yeah!」をメイン曲(1曲目)とすることを強く希望していた。この折衷案として、両A面シングル扱いとなった。
「Oh! Yeah!」は、第一生命のCMソングであり、「ラブ・ストーリーは突然に」は、フジテレビ系テレビドラマ『東京ラブストーリー』の主題歌として話題を呼び、一週目74万枚という驚異的な初動で1位を獲得。270万枚[1][2]を売り上げて、日本のシングルCD史上最高(当時)のヒット作となった。1991年のオリコン年間シングル売上ランキングでも1位を獲得した。
「Oh! Yeah!」の プロモーションビデオの一部は第一生命のCM映像にも使われた。
CD(8cmCD)のジャケットは、白を背景に、黒いタキシード姿の小田が、つま先立ちで背中を大きく反らせ叫んでいるブレた写真が使われ、そこに大きな赤い文字で曲名が入っているデザインとなっている。反対面も全く同じデザインで、曲名の文字だけが違っている。このような仕様にも斬新さがあった。
また、このシングルの大ヒットを受けて、同年『Oh! Yeah!』という同名のベスト・アルバムを発表。こちらもミリオンセラーとなり、小田和正のヒットメーカーとしての知名度が確立された。
収録曲両曲ともに、オリジナルアルバム未収録曲であり、ベストアルバムに数回収録されている。
このアルバムのテレビCMは、曲「Oh! Yeah!」が流れる中で、画面に背中をむけた若い女性の肩に、小田が向こう側から抱きつくように腕を回してきて、カメラに向かってウィンクするというもので、小田和正がこのような形で露出したことが大変話題になった。
曲「Oh! Yeah!」の歌詞は、小田作品に稀な非常にセクシーな内容であり、「ラブ・ストーリーは突然に」もドラマ『東京ラブストーリー』のタイトルバックで何組もの男女のキスシーンをシルエットに流されており、このシングル全体にセクシーなイメージができ上がっていた中で、ベストアルバムを発売し、そのCMで「大人の小田和正」をアピールしたことは成功であった。「清廉な王子様」というイメージで見続けていた往年のファンにはショックを与えたが、それも十分予想しての作戦であったと言え、小田の活動歴の中でも大きな転機となったことは事実である。1人の働く男性として、この頃が一番脂の乗った時期であったことも伺える(当時43歳)。
小田は、後にこの作品のヒットについて振り返り、「当時でも自分は十分オジさんだと思っていた。そんな歳になって、まさかあんなに大きなプレゼントを貰えるとは思ってもいなかった」と語っている。
収録曲
- Oh! Yeah! [4:50]
- ラブ・ストーリーは突然に [4:55]
楽曲の概要については、ラブ・ストーリーは突然にを参照。
- 作詞・作曲・編曲:小田和正(#1,2)
脚注
- ^ 小田和正 - アーティストページ - J-POP 追いかけネット(インターネット・アーカイブのキャッシュ)
- ^ BMG WEB SITE FUN HOUSE(インターネット・アーカイブのキャッシュ)
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オリコン週間シングルチャート第1位 1991年2月18日付〜1991年4月1日付(7週連続) |
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前作: KAN 『愛は勝つ』 |
小田和正 『Oh! Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に』 |
次作: B'z 『LADY NAVIGATION』 |
このOriconChartテンプレートは廃止されました(議論先)。代わりにCategory:オリコンチャートのテンプレート内のテンプレートを使用してください。 |
オリコン月間シングルチャート第1位 1991年2月度〜1991年3月度(2ヶ月連続) |
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前月: KAN 『愛は勝つ』 |
小田和正 『Oh! Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に』 |
次月: B'z 『LADY NAVIGATION』 |
このOriconChartテンプレートは廃止されました(議論先)。代わりにCategory:オリコンチャートのテンプレート内のテンプレートを使用してください。 |
オリコン年間シングルチャート第1位 1991年度 |
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前年: B.B.クイーンズ 『おどるポンポコリン』 |
小田和正 『Oh! Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に』 |
次年: 米米CLUB 『君がいるだけで/愛してる』 |