「佐賀インドネシアドリームズ」の版間の差分
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球団は、野中寿人らが中心に設立した「NEOアジアプロ野球機構」の傘下団体という位置づけである<ref name="tsp231119">{{Cite news|url=https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/283302|title=〝東南アジアの大谷翔平〟は誕生するか? 独立リーグ・佐賀の挑戦|newspaper=[[東京スポーツ]]|date=2023-11-19|accessdate=2023-11-19}}</ref>。球団はインドネシアとの関係を生かした産業活動の仲介(スポーツ関連事業や水産業)を事業としておこない、そこからも資金を得る方針と報じられている<ref name="tsp231119"/>。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2024年3月9日 (土) 02:37時点における版
佐賀インドネシアドリームズ | |
---|---|
SAGA INDONESIA DREAMS | |
会社名 | NEO ASIA JAPAN株式会社 |
創設 | 2023年 |
所属リーグ | |
九州アジアリーグ | |
歴代チーム名 | |
本拠地 | |
武雄市民球場(ひぜしんスタジアム) 嬉野総合運動公園野球場(みゆき球場) | |
佐賀県武雄市、嬉野市 | |
獲得タイトル | |
成績(タイトル以外) | |
球団組織 | |
オーナー | 福原佑二 |
GM | 山下翔一 |
監督 | 香月良仁 |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒840-0842 佐賀県佐賀市多布施4丁目1番45号 |
設立 | 2023年6月28日 |
法人番号 | 3300001013356 |
代表者 | 福原佑二 |
外部リンク | https://neo-asia-japan.jp/Company-info |
佐賀インドネシアドリームズ(さがインドネシアドリームズ[注釈 1]、Saga Indonesia Dreams)は、佐賀県を拠点とする日本の独立リーグのプロ野球球団。九州アジアリーグ(ヤマエグループ 九州アジアリーグ)に準加盟し、2024年より一部の公式戦に参加する予定である。
概要
野球インドネシア代表メンバーを中心に、スリランカやフィリピン出身も含めた選手計5か国で構成される[2]。選手たちはそれまでの本業をやめてプロ選手として参加する[3]。
武雄市のひぜしんスタジアム[注釈 2]と嬉野市のみゆき球場を本拠地にする[5]。
2023年4月の発足記者会見時点では、球団社長の福原佑二のほかに、元千葉ロッテマリーンズ選手の香月良仁(佐賀県に隣接する福岡県久留米市出身)やペライチ会長の山下翔一、インドネシア代表やスリランカ代表で監督を務めた野中寿人らが共同代表を務めている[6][注釈 3]。同年11月に、香月は監督を、山下はGMを、それぞれ務めることが明らかにされた[5][8]。インドネシア本国では国営放送で球団の話題が取り上げられたという[3]。
前記の通り2024年は準加盟球団の扱いで、2025年の正式加盟を目指している[9]。
2024年の活動
2023年9月時点では、2024年は準加盟球団として一部の公式戦(報道では「24試合」または「約30試合」)に参加するとしていた[2][9][8]。
2024年2月9日に発表されたリーグの公式戦日程では、加盟4球団との間で1カード当たりホーム・ビジター各2試合ずつの合計4試合(総計16試合)を実施する予定(このほかに予備日が各カードで2試合ずつ設定されており、公式戦を予定通り消化した場合には練習試合を実施)[10]。公式戦ホームゲーム開催球場は、ひぜしんスタジアムが4試合、嬉野総合運動公園が2試合、未定が2試合だった[10]。しかし、3月7日に発表された修正版の日程では、対大分B-リングス戦のホームとビジターの日程が入れ替えられ、当初嬉野とされていた佐賀ホームの2試合(および予備日程)の球場は未定となった[11]。なお、公式戦での佐賀所属選手の記録は、個人成績の表彰対象外である[12]。
沿革
2023年
- 4月21日 - 球団関係者が熊本市で記者会見を開き、2024年からのリーグ戦参加を表明[6]。この時点では球団名は未決定だった[13]。
- 9月27日 - 九州アジアリーグが準加盟を承認し、2024年に一部公式戦への参加を認めることを発表した[2][9]。
- 11月2日 - 球団名を発表するとともに、武雄市・嬉野市をホームタウンとする協定を両市との間で調印した[5]。また山下翔一がGMを、香月良仁が監督を務めることも明らかにされた[5][8]。
運営
球団は、野中寿人らが中心に設立した「NEOアジアプロ野球機構」の傘下団体という位置づけである[3]。球団はインドネシアとの関係を生かした産業活動の仲介(スポーツ関連事業や水産業)を事業としておこない、そこからも資金を得る方針と報じられている[3]。
共同代表の野口のブログによると、佐賀市の球団事務所の所在地は彼の実家で、インドネシアに母体を持つ球団の事務所を置いているのは、リーグ規定上日本に法人組織を設置することが必須とされているためであるという[14]。
脚注
注釈
- ^ 同じ言葉を球団名に採用しているベースボール・チャレンジ・リーグの神奈川フューチャードリームスは「ドリームス」である。日本では「タイガース」など、複数形の「S」を英語で濁っても澄んだ発音で表記する球団名の例が存在すると指摘されている[1]。
- ^ 正式名称は「武雄市民球場」[4]。
- ^ 共同代表4名は、インドネシア本国初のプロ野球チームである「アジアゴールデンラークス」にも運営に関与している[7]。
出典
- ^ 井上章一 (2017年9月3日). “井上章一の大阪まみれ 英語に背を向けたタイガー「ス」 ありえない響きにマスコミも学生もすっかり馴染み…”. 産経新聞 2023年11月3日閲覧。
- ^ a b c “インドネシアが独立リーグへ 東南アジア初のプロ野球球団”. 沖縄タイムス(共同通信配信). (2023年9月27日) 2023年11月3日閲覧。
- ^ a b c d “〝東南アジアの大谷翔平〟は誕生するか? 独立リーグ・佐賀の挑戦”. 東京スポーツ. (2023年11月19日) 2023年11月19日閲覧。
- ^ “7月オープンの武雄市民球場、愛称は「ひぜしんスタジアム」 佐賀県初の全面人工芝”. 佐賀新聞. (2022年5月26日) 2023年11月3日閲覧。
- ^ a b c d “武雄・嬉野に新球団「佐賀インドネシアドリームズ」 両市とホームタウン協定 九州独立リーグに参加”. SAGA SSP(佐賀新聞からの転載). (2023年11月2日) 2023年11月3日閲覧。
- ^ a b “アジア発展途上国初のプロ野球チーム設立 2024年から独立リーグ九州アジアリーグ参戦へ”. Full-Count. (2023年4月21日) 2023年11月3日閲覧。
- ^ インドネシア初プロ野球チーム『アジア ゴールデン ラークス』とは - ジョグジャラン(2023年6月8日)2023年11月3日閲覧。
- ^ a b c “野球独立リーグにインドネシア選手たちの球団が参入”. 九州朝日放送. (2023年11月2日) 2023年11月2日閲覧。
- ^ a b c ヤマエグループ九州アジアリーグ インドネシア球団準加盟承認 - 九州アジアプロ野球機構(2023年9月27日)2023年11月3日閲覧。
- ^ a b 2024年日程表 (PDF) - 九州アジアプロ野球機構(2024年2月9日)2024年2月13日閲覧。
- ^ 2024シーズン日程(3月7日更新) (PDF) - 九州アジアプロ野球機構(2024年3月7日)2024年3月8日閲覧。
- ^ 2024年度九州アジアリーグ公式戦ルール (PDF) - 九州アジアプロ野球機構(2024年2月27日)2024年3月9日閲覧。
- ^ “インドネシア“代表”が独立リーグ参戦「九州アジアL」足掛かりに野球の国際化へつなげたい”. 日刊スポーツ. (2023年4月27日) 2023年11月3日閲覧。
- ^ 外国人監督の•••佐賀インドネシアドリームス〜ホームタウン提携結締 - 元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋(ブログ、2023年11月7日)2024年3月9日閲覧。