レジェンドブロックス
レジェンドブロックスは、タカラトミーが発売していたゾイドシリーズ「ゾイドブロックス(ネオブロックス)のバリエーションとして2006年から発売されたシリーズである。略称はLB。
それまでのブロックスゾイドよりさらに簡略化されながらも、より複雑かつ創りやすい形でのゾイドを組み上げる商品となっており、その種類はゴジュラスやアイアンコングなどといったバトルストーリーで活躍した機体で占められており、アニメシリーズ初出の機体は当時の最新シリーズ「ゾイドジェネシス」のムラサメライガーのみある。
その内、レッドホーンのカラーバリエーションであるダークホーンが、キャンペーン景品となっている。
ネオブロックスの売上不振の煽りを受けて早々に展開を終了している。
種類
[編集]LBゴジュラス
[編集]LBゴジュラス LB GOJULAS[1] | |
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番号 | LBZ-01[1] |
分類 | 恐竜型[1] |
全長 | 17.3m[1] |
全高 | 8.6m[1] |
重量 | 35.0t[1] |
最高速度 | 146.0km/h[1] |
武装[1] | ハイパーバイトファング クラッシャークロー×2 2連装ヘビーマシンガン×2 パノーバー地対空ビーム砲×2 マクサー多用途マシンガン×2 ADMビーム砲×2 ロングレンジキャノン×2 |
配色はRZ版準拠。バックパックにオリジナル設定のロングレンジキャノン(CP-01 ビームキャノンセットをアレンジしたデザイン)を備える。四肢フレームがネオブロックスと共通のものである他、尾先端の火器軍はBZ-002 ウネンラギアのAZハンドガンをアレンジしたデザインである。
バリエーション(LBゴジュラス)
[編集]- LBゴジュラスレース仕様
- 非合法バトル競技「ZiEL」に並んで人気を誇る「ゴジュラスレース」で、ティラノサウルスの新学説に沿った前傾姿勢に組み替えた形態。
- 人工コースでスピードを競う「ゴジュラスフォーミュラ」と、同じコースを何日もかけて走破する「ゴジュラスラリー」が存在し、それぞれに合わせた2種が製作されている。
- フォーミュラ仕様はスピードと安定性を重視し、腹部や背部にブースターを装備。BZ-001 レオブレイズ、BZ-018 ディスペロウ、NBZ-02 ハードベアーの装甲をつけており、赤い配色。
- ラリー仕様は耐久性を重視し、強度の高い装甲を使用している。ハードベアーの装甲をつけており、青い配色[3]。
LBムラサメライガー
[編集]LBムラサメライガー LB MURASAME LIGER[4] | |
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番号 | LBZ-02[4] |
分類 | ライオン型[4] |
全長 | 14.4m[4] |
全高 | 6.5m[4] |
重量 | 30.0t[4] |
最高速度 | 200.0km/h[4] |
武装[4] | ムラサメブレード ソードキャノン クラッシュバイト カウルブレード×11 テイルブレード 3連キャノン ストライクレーザークロー×4 |
ムラサメブレードは展開可能だが、左右に倒した状態にするには差し替えとパーツの追加が必要となる。
LBゴジュラスMk-II
[編集]LBゴジュラスMk-II LB GOJULAS Mk-II[5] | |
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番号 | LBZ-03[5] |
分類 | 恐竜型[5] |
全長 | 17.3m[5] |
全高 | 8.6m[5] |
重量 | 42.0t[5] |
最高速度 | 135.0km/h[5] |
武装[5] | ハイパーバイトファング クラッシャークロー×2 長距離キャノン×2 8連装ミサイルポッド×2 パノーバ地対空ビーム砲×2 マクサー多用途マシンガン×2 エネルギータンク スタビライザー×2 4連速射砲 ADM2連装ビーム砲 |
配色は旧ゴジュラスMk-II限定型準拠だが、武装設定はジ・オーガ準拠。追加装備もほぼ完全に再現している。
エネルギータンクを取り付ける際に背びれを取り外す必要がない。
LBアイアンコング
[編集]LBアイアンコング LB IRON KONG[6] | |
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番号 | LBZ-04[6] |
分類 | ゴリラ型[6] |
全長 | 9.5m[6] |
全高 | 8.0m[6] |
重量 | 41.5t[6] |
最高速度 | 175.0km/h[6] |
武装[6] | TVM地対地2連装戦術ミサイル 対ゾイド6連装ミサイルランチャー アイアンハンマーナックル×2 複合センサーユニット |
配色は旧ゼネバス準拠だが、武装設定はガイロス版。左肩のロケットランチャーは再現されていない。ブロックパーツを装甲パーツで完全に包み込むことで上半身のシルエットを表現している。
バリエーション(LBアイアンコング)
[編集]- ディアブロロッソ
- LBレッドホーン、NBZ-01 ブレイブジャガー、NBZ-02 ハードベアーとの組換え例。
- 反転したコング胸部にベアーの頭部・下半身、ジャガーの脚部にホーンの足首とコングの装甲を取り付けたウシ型。スタビライズアンテナを角に見立てている。
- 非合法バトル競技「ZiEL」に参加しており、ディアブロロッソは赤い個体のリングネームで、カラーリングが決まる前ははラッシュバイソンと呼ばれていた。
- 肩にLBゴジュラスMk-IIのミサイルポッド、腰にジャガーの銃座を介してのロングレンジキャノンを装備した形態も存在する[7]。
LBアイアンコングMk-II
[編集]LBアイアンコングMk-II LB IRON KONG Mk-II[8] | |
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番号 | LBZ-05[8] |
分類 | ゴリラ型[8] |
全長 | 11.0m[8] |
全高 | 10.2m[8] |
重量 | 46.4t[8] |
最高速度 | 190.0km/h[8] |
武装[8] | ビームランチャー AZ対空ミサイル×2 2連装パルスレーザーガン レーザーセンサー ハイマニューバーブースターパック バーニアスタビライザー×2 TVM地対地2連装戦術ミサイル アイアンハンマーナックル×2 複合センサーユニット |
配色は旧アイアンコングMk-II限定型準拠だが、武装設定はPK版。追加装備はゴジュラスMk-IIよりも大きくアレンジされている。クリアパーツは赤と緑の両方が付属しており、塗装すればPK仕様や平成版アイアンコングの再現も可能。
バリエーション(LBアイアンコング)
[編集]- LBアイアンコング寒冷地仕様「ビッグフット」
- 右肩にハードベアーの6連衝撃砲、左肩にガトリング砲(コトブキヤ ウェポンユニットシリーズ008)、足の裏にジャンクパーツによるカンジキを装備した雪山仕様。
- 可動性を重視しフレームを加工した作例で、ジョイント隠しのためハードベアーの装甲が各所に使われている[7]。
LBレッドホーン
[編集]LBレッドホーン LB RED HORN[9] | |
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番号 | LBZ-06[9] |
分類 | 恐竜型[9] |
全長 | 11.0m[9] |
全高 | 10.2m[9] |
重量 | 46.4t[9] |
最高速度 | 190.0km/h[9] |
武装[9] | クラッシャーホーン 地対地ミサイルポッド 対ゾイド3連装リニアキャノン 80mm地対空2連装ビーム砲 AEZ20mmビームガン×2 全天候3Dレーダーアンテナ×4 |
配色は旧ゼネバス版準拠だが、武装設定はガイロス版。前足のフレームに新しい機構が取り入れられている。
レーザーガンやビームガン、硫酸噴射砲などの細かい武装は省略されているが、他のLBシリーズと異なり、小型火器類が同口径のままで設定されている。
バリエーション(LBレッドホーン)
[編集]- LBダークホーン
- キャンペーン景品。配色はダークホーンそのもの。新規造形のビームガトリングユニットを同梱していた。
- マウントの配置が原因となり、オリジナルの装備構成は再現できない。
- 元々は一般販売される予定だったが、ネオブロックスシリーズの不振からキャンペーンによる少数配布という形になったとのこと。[要出典]
ネオブロックス
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h 『LBZ-01 LBゴジュラス』タカラトミー、2006年4月27日発売、商品パッケージ。
- ^ 星野孝太(編)「ZOIDS BATTLE ANGLE」『月刊ホビージャパン』2006年5月号、ホビージャパン、2006年5月1日、135頁、雑誌 08127-05。
- ^ 「電撃ホビーマガジン」2006年8月号[要ページ番号]
- ^ a b c d e f g h 『LBZ-02 LBムラサメライガー』タカラトミー、2006年4月27日発売、商品パッケージ。
- ^ a b c d e f g h 『LBZ-03 LBゴジュラスMk-II』タカラトミー、2006年9月21日発売、商品パッケージ。
- ^ a b c d e f g h 『LBZ-04 LBアイアンコング』タカラトミー、2006年9月21日発売、商品パッケージ。
- ^ a b 「電撃ホビーマガジン」2007年3月号[要ページ番号]
- ^ a b c d e f g h 『LBZ-05 LBアイアンコングMk-II』タカラトミー、2006年12月21日発売、商品パッケージ。
- ^ a b c d e f g h 『LBZ-06 LBレッドホーン』タカラトミー、2006年12月21日発売、商品パッケージ。