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呪怨

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呪怨』(じゅおん)は、2000年に発売された清水崇監督・脚本によるホラービデオ作品。また、これを原作とする2003年1月25日に単館系で公開されたホラー映画。劇場版は、2003年8月23日に続編が公開された。

登場するキャラクター佐伯伽椰子の声やその子供である佐伯俊雄の姿は見るものに強烈なインパクトを残し、映画『リング』の山村貞子と並んでコントパロディに使用されることが多い。

製作

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2000年、東映ビデオより東映Vシネマ『呪怨』が発売された後、ビデオ版『呪怨2』が発売された。ビデオ版は記録的に売れなかったが[1]、「怖い」と口コミで評判が広がり映画化が決定した[1][2][注 1]。ビデオが全く売れなかったため、東映ビデオは映画版から手を引いたが、ハリウッド版リメイク化権の莫大な収益が入ってきたという[1]

映画がヒットした後、続編映画『呪怨2』が公開された。これは諸外国でもヒットし、2004年2006年にはサム・ライミによるプロデュース、清水崇による監督のハリウッド版リメイク『The Grudge』、『The Grudge2』(日本版タイトル『THE JUON/呪怨』、『呪怨 パンデミック』)が製作された。

2009年には10周年を記念し、同年5月12日からアメリカでハリウッド版リメイク第3作『The Grudge3』(日本版タイトル『呪怨 ザ・グラッジ3』)がソフト販売開始され(劇場未公開)、同年6月27日から日本で劇場版最新作『呪怨 白い老女』、『呪怨 黒い少女』の2作が同時公開、さらに同年夏にはWii用ゲームソフト『恐怖体感 呪怨』が発売された。これらの作品において清水崇は原案と監修を担当しており、これまでの作品のように監督や脚本として直接的に携わっていない。

あらすじ

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この世に強い怨念を残して死んだ女性・佐伯伽椰子が、その呪いを人々に伝播させるオムニバス形式のドラマである。

伽椰子は大学時代の同級生・小林俊介に片思いし、後年になって自分の息子・佐伯俊雄が通う小学校教師になっていたことを知る。伽椰子は元来思い込みが強いストーカーだったせいもあり、学生時代から俊介への想いを大学ノートに綴り続けていたのだが、教師になった俊介に再会したことで思い入れが再燃焼。より狂信的にノートへの書き込みを始める。

2人目の子供(女の子)を熱望していた伽椰子の夫である佐伯剛雄だが、なかなか伽椰子が妊娠しないことを不審に思って産婦人科を訪れた際、自らが「乏精子症」である事実を知る。担当医の「妊娠する確率は数%です」との発言に、俊雄の父親が自分ではないという妄想に取りつかれる(実際には伽椰子の男性経験は剛雄のみで、俊雄の父親は紛れもなく剛雄であった)。

剛雄は、伽椰子のノートを偶然見てしまったことから、嫉妬に狂って暴力を振るうようになる。俊雄という名前が小林俊介の「俊」と自分の「雄」を取って付けられたものであると判断し、妄想を肥大化させた剛雄は、俊雄の父親が小林であるという結論に達する[注 2]。剛雄は、これまで可愛がっていた息子にも憎悪の感情を剥き出しにするようになり、息子にも暴力を振るうようになる。

ある日、ついに剛雄は猛烈な虐待の果てに伽椰子を惨殺。カッターで彼女の喉や全身を切り裂き、2階に一時放置した。この時点では伽椰子は絶命に至っておらず、半死半生のまま這って階段下まで降りて逃げたのだが、追ってきた剛雄にとどめを刺された。父の連日の虐待で傷付いていた俊雄は、この現場を2階の手すりの間から目撃したため押入れに隠れる。押入れに隠れている最中に俊雄は、母親によって「向こう側の世界」に連れて行かれた(清水崇監督の談話より)。剛雄は数日後に伽椰子に呪い殺され、変死体で発見された。

以後、佐伯家は「無人の家」となり、次々と入居者が引っ越してくるが、その家人や親族、事件の捜査をした刑事たち全てが伽椰子の呪いで死んでゆくことになる。ビデオ版2作と、劇場版2作の合計4タイトルはすべてストーリーが繋がっている。

  • ビデオ版は、伽椰子と小林俊介、佐伯剛雄の3人を巡る怨念の解明、佐伯家に引っ越してきた一家と仲介した不動産屋の悲惨な顛末を描写したもの。
  • ビデオ版の2作目エピローグで、無人の佐伯家2階に上がりこんで遊んでいた女子高生たちの話は、映画の方へ受け継がれている。
  • 劇場版1作目は新たに佐伯家に越してきた一家と、介護施設から派遣されてきた女性スタッフの話がメイン。
  • 劇場版2作目は怪奇物のTV特番のために、いわく付きの佐伯家を取材に訪れたTVクルーと女優一行に伽椰子の呪いが降りかかる。

なお、『学校の怪談G』(スペシャルドラマ、のちにビデオ化)の中に収録の短編「片隅」には伽椰子が、「4444444444」には俊雄が登場してそれぞれが被害者を出しており、そのエピソードはビデオ版のストーリーにも繋がっている[注 3]

作品解説

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当初はタイトルが「呪怨霊」であったが、清水崇の意向により「霊」が外され「呪怨」のタイトルとなった。

日本ホラーでは、の直接的な露出を避ける傾向にあるが、『呪怨』シリーズでは直接的な霊の登場がかなり多く、どれも恐ろしいものばかりである。清水監督は「笑われるほどに幽霊を出しまくるのが呪怨のコンセプトである」と語っている。

作品では伽椰子と俊雄以外の幽霊もサブキャラで登場している。

キャラクター設定
劇中で俊雄がミャーとの鳴き声をあげるのは、可愛がっていた黒猫の「マー」を、父親が殺したことが関係しており、虐げられた弱い者同士の霊が惹かれあって、俊雄とマーが一体化したためである(以上は、小説版の記述より。映像では詳しく触れられていない)。
舞台
“呪怨の家”の住所は「東京都練馬区寿町4-8-5」(『終わりの始まり』以降は「神奈川県川崎市高津区寿町4-8-5」)という設定になっているが、現実にそのような地名は存在しない。

呪怨(ビデオ版)

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呪怨
監督 清水崇
脚本 清水崇
製作 一瀬隆重
高島正明
加藤和夫
出演者 柳ユーレイ
三輪ひとみ
栗山千明
大家由祐子
藤貴子
音楽 ゲイリー芦屋
撮影 木次信仁
編集 岡秀雄
製作会社 東映ビデオ
配給 東映ビデオ
公開 日本の旗 2000年3月18日(第1作)
日本の旗 2000年3月25日(第2作)
上映時間 76分/76分
製作国 日本の旗 日本
次作 呪怨(劇場版)
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2000年オリジナルビデオ作品、BOX東中野2000年3月18日 レイトショー公開

キャスト

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スタッフ

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呪怨2(ビデオ版)

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2000年。ビデオオリジナル作品、BOX東中野2000年3月25日 レイトショー公開

キャスト

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スタッフ

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  • 監督・脚本:清水崇
  • 監修:高橋洋
  • プロデューサー:一瀬隆重、高島正明、加藤和夫
  • 撮影:木次信仁
  • 音楽:ゲイリー芦屋
  • 照明:岡秀雄
  • CGディレクター:是枝勉、
  • ノンリニアワーク編集:スタジオ・プラスエー
  • 美術・装飾:坂入蛇虎(さかいりじゃこ)

呪怨(劇場版)

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呪怨
監督 清水崇
脚本 清水崇
製作 熊澤芳紀
川上國雄
沼田宏樹
製作総指揮 一瀬隆重
出演者 奥菜恵
伊東美咲
津田寛治
上原美佐
藤貴子
音楽 佐藤史朗
主題歌 推定少女 『鍵が開かない』
撮影 喜久村徳章
編集 高橋信之
製作会社 パイオニアLDC日活、オズ、ザナドゥー
配給 東京テアトル、ザナドゥー
公開 日本の旗 2003年1月25日
上映時間 92分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 5.0億円[3]
前作 呪怨(ビデオ版)
次作 呪怨2(劇場版)
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2003年1月25日公開。キャッチコピーは総毛立つ快感

キャスト

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スタッフ

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呪怨2(劇場版)

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呪怨2
監督 清水崇
脚本 清水崇
製作 熊澤芳紀
川上國雄
江川信也
松下晴彦
製作総指揮 一瀬隆重
出演者 酒井法子
新山千春
市川由衣
葛山信吾
藤貴子
音楽 佐藤史朗
主題歌 推定少女 『間違い』
撮影 喜久村徳章
製作会社 パイオニアLDC日活、オズ、ザナドゥー角川書店東京テアトル
配給 東京テアトル、ザナドゥー
公開 日本の旗 2003年8月23日
上映時間 92分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 11.0億円[4]
前作 呪怨(劇場版)
次作 呪怨 白い老女
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2003年8月23日公開。キャッチコピーは身の毛もよだつ絶頂

キャスト

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スタッフ

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呪怨 白い老女

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呪怨 白い老女
監督 三宅隆太
脚本 三宅隆太
原案 清水崇
原作 大石圭
製作 福原英行
原知行
製作総指揮 一瀬隆重
出演者 南明奈
鈴木裕樹
中村愛美
福永マリカ
音楽 ゲイリー芦屋
撮影 金谷宏二
編集 深沢佳文
製作会社 東映ビデオ、CELL
配給 ティ・ジョイ、東映ビデオ
公開 日本の旗 2009年6月27日
上映時間 60分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 呪怨2(劇場版)
次作 呪怨 黒い少女
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2009年6月27日公開。シリーズで唯一のR-15指定作品。同時上映は『呪怨 黒い少女』。DVDは2009年8月7日発売。

『呪怨(ビデオ版)』が『学校の怪談G』の短編作品とのあいだに関連性を持つ作品であるように、本作も『怪談新耳袋劇場版』の一篇「姿見」(三宅隆太監督、2004年8月公開)とのあいだに関連性をもつ。『呪怨 黒い少女』とならぶ番外編のために伽椰子や剛雄は登場しないが、俊雄のみカメオ出演している(以前の作品の俊雄との関連は不明だが、エンドロールでは同姓同名の佐伯俊雄と表記。ただし、キャストは以前の作品とは異なる)。

キャッチコピーは呪いつづけて、10周年。

キャスト

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スタッフ

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  • 原案・監修:清水崇
  • プロデューサー:一瀬隆重
  • 監督・脚本:三宅隆太
  • 撮影:金谷宏二(J.S.C)
  • 照明:藤川達也
  • 美術:井上心平
  • 編集:深沢佳文
  • 録音:竹中泰
  • CG:本田貴雄
  • 音響効果:志田博英
  • 音楽:ゲイリー芦屋
  • キャスティング:山口正志
  • 製作:東映ビデオ CELL
  • 製作プロダクション:オズ

呪怨 黒い少女

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呪怨 黒い少女
監督 安里麻里
脚本 安里麻里
原案 清水崇
原作 大石圭
製作 福原英行
原知行
製作総指揮 一瀬隆重
出演者 加護亜依
瀬戸康史
中村ゆり
高樹マリア
音楽 ゲイリー芦屋
撮影 早坂伸
編集 深沢佳文
製作会社 東映ビデオ、CELL
配給 ティ・ジョイ、東映ビデオ
公開 日本の旗 2009年6月27日
上映時間 60分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 呪怨 白い老女
次作 呪怨 終わりの始まり
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2009年6月27日公開。同時上映は「呪怨 白い老女」。DVDは2009年9月21日発売。「呪怨 白い老女」とリンクするストーリー構成になっている。

キャッチコピーは怨みつづけて、10周年。

キャスト

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スタッフ

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  • 原案・監修:清水崇
  • プロデューサー:一瀬隆重
  • 監督・脚本:安里麻里
  • 撮影:早坂伸(J.S.C)
  • 照明:藤川達也
  • 美術:井上心平
  • 編集:深沢佳文
  • 録音:竹中泰
  • 特殊造形:百武朋[5]
  • CG:本田貴雄
  • 音響効果:志田博英
  • 音楽:ゲイリー芦屋
  • キャスティング:山口正志
  • 製作:東映ビデオ CELL
  • 製作プロダクション:オズ

呪怨 終わりの始まり

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呪怨 終わりの始まり
監督 落合正幸
脚本 落合正幸
一瀬隆重
原案 清水崇
製作 山口敏功
平田樹彦
出演者 佐々木希
青柳翔
トリンドル玲奈
最所美咲
音楽 上野耕路
主題歌 鬼束ちひろ 『祈りが言葉に変わる頃』
撮影 岡田博文
編集 深沢佳文
制作会社 ダブル・フィールド
製作会社 「呪怨 終わりの始まり」製作委員会(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン藤商事ショウゲート、ギャンビット、アルテメイト)
配給 ショウゲート
公開 日本の旗 2014年6月28日
上映時間 91分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 5.7億円[6]
前作 呪怨 終わりの始まり
次作 呪怨 -ザ・ファイナル-
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2014年6月28日公開[7]。全国122スクリーンで公開され、2014年6月28日、29日の初日2日間で興収8,575万8,200円、動員6万5,664人になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第6位となった[8]。その他、7月4日台湾7月10日韓国をはじめとしてモンゴルインドなどアジア14か国での公開も決定した[9]

キャッチコピーは肌が粟立つ恐怖の極点日本発、世界を絶叫させた最恐ホラーシリーズ、再誕!

キャスト

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スタッフ

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呪怨 -ザ・ファイナル-

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呪怨 -ザ・ファイナル-
監督 落合正幸
脚本 落合正幸
一瀬隆重
製作 山口敏功
平田樹彦
出演者 平愛梨
おのののか
桐山漣
最所美咲
音楽 配島邦明
主題歌 DOUBLE 『Circle of Life』
撮影 岡田博文
編集 深沢佳文
制作会社 ダブル・フィールド
製作会社 『呪怨 -ザ・ファイナル-』製作委員会(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン藤商事ショウゲート、ギャンビット、巖本金属)
配給 ショウゲート
公開 日本の旗 2015年6月20日
上映時間 91分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 4.19億円[14]
前作 呪怨 終わりの始まり
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シリーズ完結編。前作『呪怨 終わりの始まり』のヒロイン・生野結衣の姉・麻衣が主人公。2015年6月20日公開[15]。全国144スクリーンで公開され、2015年6月20日、21日の初日2日間で興収7,806万3,400円、動員6万1,023人になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第7位となった[16]

キャッチコピーは最恐が、終わる。

キャスト

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スタッフ

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呪怨: 呪いの家

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呪怨
呪いの家
別名 JU-ON: Origins
ジャンル 配信ドラマ
ホラー
脚本 高橋洋
一瀬隆重
監督 三宅唱
出演者 荒川良々
黒島結菜
里々佳
長村航希
岩井堂聖子
井之脇海
テイ龍進
松浦祐也
土村芳
柄本時生
仙道敦子
倉科カナ
音楽 蓜島邦明
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
各話の長さ 28分(第1話)
30分(第2話)
29分(第3話)
28分(第4話)
31分(第5話)
27分(第6話)
製作
エグゼクティブ・プロデューサー 山口敏功(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
坂本和隆(Netflix
プロデューサー 一瀬隆重
平田樹彦
撮影監督 四宮秀俊
編集 深沢佳文
制作 Netflix
配信
配信サイトNetflix
配信国・地域全世界
配信期間2020年7月3日 -
回数6
公式ウェブサイト
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呪怨:呪いの家』(じゅおん のろいのいえ、英題:JU-ON: Origins)と題したNetflixによる6話からなる連続ドラマが2020年7月3日から全世界配信された[19][20]。監督は本作が初のホラー作品となる三宅唱[21]。主演は荒川良々、ヒロインは黒島結菜[22]

あらすじ

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キャスト

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主要キャスト

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その他キャスト

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  • 司会者 - 夏木ゆたか
  • 番組アシスタント - みひろ
  • 佐光憲保 - 鎌田規昭
  • 伊藤夏希 - 二井内玲海
  • リポーター - 結城さなえ
  • 銀行員 - 相馬有紀実
  • 不動産屋 - 小澤雄志
  • アナウンサー - 渡辺郁也
  • 葬儀受付の男 - 奥野瑛太
  • ディスコの客 - 井上翔太
  • ディスコの客 - リーヨウコ
  • 小児科医師 - 岡部尚
  • 警察官 - 宮原尚之
  • 脳外科医師 - 高瀬アラタ
  • 現場監督 - 大宮将司
  • 救急隊員 - 松井ショウキ
  • 看護師 - 阿久澤菜々
  • リポーター - 植田靖比呂
  • 小田島泰男(5歳) - 加藤櫻華
  • 小田島一葉 - 禾本珠彩
  • 若い刑事 - 本間淳志
  • 拘置所係官 - 骨川道夫
  • 図書館司書 - 鰐淵恵美
  • 新聞配達員 - 石橋侑大
  • 佐々木篤 - 中村シュン
  • 外国人労働者 - アンソニー
  • 外国人労働者 - ハマオブラィ
  • 外国人労働者 - カマルザリフ
  • 娼婦 - 永井ちひろ
  • 娼婦 - 河野知美
  • 事務員 - 岩見美映
  • 捜査員 - 宮田佳典
  • 捜査員 - 柴田貴哉
  • 引越し業者 - 木村知貴
  • 引越し業者 - 松嶋健太
  • 引越し業者 - 岩井克之
  • 救急隊員 - 相田雄一郎

スタッフ

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配信日程

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配信回 配信日 サブタイトル
第1話 7月3日 行ってはいけない家
第2話 墜ちていくふたり
第3話 窓辺にいた女
第4話 連鎖する呪い
第5話 忘れていた記憶
第6話 屋根裏にいたもの

恐怖体感 呪怨(ゲーム版)

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恐怖体感 呪怨
ジャンル 恐怖体感ゲーム
対応機種 Wii
開発元 フィールプラス
発売元 AQインタラクティブ
人数 1-2人
メディア Wii用12cm光ディスク
発売日 2009年7月30日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
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プレイヤーは佐伯家に引っ越してきた一家となり、その呪いを体験していくFPSホラーゲーム。全5ステージ。ゲーム進行は完全な一本道だが、条件を満たさないと進めない場面もある。時間制限はステージ毎に用意されている乾電池で表され、乾電池が全て無くなったらゲームオーバーになる。1 - 4ステージには隠しアイテムが存在しており、全てのアイテムを集めないと5ステージを選択できない。原作の監督である清水崇が「恐怖アドバイザー」として製作に参加しているが[23]、映画とのつながりは何も無い。2Pモードでは2Pは脅かし役として参加でき、1Pプレイヤーを脅かせる。ステージクリア、もしくはゲームオーバーになるとそのプレイヤーのビビリ度とヘタレ度が表示される機能がある

ステージ

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  • ステージ1:「迷い込んだ廃工場」 - 主人公:明穂
  • ステージ2:「誰もいない病院」 - 主人公:美津子
  • ステージ3:「廃団地の住人」 - 主人公:頼人
  • ステージ4:「警備員の災難」 - 主人公:恒夫
  • ステージ5:「呪われた我が家」 - 主人公:明穂

呪怨 THE LIVE(舞台版)

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呪怨 THE LIVE』が20238月12日から20日にかけて、こくみん共済coopホール/スペース・ゼロにて全14公演が行われる[24]。佐伯俊雄役はクアトロキャストで、福田龍世と石井舜が出演する公演と、溝口凛瞳といおりが出演する公演に分かれている(それぞれ7公演である)[25]。“体感型ライブエンタテインメント”と銘打たれており[24]、席によって恐怖度は変わる[25]

キャスト

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スタッフ

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関連書籍

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小説(ノベライズ)

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呪怨
著:大石圭、角川ホラー文庫、ISBN 978-4043572045
ビデオ版『呪怨』『呪怨2』と劇場版『呪怨』を小説化。達也の妹・鈴木響子が刑事の遠山響子になったり、脇役の徳永和美が主役でこれまでの事件を探ったり、鈴木信之が主役の回で剛雄の真奈美殺害場面が登場したりとオリジナル要素も多い。
単なるノベライズというだけでなく怨霊となった伽椰子の心情が描かれたりなど、ビデオ版・劇場版で明らかにされなかった部分が解明されていく「謎解き」のような内容となっている。
呪怨2
著:大石圭、角川ホラー文庫、ISBN 978-4043572052
劇場版『呪怨2』を小説化。巻末は袋閉じ仕様。こちらも上記の小説版同様に「謎解き」に近い内容となっている。オリジナル要素も追加。
呪怨/JUON―絶叫ホラーコミック!
(刊行:角川書店、漫画:清水崇凛野ミキMEIMU), ISBN 978-4-04-853838-1
呪怨 パンデミック
著:大石圭 / レーベル:角川ホラー文庫 ISBN 978-4043572168
呪怨 白い老女
著:大石圭、角川ホラー文庫、ISBN 978-4043572205
劇場版『呪怨 白い老女』を小説化。
呪怨 黒い少女
著:大石圭、角川ホラー文庫、ISBN 978-4043572212
劇場版『呪怨 黒い少女』を小説化。

漫画

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呪怨-video side-<序章>
漫画:凛野ミキISBN 978-4048536714
ビデオ版「呪怨」1・2の村上一家の惨劇を中心に物語を展開する漫画版。
信之の父・鈴木達也が田村瑞穂の父の田村達也になったり[注 4]、ビデオ版本編では未登場[注 5]だった村上一家の父が登場したり、小林俊介が俊雄の家庭訪問で佐伯家を来訪して伽椰子に呪い殺される話が「事件発覚前に佐伯家を訪ねた俊雄の担任教師が行方不明になった」と少し語られる程度で剛雄の真奈美殺害が省略されたり等と本編との相違点やオリジナル要素が多い。
呪怨2
漫画:MEIMUISBN 978-4048536721
劇場版「呪怨2」が原作の漫画版。
呪怨 終わりの始まり
漫画:おりとかほりISBN 978-4091374073
「呪怨 終わりの始まり」が原作の漫画版。
呪怨 ザ・ファイナル
漫画:小室栄子ISBN 978-4091374233
「呪怨 ザ・ファイナル」が原作の漫画版。

その他

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呪怨研究ブック 佐伯家の謎
著:「呪怨」制作委員会、扶桑社ISBN 978-4594041922
劇場版『呪怨(2)』の謎を解読するファンブック(=「謎本」)。特製付録は「伽椰子さん&俊雄くんシール」。
最恐伝説呪怨
DVD付録、宝島社ISBN 47966-35092
劇場版『呪怨2』までの情報を網羅したガイドブック。

関連イベント

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  • 映画『呪怨』『呪怨2』公開時には、テアトル新宿に「呪怨の家」(佐伯家)が併設された。
  • 映画『THE JUON/呪怨』公開時には、新宿上映館であるミラノ座前の広場に特設お化け屋敷「恐怖の家」が併設された。同映画の入場チケット半券、前売り半券かモバイルサイトの提示で入場できた。公開初日には、清水崇監督がテープカットのセレモニーに参加した。外観にはスピーカーが取り付けられており、入場者が屋内で上げる悲鳴が聞こえるようになっていた。
  • お化け屋敷
  • 体感型脱出ゲーム
    • 湯島アンダーコンストラクション
      • 「呪怨ー呪われた地下室の秘密ー」
    • 初台玉井病院スタジオ、世界館モンキーパーク
      • 「呪怨×IBJ 恐怖の肝試しコン」

テレビ番組

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脚注

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注釈

[編集]
  1. ^ ビデオ版、劇場版ともに2003年にDVD化されている。
  2. ^ ビデオ1作目のラストで小林に電話をかけた剛雄が「これまで先生の代わりに育ててきた」と発言していることからも、それがうかがえる。
  3. ^ これら両エピソードはハリウッドリメイク版第1作『THE JUON/呪怨』のDVDソフトに映像特典として収録された。
  4. ^ それに伴い、達也の妹・鈴木響子も田村瑞穂の叔母の田村響子になっている。
  5. ^ ビデオ版本編では息子の強志が行方不明になり、妻の典子と娘の柑菜が亡くなった後に入院したが、直後に行方不明になったと語られるのみで直接登場はしなかった。

出典

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  1. ^ a b c 「インタビュー黒沢満×加藤和夫(東映ビデオプロデューサー)」『別冊映画秘宝 90年代狂い咲きVシネマ地獄』洋泉社、2014年、48-51頁。ISBN 978-4-8003-0504-6 
  2. ^ オフィスJ.B.編集・構成『東映Vシネマ大全』双葉社、2014年、131、196頁頁。ISBN 978-4-575-30772-6 
  3. ^ 「2003年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2004年平成16年)2月下旬号、キネマ旬報社、2004年、160頁。 
  4. ^ 2003年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  5. ^ 特殊メイク・デザイン 百武スタジオ/百武朋
  6. ^ 『キネマ旬報』2015年3月下旬 映画業界決算特別号、102頁。
  7. ^ 『呪怨』新作、佐々木希が主演! 逆転の発想で“怖がり”アピール”. シネマトゥデイ (2014年2月26日). 2017年10月29日閲覧。
  8. ^ 『アナ雪』15回目の首位!『トランセンデンス』『渇き。』初登場もトップを維持!”. シネマトゥデイ (2014年7月1日). 2017年10月29日閲覧。
  9. ^ “「呪怨 -終わりの始まり-」…アジア14か国・地域で公開へ”. YOMIURI ONLINE. (2014年6月5日). http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20140604-OYT8T50167.html 2014年6月6日閲覧。 
  10. ^ “「呪怨」佐々木希インタビュー 「奥深いからもう一度見たくなる」”. CHUNICHI Web. (2014年6月22日). https://web.archive.org/web/20140624042250/http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2014062202000171.html 2014年6月30日閲覧。 
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関連項目

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外部リンク

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