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英一舟

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英 一舟(はなぶさ いっしゅう、元禄11年(1698年) - 明和5年1月27日1768年3月15日))は江戸時代英派絵師

来歴

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英一蝶の門人。一蝶の養子である。名は信種。通称は弥三郎。一舟、東窓、東窓翁、潮窓、潮窓翁と号す。師の画風をよく守り、享保から寛延の頃に活躍している。英家の2代目を継いでいる。

享年71。墓所は芝の二本榎承教寺中顕乗院。門人に一舟の実子、英一川がいる。

作品

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作品名 技法 形状・員数 寸法(縦x横cm) 所有者 年代 落款 備考
猩々図 紙本著色 双幅 右幅:88.4x28.0
左幅:84.6x23.4
本久寺(亀山市 各幅に款記「英一舟画」/印文不明白朱文円印[1]
花鳥図 紙本墨画 1幅 88.7x28.0 本久寺(亀山市) 款記「英一舟画」/印文不明白朱文円印[1]
蓬莱図 紙本墨画 1幅 41.5x54.1 福泉寺(亀山市) 款記「英一舟書」/印文不明朱文円印[1]

脚注

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  1. ^ a b c 亀山市 亀山市歴史博物館編集・発行 『亀山市史 美術工芸編』 2011年3月31日、pp.275-278,363,379。

参考文献

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