トラクスタン級駆逐艦
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トラクスタン級駆逐艦 | |
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基本情報 | |
艦種 | 駆逐艦 |
命名基準 | 海軍功労者。一番艦はトーマス・トラクスタン代将に因む。 |
就役期間 | 1902年 - 1919年 |
前級 | ローレンス級 |
次級 | スミス級 |
要目 | |
常備排水量 | 433トン |
全長 | 79,10 m |
最大幅 | 7.08 m |
吃水 | 1.83 m |
ボイラー | 水管ボイラー×4缶 |
主機 | 直立式三段膨張レシプロ蒸気機関×2基 |
推進器 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 8,300馬力 |
速力 | 30ノット |
乗員 | 78名 |
兵装 |
・50口径7.6cm単装砲×2基 ・5.7cm単装砲×5基 ・18インチ連装魚雷発射管×2基 |
トラクスタン級駆逐艦(英語: Truxtun-class destroyers)は、アメリカ海軍の駆逐艦の艦級[1]。
設計
[編集]1898年度計画で建造された400トン型駆逐艦16隻のうち、メリーランド製鋼所の設計によるものとして、1902年に3隻が竣工した。基本構成はハーラン&ホリングスウォース社のハル級と同様で、船首楼型船首部をタートルバック状としており、機関配置を反映して煙突は2群に分離している。ただし煙突が若干低いという相違点がある[1]。
第一次世界大戦では商船団の護衛に従事した。大戦後、3隻そろって1919年に除籍され、商船に改装された。
同型艦
[編集]- トラクスタン (USS Truxtun, DD-14)
- 由来の人物は、アメリカ独立戦争から擬似戦争まで私掠船を統率したトーマス・トラクスタン代将。
- メリーランド鉄工所スパローズポイント造船所にて1899年11月13日起工・1901年8月15日進水・1902年9月11日就役、1919年7月18日退役後民間貨物船として再就役。
- ホイップル (USS Whipple, DD-15)
- 由来の人物は、独立戦争でハンナ号を率い、大陸海軍初勝利となるガスピー号撃破を達成したエイブラハム・ホイップル船長。
- メリーランド鉄工所スパローズポイント造船所にて1899年11月13日起工・1901年8月15日進水・1903年2月17日就役、1919年7月7日退役後売却。
- ウォーデン (USS Worden, DD-16)
- 由来の人物は、米墨戦争と南北戦争に士官として参戦し、戦後の軍政を担ったジョン・L・ウォーデン少将。
- メリーランド鉄工所スパローズポイント造船所にて1899年11月13日起工・1901年8月15日進水・1903年3月17日就役、1919年7月13日退役後売却。