雪の華 (曲)
「雪の華」 | ||||
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中島美嘉 の シングル | ||||
初出アルバム『LØVE』 | ||||
リリース | ||||
規格 |
シングル デジタル・ダウンロード | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ | |||
作詞・作曲 |
Satomi (作詞) 松本良喜 (作曲) | |||
ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
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中島美嘉 シングル 年表 | ||||
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『雪の華』(ゆきのはな)は、2003年10月1日に発売された中島美嘉の10枚目のシングル。中島自身が出演した明治製菓(現・明治)「boda」「galbo」のCMソングであり、第45回日本レコード大賞で本作は金賞を受賞し、作詞のSatomiは作詩賞を受賞した。
本楽曲をモチーフとする実写映画が2019年2月に公開された[1]。
概要
[編集]NHKの『NHK紅白歌合戦』では、2003年第54回、2005年第56回と2回歌唱されている。2005年第56回NHK紅白歌合戦の出場者選考の参考アンケートとしてNHKが実施した『スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜』に紅組9位でランクインしている。また、発売以降、毎年『冬うた名曲ランキング』など各冬うたランキングに選ばれる曲となった。
中島のリクエストによって、ミュージックビデオは摂氏0度以下のスタジオで撮った。
韓国では、多くのアーティストがカバーするために中島側に許可を求めたが、本人が直接聴いた結果、シンガーソングライターのパク・ヒョシンに決定。そして、KBS第2テレビのドラマ『ごめん、愛してる』の主題歌として披露され、大ヒットを記録した。また、2008年10月29日に発売されたコンピレーション・アルバム『.LOVE』にも収録されている。他にも徳永英明や森山良子、Boyz II Menなど多くの歌手がカバー版を発表している。
フェイス・ワンダワークスが2015年に発表した、GIGAエンタメロディで15年間で最も多くダウンロードされた着信メロディを集計した「着信メロディ15年間ランキング」において19位にランクインされた[2]。
2015年のFNS歌謡祭にて、河村隆一とともにこの曲を披露している。
2016年、TVアニメ『ReLIFE』第8話のエンディングテーマに起用された。
2016年10月度の日本レコード協会リリースにおいて、フル配信でのミリオン到達が認定された。本作の配信開始から13年0か月かかっており、中島みゆき「糸」(所要15年10か月で到達)に抜かれるまでは史上最長記録であった。
「雪の華」のリリースから15周年を迎えた2018年10月1日より発売15周年記念した15の企画がスタートし、中島のオフィシャルサイト内に「雪の華」15周年企画の特設ページを開設[3]。10月1日に、高宮紀徹が率いる「Reggae Disco Rockers」によるリミックス「雪の華」Reggae Disco Rockers 2018 Relaxin’mixが先行配信リリース[4]、10月10日には12inchアナログ盤が数量限定で再リリース[5]、11月7日には一発録りで再録したアコースティック版を収録したカバーアルバム『PORTRAIT 〜Piano & Voice〜』が発売された[6]。2019年1月30日には15周年を記念した企画ベストアルバム『雪の華15周年記念ベスト盤「BIBLE」』の発売が[7]、また2月1日には本楽曲をモチーフとして製作され、本楽曲が主題歌となる映画『雪の華』が公開された[1]。
収録曲
[編集]- 雪の華
- 雪の華(Acoustic)
- 雪の華(REGGAE DISCO ROCKERS FLOWER’S MIX)
- 雪の華(Instrumental)
楽曲の収録アルバム
[編集]- LØVE (#1)(2003年)
- 朧月夜〜祈り (#1, silent version)(2004年)
- BEST (#1)(2005年)
- TEARS (#1)(2014年)
- 〜Healing Collection〜 RELAXIN' (#1, silent version)(2015年)
- MD2000 〜ReLIFE Ending Songs〜(#1)( 2016年)
- PORTRAIT 〜Piano & Voice〜 (#1, 再録)[6](2018年)
- 雪の華15周年記念ベスト盤「BIBLE」(Disc1 #1、Disc2 #1、Disc3 #1)[7](2019年)
カバー
[編集]日本のアーティスト
[編集]- 西島三重子 - 『Re Cover』 (2004/5/25)
- 森山良子 - 『Tears~森山良子韓流アルバム』 (2006/3/1)
- 徳永英明 - 『VOCALIST 2』 (2006/8/30)
- 武田雅治(Skoop On Somebody) - 『恋歌〜THE LATEST J-LOVE BALLAD HITS COLLECTION〜』 (2006/9/20)
- 岩崎宏美 - 『Dear Friends III』 (2006/9/27)
- 河村隆一 - 『evergreen anniversary edition』 (2007/12/5)
- たかはし智秋、今井麻美 - 『THE IDOLM@STER RADIO COLORFUL MEMORIES』 (2008/6/4)
- 中西保志 - 『Standards3』 (2008/11/5)
- 佐藤竹善 - 『Coloveration〜the spirit of love〜』 (2008/11/26)
- Dub Master X - 『Dub Summer Pop』 (2009/5/13)
- 森進一 - 『Love Music』 (2009/11/25)
- SISTER KAYA - 『Heartful Lovers』 (2009/12/2)
- 野川さくら - 『WINTER SONG COVER BEST』 (2010/12/8)
- Ms.OOJA - 『WOMAN -Love Song Covers-』 (2012/11/7)
- 南條愛乃 - 『Twinkle Voice~声の贈り物~』 (2013/4/17)
- ピコ - 『ピコレクション“BEST+4”』 (2013/7/24)
- 高垣楓(早見沙織) - 『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cool jewelries! 001』 (2013/9/25)
- 華風月 - 『THEME OF 華風月』(2014/1/19)
- 華原朋美 - 『MEMORIES 2 -Kahara All Time Covers-』(2014/10/1)
- 中森明菜 - 『歌姫4 -My Eggs Benedict-』(2015/1/28)
- つるの剛士(2015年、アルバム『つるのうた3』)
- 藤井フミヤ - 『MIKA NAKASHIMA TRIBUTE』(2016/2/24)[8]
- 安達垣愛姫(大橋彩香) - 『政宗くんのリベンジ Blu-ray&DVD 第2巻特典CD』(2017/4/26)
- 凰稀かなめ - アルバム『Again-アゲイン-』(2017/11/22)[9]
- Uru - 『プロローグ』(2018/12/5)
- 中村萌子 - アルバム『テレビ東京系 「THEカラオケ★バトル」 5th Anniversary BEST』 (2019/03/20)
- May J. - 『Heisei Love Song Covers』(2019/4/17)
- 桑田佳祐 - 『平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦』(2019/6/5)
- 花鋏キョウ - 『IMAGINATION vol.2』(2019/11/27)[10]
- Toshl - 「IM A SINGER VOL.2」(2019/12/4)[11]
- 鬼龍院翔 - 通販限定アルバム『うたってきりりんぱ 2nd Season』 (2020/11/28)
- 小林愛香 - 自身のファンクラブイベント「Christmas PARTY!!」にて歌唱(2020/12/15)
- 五木ひろし - アルバム『DREAM -五木ひろし J-POPを唄う-』 (2022/03/16)
- 梶裕貴 - アルバム『[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors 〜00's-10's EDITION〜』(2022/07/27)
日本国外のアーティスト
[編集]- パク・ヒョシン - 「눈의 꽃」 - 『ごめん、愛してる OST vol.I』 (2004)
- ソ・ヨンウン - 「눈의 꽃 (Acoustic Ver.)」 - 『ごめん、愛してる OST vol.II』 (2004)
- 韓雪(ハン・シュエ) - 「飄雪」 - 『飄雪』 (2004/10/15)
- 蔡淳佳(ジョイ・ツァイ)- 「對不起,我愛你」 - 『淳佳精選17首』 (2006/11/10)
- 泳兒(ヴィンシー)、林奕匡 - 「花無雪」 - 『花無雪』 (2007/2/6)
- K-Ci & JoJo - 「Snow Flowers」 - 『Love』 (2008/2/20)
- ヘイリー - 「Yuki no Hana」 - 『純~21歳の出会い』 (2008/6/4)
- エリック・マーティン - 『Mr. Vocalist』 (2008/11/26)
- Boyz II Men - 「Snowflowers -雪の華-」 - 『COVERED-Winter-』 (2010/10/22)
- ZERO - 『Beautiful Songs II』 (2012/4/25)
- イ・スヨン - 『클래식 : 더 리메이크 두번째』 (2013/3/28)
- リン・ユーチュン - 『Ballad Show』 (2013/11/20)
- ダイアナ・ガーネット - 『COVER☆GIRL』(2013/11/27)
- 孫楠 - 「全部的愛」 - 『我是歌手 (第三季)』 (2015/03/06)
- パク・ジュニョン - 『LOVE ~韓国ドラマを歌う~』 (2019/10/23)
映画
[編集]『雪の華』は2019年公開の日本映画。楽曲をモチーフに恋愛映画として登坂広臣(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)と中条あやみのダブル主演で実写映画化され、2019年2月1日に公開された[1][12]。
脚注
[編集]- ^ a b c “中島美嘉「雪の華」が実写映画化、主演は三代目JSB登坂広臣&中条あやみ”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年6月28日) 2018年12月7日閲覧。
- ^ スマホ時代に着信メロディ復活元年 GIGAエンタメロディ「着信メロディ15年間ランキング」発表 歴代No.1アーティストはEXILE、PRTIMES(株式会社フェイス・ワンダワークス)、2015年1月20日。
- ^ “中島美嘉の人気バラード「雪の華」発売15周年企画スタート”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年10月1日) 2018年12月7日閲覧。
- ^ “中島美嘉「雪の華」Reggae Disco Rockers 2018 Relaxin’mix 配信”. Musicman-net (2018年10月11日). 2019年2月9日閲覧。
- ^ “中島美嘉「雪の華」アナログ盤、15周年を記念し数量限定で再リリース”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年8月15日) 2018年12月7日閲覧。
- ^ a b “中島美嘉「雪の華」を一発録りで再レコーディング、Piano&Voiceシリーズ第2弾発売”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年9月27日) 2018年12月7日閲覧。
- ^ a b “中島美嘉「雪の華」15周年記念の企画ベストに44曲「心が元気になって貰えたら」”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年11月29日) 2018年12月7日閲覧。
- ^ “中島美嘉トリビュート盤にHYDE、グループ魂、鬼束ちひろら”. 音楽ナタリー (2016年1月21日). 2016年1月21日閲覧。
- ^ “凰稀かなめ / Again-アゲイン- [CD+DVD] [限定] - CDJournal.com”. 音楽出版社. 2022年1月28日閲覧。
- ^ “VTuberコンピレーションアルバムプロジェクト第2弾!「IMAGINATION vol.2」10月26日(土)00:00〜配信決定!〜11月27日(水)に数量限定CDの発売も決定し順次予約受付開始!〜”. RK Music (2019年9月18日). 2019年9月18日閲覧。
- ^ Toshi、大ヒット・カバーアルバムの第二弾『IM A SINGER VOL.2』の発売が決定 SPICE 2019年10月10日、2020年1月9日閲覧
- ^ “中島美嘉「雪の華」が映画に!登坂広臣と中条あやみがW主演”. シネマトゥデイ (2018年6月28日). 2018年6月28日閲覧。