アテネ国際空港
表示
アテネ国際空港 "エレフテリオス・ヴェニゼロス" Διεθνής Αερολιμένας Αθηνών "Ελευθέριος Βενιζέλος" Athens International Airport "Elefthérios Venizélos" | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IATA: ATH - ICAO: LGAV | |||||||||||||
概要 | |||||||||||||
国・地域 | ギリシャ | ||||||||||||
所在地 | アテネ | ||||||||||||
種類 | 公共 | ||||||||||||
運営者 | Διεθνής Αερολιμένας Αθηνών Α.Ε. | ||||||||||||
標高 | 94 m (308 ft) | ||||||||||||
座標 | 北緯37度56分10.89秒 東経23度56分40.08秒 / 北緯37.9363583度 東経23.9444667度座標: 北緯37度56分10.89秒 東経23度56分40.08秒 / 北緯37.9363583度 東経23.9444667度 | ||||||||||||
公式サイト | www.aia.gr/ | ||||||||||||
地図 | |||||||||||||
滑走路 | |||||||||||||
| |||||||||||||
リスト | |||||||||||||
空港の一覧 |
アテネ国際空港(アテネこくさいくうこう、ギリシア語: Διεθνής Αερολιμένας Αθηνών / Diethnís Aeroliménas Athinón)は、ギリシャの首都アテネの郊外にある国際空港。エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港(Διεθνής Αερολιμένας Ελευθέριος Βενιζέλος / Diethnís Aeroliménas Elevthérios Venizélos)とも呼ばれる。
概要
[編集]アテネから東へ約20kmの距離にある、東アッティカ県のスパタ (Spata) に所在する空港である。
航空会社が支払う空港使用料が世界で3番目に高い空港である[1]。
エレフテリオス・ヴェニゼロスは、20世紀前半の首相の名前である。空港の正式名称は、地名と人名を併記した Διεθνής Αερολιμένας Αθηνών «Ελευθέριος Βενιζέλος» である。
歴史
[編集]2004年のアテネオリンピック開催に向けて建設されたもので、2001年3月に供用が開始された。
もともと海岸沿いにあった旧アテネ国際空港 en:Ellinikon International Airport(ICAO:LGAT)は廃止された。なお、旧アテネ国際空港の一部は、アテネオリンピックの会場となった。
拠点・焦点都市としている航空会社
[編集]ギリシャのフラッグキャリアであるオリンピック航空およびエーゲ航空の本拠地である。
就航路線
[編集]欧州各国はもとより世界各国への便がある。また、エーゲ海の島々を結ぶ交通の要所でもある。
- 就航航空会社一覧
- 中国国際航空
- エーゲ航空
- アエロフロート
- エールフランス (Air France)
- エア・セルビア
- モルドバ航空
- アリタリア航空 (Alitalia)
- アルメニア航空
- オーストリア航空 (Austrian Airlines)
- 英国航空 (British Airways)
- チェコ航空 (CSA Czech Airlines)
- キプロス航空 (Cyprus Airways)
- デルタ航空 (Delta Air Lines)
- イージージェット (Easyjet)
- エジプト航空 (Egyptair)
- エル・アル航空 (El Al)
- エミレーツ航空 (Emirates)
- フィンエアー (Finnair)
- ジャーマンウイングス (Germanwings)
- ハパックロイド(Hapag-Lloyd)
- ヘラス・ジェット(Hellas Jet)
- イベリア航空 (Iberia Airlines)
- イラン航空 (Iran Air)
- KLMオランダ航空 (KLM)
- LOTポーランド航空 (LOT Polish)
- ルフトハンザドイツ航空 (Lufthansa)
- ルクスエア (Luxair)
- マースク航空(Maersk Air)
- ミドル・イースト航空(MEA)
- オリンピック航空 (Olympic Airlines)
- パキスタン国際航空 (Pakistan International Airlines)
- ロイヤル・ヨルダン航空
- サウジアラビア航空 (Saudi Arabian Airlines)
- シンガポール航空 (Singapore Airlines)
- Snowflake Airlines
- スイスインターナショナルエアラインズ (Swiss International Airlines)
- シリア・アラブ航空
- タロム航空 (Transporturile Aeriene ROMâne)
- ターキッシュ エアラインズ (Turkish Airlines)
- チュニスエア
- ウズベキスタン航空(Uzbekistan Airlines)
- Wizzair
- エティハド航空(Etihad Airways)
空港へのアクセス
[編集]アテネ国際空港はアテネ市街地から20km離れており、鉄道やバスでアクセス可能。
鉄道
[編集]- ギリシャ国鉄 プロアスティアコス(近郊鉄道)のアテネ国際空港=キアト線の駅が空港内にあり、1日6本の列車がアハルネス・ケントロ駅、コリントス駅経由キアト駅まで運行されている。アハルネス・ケントロ駅でアテネ駅=テッサロニキ幹線の長距離列車に乗り継ぎ可能[2]。所要時間はアハルネス・ケントロ駅まで約28分、コリントスまで約1時間21分、終点キアトまで約1時間34分である。
- アテネ地下鉄 3号線が空港内に乗り入れており、1時間に2本の列車が運行されている。市街地中心部のシンタグマ駅までの所要時間は約38分である。
バス
[編集]- 市バスの急行系統が複数路線乗り入れており、主な路線ではX93系統がリオシオン=バスターミナル経由キフィソウ通りバスターミナル行きで1時間に2〜3本の運行[3]、X95系統がシンタグマ広場行きで1時間に4〜5本の運行[4]、X96系統がピレウス行きで1時間に2〜3本の運行[5]となっている。バス停は到着ロビーの前である。
- 港街のラフィナ(Ραφήνα)行きとラブリオ行きのKTEL長距離バスが1時間に1本ずつ運行されている[6]。その他の都市への長距離バスは、一旦市バスでリオシオン=バスターミナルかキフィソウ通りバスターミナルへ行ってそこから乗車する。長距離バスとエキシビジョンセンター行きのバス停は、ターミナルビルとソフィテルホテルの間の道路のバス停である。
脚注
[編集]- ^ 成田国際空港 グリーンポートレポート 2007年8月号8ページ(PDFファイル)
- ^ TrainOSE Timetable https://tickets.trainose.gr/dromologia/ , なお、2013年のダイヤではキアト行きが1時間に1本、アノ・リオシア行きが1時間に3本運行されていた。 http://www.trainose.gr/en/proorismoi/athens-suburban-railway
- ^ http://www.oasa.gr/xmap.php?id=px93
- ^ http://www.oasa.gr/xmap.php?id=px95
- ^ http://www.oasa.gr/xmap.php?id=px96
- ^ http://www.ktelattikis.gr/routes.php