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エリザベス・デビッキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エリザベス・デビッキ
Elizabeth Debicki
Elizabeth Debicki
2016年
生年月日 (1990-08-24) 1990年8月24日(34歳)
出生地 フランスの旗 フランス
イル=ド=フランス地域圏パリ[1]
出身地 オーストラリアの旗 オーストラリア
ビクトリア州メルボルン
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
身長 191cm
職業 バレリーナ
女優
ジャンル テレビドラマ
映画
舞台
主な作品
映画
華麗なるギャツビー
コードネーム U.N.C.L.E.
マクベス
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ
クローバーフィールド・パラドックス
ピーターラビット』シリーズ
ロスト・マネー 偽りの報酬
TENET テネット
テレビドラマ
ザ・クラウン
受賞
カンヌ国際映画祭
トロフィー・ショパール
2018年
放送映画批評家協会賞
助演女優賞(ドラマシリーズ部門)
2023年ザ・クラウン
エミー賞
助演女優賞(ドラマシリーズ部門)
2024年『ザ・クラウン』
ゴールデングローブ賞
助演女優賞(シリーズ・ミニシリーズ・テレビ映画部門)
2023年『ザ・クラウン』
全米映画俳優組合賞
女優賞(ドラマシリーズ)
2023年『ザ・クラウン』
その他の賞
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エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki, 1990年8月24日[2] - )は、オーストラリア女優

経歴

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両者ともにバレエダンサーだったポーランド人の父親とアイルランドオーストラリア人の母親の間にパリにて生まれる[1][3][4][5]。妹と弟がいる。5歳の頃、一家はオーストラリアのメルボルンに移った[3][5]

幼い頃からバレエに関心を抱き、のちに芝居へと切り替えることを決断するまでバレリーナとして特訓を受けた[6][7]。メルボルンの東にあるハンティングタワー・スクール (Huntingtower School)に通い、2008年に首席として卒業する[8]。クラスの卒業生総代、副生徒会長、音楽委員長、演劇委員長を務め、そしてまた、英語と演劇の2つで申し分のない評点を達成する。2010年にメルボルン大学ヴィクトリアン・カレッジ・オブ・ジ・アーツ英語版で演劇の学位を取得した[1][6]。2009年8月、教育2年目において優秀な演劇学生のために与えられるリチャード・プラット奨学金を得る[9]

2012年12月、ファッション誌『ヴォーグ』の写真撮影の被写体となった[10][11]

191cmの長身である。

フィルモグラフィー

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映画

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邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2011 A Few Best Men モーリン
2013 Gödel, Incomplete セリタ 短編映画
華麗なるギャツビー
The Great Gatsby
ジョーダン・ベイカー 小松由佳
2015 マクベス
Macbeth
マクダフ夫人 (吹き替え版なし)
コードネーム U.N.C.L.E.
The Man from U.N.C.L.E.
ヴィクトリア・ヴィンチグエラ 小松由佳
エベレスト 3D
Everest
キャロライン・マッケンジー 下山田綾華
2017 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
Guardians of the Galaxy Vol. 2
アイーシャ 魏涼子
ヴァレリアン 千の惑星の救世主
alérian et la Cité des mille planètes
皇帝ハバン=リマイ 声の出演 斎賀みつき
ブレス あの波の向こうへ
Breath
エヴァ (吹き替え版なし)
2018 ジェニーの記憶
The Tale
若い頃のジェーン・グラハム
ピーターラビット
Peter Rabbit
モプシー 声の出演 木下紗華(劇場公開版)
鷄冠井美智子(機内上映版)
クローバーフィールド・パラドックス
The Cloverfield Paradox
ミーナ・ジェンセン 小松由佳
ロスト・マネー 偽りの報酬
Widows
アリス 渡辺美佐
ヴィタ&ヴァージニア
Vita and Virginia
ヴァージニア・ウルフ (吹き替え版なし)
2019 ザ・バーント・オレンジ・ヘレシー
The Burnt Orange Heresy
ベレニス・ホリス
2020 TENET テネット
Tenet
キャサリン・”キャット”・バートン 清水はる香
2021 ピーターラビット2/バーナバスの誘惑
Peter Rabbit 2: The Runaway
モプシー 声の出演 木下紗華
2023 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
Guardians of the Galaxy Vol. 3
アイーシャ 魏涼子
2024 MaXXXine
TBA ファンズワース・ハウス(原題)
Farnsworth House
エディス・ファンズワース プリプロダクション

テレビシリーズ

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邦題/原題 役名 備考 吹き替え
2014 クリーバー・グリーン : 型破りな弁護士
Rake
ミッシー 計1話出演
2016 ケタリング・インシデント ~森に消えた少女
The Kettering Incident
アン・マーシー 主演、計8話出演
ナイト・マネジャー
The Night Manager
ジェド・マーシャル ミニシリーズ、計6話出演 堀越知恵
2022-2023 ザ・クラウン
The Crown
ダイアナ妃 ゴールデングローブ賞テレビドラマ部門助演女優賞受賞 北西純子

演劇活動

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上演作品 役名 劇場 備考
2010 The Gift (ジョアンナ・マレー=スミス) クロエ メルボルン・シアター・カンパニー ワールドプレミア、相手役マシュー・ディクティンスキー、監督マリア・エイトキン[12][13]
2013 The Maids (ジャン・ジュネ) マダム シドニー・シアター・カンパニー ケイト・ブランシェット:クレア役、 イザベル・ユペール:ソランジュ役[14]

参考

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  1. ^ a b c Baz Luhrmann casts VCA graduate Elizabeth Debicki in The Great Gatsby”. University of Melbourne (2011年5月25日). 2012年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月23日閲覧。
  2. ^ Hardie, Giles; Hornery, Andrew (2011年8月20日). “Leo sweeps into Sydney”. Brisbane Times. オリジナルの2012年3月7日時点におけるアーカイブ。. https://webcitation.org/65zmYmpi0 
  3. ^ a b Blake, Elissa (2013年5月19日). “From Paris with love”. The Age. http://www.theage.com.au/lifestyle/from-paris-with-love-20130514-2jk2a.html 
  4. ^ Cantelo, Sigourney (2012年11月6日). “Our fair ladies: how to maintain pale skin”. Vogue Australia. http://www.vogue.com.au/beauty/trends/our+fair+ladies,20781 
  5. ^ a b Lehmann, Megan (2013年5月11日). “Her roaring twenties”. The Weekend Australian Magazine. http://www.theaustralian.com.au/news/features/her-roaring-twenties/story-e6frg8h6-1226637703503 
  6. ^ a b Rule, Dan (2013-05-23 2012). “True Hollywood Story”. Melbourne University Magazine. http://mag.alumni.unimelb.edu.au/alumni_ths.html 
  7. ^ Groves, Don (2012年5月7日). “The tale of two Elizabeths”. Special Broadcasting Service. http://www.sbs.com.au/films/blog-articles/126077/The-tale-of-two-Elizabeths 
  8. ^ Bowen, Sholto (2008年2月1日). “From the Principal”. The Huntingtower Bulletin. 2013年5月23日閲覧。
  9. ^ 2009 Theatre Scholarships announcement including $20 000 Keith and Elisabeth Murdoch Travelling Fellowship”. The Melbourne Newsroom. The University of Melbourne (2009年8月31日). 2010年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月23日閲覧。
  10. ^ "Behind-the-scenes at Elizabeth Debicki's Vogue Australia photo shoot", Vogue, 2 November 2012
  11. ^ Pictures, Vogue, December 2012
  12. ^ "Elizabeth Debicki – A Spotlight Moment", 22 March 2012, Interview from December 2011
  13. ^ "Review: The Gift by Alison Croggon, Theatre Notes, 11 June 2011
  14. ^ The Maids, media release, Sydney Theatre Company

外部リンク

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