カレン・ブラック
表示
カレン・ブラック Karen Black | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1968年 | |||||||||
本名 | Karen Blanche Ziegler | ||||||||
生年月日 | 1939年7月1日 | ||||||||
没年月日 | 2013年8月8日(74歳没) | ||||||||
出生地 | イリノイ州パークリッジ | ||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||
身長 | 170 cm | ||||||||
職業 | 女優 | ||||||||
活動期間 | 1959年 - | ||||||||
主な作品 | |||||||||
『イージー・ライダー』(1969年) 『ファイブ・イージー・ピーセス』(1970年) 『華麗なるギャツビー』(1974年) 『エアポート'75』(1974年) 『ナッシュビル』(1975年) 『ファミリー・プロット』(1976年) 『家』(1976年) 『スペースインベーダー』(1986年) 『ザ・ミラー/悪魔の棲む鏡』(1990年) 『マーダー・ライド・ショー』(2003年) | |||||||||
|
カレン・ブラック(Karen Black 本名:Karen Blanche Ziegler 1939年7月1日 - 2013年8月8日)は、アメリカ合衆国の女優。
来歴
[編集]イリノイ州パークリッジ出身。父は児童文学作家[1][2]、祖父はシカゴ交響楽団のバイオリニスト[3]、姉のゲイル・ブラウンも女優。ドイツ系、ボヘミア系、ノルウェー系の血を引く[4]。
ノースウェスタン大学で2年間学んだのち、ニューヨークに出て、オフブロードウェイでデビュー。そこでの活躍をフランシス・フォード・コッポラに認められ、映画デビュー。1969年、『イージー・ライダー』での売春婦役で注目を集め、『ファイブ・イージー・ピーセス』に抜擢された。
2010年より癌を患い、2013年には治療費をクラウドファンディングで募り話題となった[5]。2013年8月8日、膀胱癌により死去[6][7]。74歳没。
プライベート
[編集]ブラックは4回結婚している。
- 1955年~1962年、チャールズ・ブラック[8]
- 1973年4月18日~1974年10月、ロバート・バートン(『恐怖と戦慄の美女』で共演)[9]
- 1975年7月4日~年月日不詳、L・M・キット・カーソン(俳優、脚本家)。息子は俳優のハンター・カーソン。
- 1987年9月27日~、スティーブン・エッケルベリー。養女セリーヌ[9]。夫婦共々、サイエントロジーの会員である[10][11]。
主な出演作品
[編集]映画
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1967 | 大人になれば… You're A Big Boy Now |
エイミー | |
1969 | 殺人美学 Hard Contract |
エレン | |
1969 | イージー・ライダー Easy Rider |
カレン | |
1970 | ファイブ・イージー・ピーセス Five Easy Pieces |
レイ | ゴールデングローブ賞 助演女優賞 受賞 |
1971 | 生き残るヤツ Born to Win |
パーム | |
1972 | Cisco Pike | スー | |
1973 | マインドコントロール殺人 ザ・ピクス The Pyx |
エリザベス・ルーシー | |
組織 The Outfit |
ベット・ハロウ | ||
1974 | 華麗なるギャツビー The Great Gatsby |
マートル・ウィルソン | ゴールデングローブ賞 助演女優賞 受賞 |
エアポート'75 Airport 1975 |
ナンシー・プライアー | ||
1975 | 恐怖と戦慄の美女 Trilogy of Terror |
ジュリー | テレビ映画 |
イナゴの日 The Day of the Locust |
フェイ・グリーナー | ||
ナッシュビル Nashville |
コニー・ホワイト | ||
結婚詐欺師は殺さない Ace Up My Sleeve |
スーザン・ウィンターズ | ||
1976 | ファミリー・プロット Family Plot |
フラン | |
家 Burnt Offerings |
マリアン | ||
1978 | カプリコン・1 Capricorn One |
ジュディ・ドリンクウォーター | |
ブルー・エクスタシー/官能の夜 In Praise of Older Women |
マヤ | ||
New Yorkスクイズ・ゲーム The Squeeze |
クラリッサ・サンダース | ||
1979 | ダニー・トラビス/ダウンタウン徹底抗戦25時 The Last Word |
ポーラ | |
キラーフィッシュ Killer Fish |
ケイト・ネヴィル | ||
1980 | ポリスストーリー/女刑事エバリンの告白 Police Story: Confessions of a Lady Cop |
エバリン・カーター | |
1981 | セパレイト・ウェイズ Separate Ways |
ヴァレンティン・コルビー | |
ココ・シャネル Chanel Solitaire |
エミリエンヌ・ダランソン | ||
1982 | わが心のジミー・ディーン Come Back to the Five and Dime, Jimmy Dean, Jimmy Dean |
ジョアン | |
1985 | 遥かなる少年の日々 Martin's Day |
カレン | |
サバイバル・ショット/恐怖からの脱出 Inferno in diretta |
カリン | ||
ブルーマン/魂の彷徨 The Blue Man |
ジャヌス | ||
爆走戦士ストライカー Savage Dawn |
レイチェル | ||
1986 | ドリーマー Flight of the Spruce Goose |
グロリア | |
スペースインベーダー Invaders from Mars |
リンダ・マグナッソン | ||
1987 | 悪魔の赤ちゃん3/禁断の島 It's Alive III: Island of the Alive |
エレン | |
ブラック・テロリスト/人質奪還 Hostage |
ローラ・ローレンス | ||
1988 | ミラクル・ボーイ The Invisible Kid |
母親 | |
想い出のデキシー・レーン Dixie Lanes |
ゼルマ | ||
テレクラ殺人事件 Out of the Dark |
ルース・ウィルソン | ||
1989 | 天使が降りたホーム・タウン Homer and Eddie |
ベル | |
1990 | 超能力学園Z PART2 パンチラ・ウォーズ Zapped Again! |
代理教師 | ビデオ映画 |
ナイト・エンジェル Night Angel |
リタ | ||
ザ・ミラー/悪魔の棲む鏡 Mirror Mirror |
スーザン・ゴードン | ||
1991 | バンパイヤ・タウン Children of the Night |
カレン・トンプソン | |
1995 | リアル・フィクション/殺人のシナリオ Starstruck |
バーサ | |
1996 | ダイナソー・パニック 失われた楽園 Dinosaur Valley Girls |
Ro-Kell | |
クライム タイム Crimetime |
ミリセント | ||
スティーブン・キング/アーバン・ハーベスト2 Children of the Corn IV: The Gathering |
ジューン・ロード | ビデオ映画 | |
1997 | クローン・オブ・エイダ Conceiving Ada |
レディ・バイロン | |
インモラル・シェフ Men |
アレックス | 出演/共同脚本 | |
1998 | クレイジー・ナッツ 早く起きてよ I Woke Up Early The Day I Died |
Whip Lady | |
パズル Charades |
ジュード | ||
1999 | THE UNDERGROUND COMEDY MOVIE ジ・アンダーグラウンド・コメディ・ムービー The Underground Comedy Movie |
母親 | |
2002 | 死霊危険地帯 ゾンビハザード Curse of the Forty-Niner |
ネリーおばさん | |
2003 | マーダー・ライド・ショー House of the 1000 Corpses |
マザー・ファイアフライ | |
2012 | ダーク・ブラッド Dark Blood |
ホテルの女 |
テレビシリーズ
[編集]放映年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1985 | フェアリーテール・シアター / 「人魚姫」 Faerie Tale Theatre |
海の魔女 | 1エピソード |
1989 | マイアミ・バイス Miami Vice |
ヘレン・ジャクソン | 1エピソード |
1997 | ハンガー/トリロジー The Hunger |
ミス・ガティ | 1エピソード |
2003 | LAW & ORDER:犯罪心理捜査班 Law & Order: Criminal Intent |
ヴェラ・モーガン | 1エピソード |
受賞
[編集]- 第28回ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞(『ファイブ・イージー・ピーセス』)
- 第32回ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞(『華麗なるギャツビー』)
- 第42回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 助演女優賞受賞(『ファイブ・イージー・ピーセス』)
- 第36回ニューヨーク映画批評家協会賞 助演女優賞受賞(『ファイブ・イージー・ピーセス』)
脚注
[編集]- ^ Karen Black's Film Reference biography
- ^ Frisbie, Thomas (2008年6月18日). “Article: Wrote history-based books for young adults”. Chicago Sun-Times. オリジナルの2012年11月6日時点におけるアーカイブ。 2010年9月13日閲覧。
- ^ Karen Black Biography – Yahoo! Movies
- ^ http://www.zellnerfamily.com/genealogy//getperson.php?personID=I8415&tree=01
- ^ “がんの治療費をクラウドファンディングで募る!『華麗なるギャツビー』の女優カレン・ブラック”. シネマトゥデイ. (2013年3月27日) 2013年8月23日閲覧。
- ^ “『イージー・ライダー』のカレン・ブラックさん、死去 享年74歳”. シネマトゥデイ. (2013年8月9日) 2013年8月23日閲覧。
- ^ http://www.chicagotribune.com/entertainment/chi-actress-karen-black-dead-at-74--20130808,0,1998067.story
- ^ TCM profile
- ^ a b “Karen Black biography”. IMDb.com. 2013年8月9日閲覧。
- ^ “Show Business: Boom in Black”. TIME. (1975年6月9日) 2013年8月9日閲覧。
- ^ “Karen Black reflects on her life and career - Chicago Tribune”. Articles.chicagotribune.com (2008年9月19日). 2013年8月9日閲覧。