キティブタバナコウモリ
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キティブタバナコウモリ | |||||||||||||||||||||||||||
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キティブタバナコウモリ Craseonycteris thonglongyai
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
NEAR THREATENED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Craseonycteris thonglongyai Hill, 1974 | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
キティブタバナコウモリ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Kitti's hog-nosed bat | |||||||||||||||||||||||||||
キティブタバナコウモリ[3][2](Craseonycteris thonglongyai)は、哺乳綱コウモリ目(翼手目)ブタバナコウモリ科ブタバナコウモリ属に分類されるコウモリ。本種のみでブタバナコウモリ科ブタバナコウモリ属を構成する。
分布
[編集]タイ西部(カーンチャナブリー県サイヨーク郡)[4][5]固有種
形態
[編集]体長2.9-3.3センチメートル[5]。前腕長2.1-2.6センチメートル[4]。翼開張15-17センチメートル。コウモリ目最小種で哺乳綱でも最小種の1つとされる[4][5]。尾がない[5]。背面の毛衣は褐色や赤褐色、灰色[4]。
耳介は大型で、耳珠がある。飛膜の色彩は暗色。左右の後肢の間にわずかに尾膜がある。
生態
[編集]単独から500頭にもなる大規模な群れを形成して生活する[4]。
繁殖形態は胎生。4-5月に1回に1頭の幼獣を産む[5]。寿命は5-10年以上と考えられている[5]。
人間との関係
[編集]観光客による生息地の撹乱[5]、採集などによる生息数が減少が懸念されている[4]。
参考文献
[編集]- ^ Bates, P., Bumrungsri, S. & Francis, C. 2019. Craseonycteris thonglongyai. The IUCN Red List of Threatened Species 2019: e.T5481A22072935. doi:10.2305/IUCN.UK.2019-3.RLTS.T5481A22072935.en. Downloaded on 13 June 2021.
- ^ a b c d 川田伸一郎, 岩佐真宏, 福井大, 新宅勇太, 天野雅男, 下稲葉さやか, 樽創, 姉崎智子, 横畑泰志「世界哺乳類標準和名目録」『哺乳類科学』第58巻別冊、2018年、40頁、doi:10.11238/mammalianscience.58.S1。
- ^ IUCN (国際自然保護連合) 編、岩槻邦男・太田英利 訳『世界の絶滅危惧生物図鑑』丸善出版、2014年、97頁。ISBN 978-4-621-08764-0。
- ^ a b c d e f 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社、2000年、133頁。
- ^ a b c d e f g h 『絶滅危惧動物百科5 クジラ(セミクジラ)―サイ(シロサイ)』、財団法人自然環境研究センター監訳、朝倉書店、2008年、62-63頁。