コンテンツにスキップ

グラス・ハウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『グラス・ハウス』
ビリー・ジョエルスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース フィル・ラモーン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(アメリカ)
  • ビリー・ジョエル アルバム 年表
    ニューヨーク52番街
    1978年
    グラス・ハウス
    (1980年)
    ソングズ・イン・ジ・アティック
    1981年
    テンプレートを表示

    グラス・ハウス』(原題:Glass Houses)は、ビリー・ジョエル1980年に発表したアルバム。通算7作目。全米アルバム・チャートで6週連続1位。ビリーにとって2作目の1位獲得アルバムとなった。

    解説

    [編集]

    アルバム・ジャケットで石を持ったビリーが狙っている家は、ビリーが一時所有していた邸宅[1]。多くのゲスト・プレイヤーを起用した前作とは対照的に、レギュラー・バンドによる演奏を前面に出しており、ロック色の強い内容となった。

    イギリスでは「レイナ」が第1弾シングルとなり、全英40位に達した[2]。本国アメリカでも、当初は「レイナ」が第1弾シングルとなる予定だったが[3]、「ガラスのニューヨーク」に変更され、全米7位に達する。第2弾シングル「ロックンロールが最高さ」はビリーにとって初の全米シングル・チャート1位獲得を果たした。他に「ドント・アスク・ミー・ホワイ」(全米19位)、「真夜中のラブコール」(全米36位)といったシングル・ヒットも生んだ。

    グラミー賞の男性ロック・ボーカル部門を受賞[4]

    収録曲

    [編集]

    全曲ビリー・ジョエル作。

    Side 1
    1. ガラスのニューヨーク - "You May Be Right" - 4:15
    2. 真夜中のラブコール - "Sometimes a Fantasy" - 3:39
    3. ドント・アスク・ミー・ホワイ - "Don't Ask Me Why" - 2:59
    4. ロックンロールが最高さ - "It's Still Rock and Roll to Me" - 2:57
    5. レイナ - "All for Leyna" - 4:14
    Side 2
    1. 孤独のマンハッタン - "I Don't Want to Be Alone" - 3:57
    2. チャンスに賭けろ - "Sleeping With the Television On" - 3:02
    3. 愛の面影 (セテ・トワ) - "C'Était Toi (You Were the One)" - 3:25
    4. ボーダーライン - "Close to the Borderline" - 3:47
    5. ロング・ナイト - "Through the Long Night" - 2:44

    カヴァー

    [編集]
    • 「ガラスのニューヨーク」(You May Be Right)

    参加ミュージシャン

    [編集]

    脚注

    [編集]
    1. ^ 日本盤CD(MHCP 1016)ライナーノーツ(大森庸雄、1998年1月)
    2. ^ ChartArchive-Billy Joel-
    3. ^ 日本盤CD(MHCP 1016)ライナーノーツ(鈴木道子、1980年2月)
    4. ^ allmusic(((Glass Houses>Awards>GRAMMY Awards)))
    5. ^ allmusic(((This Is Garth Brooks>Overview)))