サッカールーマニア代表
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国または地域 | ルーマニア | |||
協会 | ルーマニアサッカー連盟 | |||
愛称 | Tricolorii | |||
監督 | エドワード・ヨルダネスク | |||
最多出場選手 | ドリネル・ムンテアヌ(134試合) | |||
最多得点選手 |
ゲオルゲ・ハジ アドリアン・ムトゥ(35得点) | |||
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初の国際試合 |
1922年6月8日対ユーゴスラビア 2-1 | |||
最大差勝利試合 |
1973年10月14日対フィンランド 9-0 | |||
最大差敗戦試合 |
1948年6月6日対ハンガリー 0-9 | |||
FIFAワールドカップ | ||||
出場回数 | 7回(初出場は1930) | |||
最高成績 | ベスト8 (1994) | |||
UEFA欧州選手権 | ||||
出場回数 | 6回 | |||
最高成績 | ベスト8 (2000) | |||
サッカールーマニア代表(サッカールーマニアだいひょう、Echipa naţională de fotbal a României)は、ルーマニアサッカー連盟(FRF)によって構成されるルーマニアのサッカーのナショナルチームである。
歴史
[編集]1984年にUEFA欧州選手権1984(現在のUEFA EURO)に出場したのを機に黄金期を迎え、1990年代はゲオルゲ・ハジらを擁してワールドカップで3大会連続で決勝トーナメントに進出したが、UEFA EURO 2000後にハジ達が代表を離れてからはワールドカップもUEFA EUROも予選で敗退する苦しい時期に入った。
その後、UEFA EURO 2008では予選でオランダを破り、2大会ぶりに本大会出場を決めた。本大会ではオランダ・イタリア・フランスと同居する『死のグループ』に入ったが、イタリア・フランスと引き分けてグループリーグ突破まであと一歩のところまで迫った。
2010年代前半も低迷し、ワールドカップ予選を突破できず2022年大会終了時点で21世紀になってからのワールドカップ本大会出場はない。UEFA EUROは2012年大会で予選敗退となったが、2016年大会では出場チームが16から24へと拡大したこともあり、2大会ぶりに予選を突破し本大会出場を決めた。さらに2024年大会では全チームが勝点4で並ぶ中[1]、得失点差で強豪ベルギーを抑えて1位での決勝トーナメント進出を果たした[2]。しかし、1回戦ではオランダに3-0で敗れた。
日本では東欧のラテンと紹介される事がある。スラブ系が多い東ヨーロッパにおいてルーマニア人が数少ないラテン系の民族であることを指している事は勿論だが、中南米のチームに引けを取らないテクニックに優れた選手を多く輩出している意味合いもある。伝統的に堅い守りからのカウンター攻撃が持ち味で、ワールドカップや欧州選手権では度々大物食いを演じて存在感をアピールした[3]。また、1998年のワールドカップで決勝トーナメントの出場を祝って選手全員が金髪にしたというエピソードもあった。
成績
[編集]FIFAワールドカップ
[編集]開催国 / 年 | 成績 | 試 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 |
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1930 | グループリーグ敗退 | 2 | 1 | 0 | 1 | 3 | 5 |
1934 | 1回戦敗退 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 |
1938 | 2 | 0 | 1 | 1 | 4 | 5 | |
1950 | 不参加 | ||||||
1954 | 予選敗退 | ||||||
1958 | |||||||
1962 | 参加取り消し | ||||||
1966 | 予選敗退 | ||||||
1970 | グループリーグ敗退 | 3 | 1 | 0 | 2 | 4 | 5 |
1974 | 予選敗退 | ||||||
1978 | |||||||
1982 | |||||||
1986 | |||||||
1990 | ベスト16 | 4 | 1 | 2 | 1 | 4 | 3 |
1994 | ベスト8 | 5 | 3 | 1 | 1 | 10 | 9 |
1998 | ベスト16 | 4 | 2 | 1 | 1 | 4 | 3 |
2002 | 予選敗退 | ||||||
2006 | |||||||
2010 | |||||||
2014 | |||||||
2018 | |||||||
2022 | |||||||
合計 | 出場7回 | 21 | 8 | 5 | 8 | 30 | 32 |
UEFA欧州選手権
[編集]UEFA欧州選手権 | UEFA欧州選手権・予選 | ||||||||||||
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開催年 | 結果 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 |
1960 | 予選敗退 | 4 | 1 | 0 | 3 | 3 | 7 | ||||||
1964 | 2 | 1 | 0 | 1 | 3 | 7 | |||||||
1968 | 6 | 3 | 0 | 3 | 18 | 14 | |||||||
1972 | 9 | 4 | 3 | 2 | 15 | 7 | |||||||
1976 | 6 | 1 | 5 | 0 | 11 | 6 | |||||||
1980 | 6 | 2 | 2 | 2 | 9 | 8 | |||||||
1984 | グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 1 | 2 | 2 | 4 | 8 | 5 | 2 | 1 | 9 | 3 |
1988 | 予選敗退 | 6 | 4 | 1 | 1 | 13 | 3 | ||||||
1992 | 8 | 4 | 2 | 2 | 13 | 7 | |||||||
1996 | グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | 4 | 10 | 6 | 3 | 1 | 18 | 9 |
2000 | ベスト8 | 4 | 1 | 1 | 2 | 4 | 6 | 10 | 7 | 3 | 0 | 25 | 3 |
2004 | 予選敗退 | 8 | 4 | 2 | 2 | 21 | 9 | ||||||
2008 | グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 2 | 1 | 1 | 3 | 12 | 9 | 2 | 1 | 26 | 7 |
2012 | 予選敗退 | 10 | 3 | 5 | 2 | 13 | 9 | ||||||
2016 | グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 1 | 2 | 2 | 4 | 10 | 5 | 5 | 0 | 11 | 2 |
2021 | 予選敗退 | 11 | 4 | 2 | 5 | 18 | 17 | ||||||
2024 | ベスト16 | 4 | 1 | 1 | 2 | 4 | 6 | 10 | 6 | 4 | 0 | 16 | 5 |
合計 | 6/17 | 20 | 2 | 6 | 12 | 14 | 27 | 136 | 69 | 41 | 26 | 242 | 123 |
歴代監督
[編集]- ミルチェア・ルチェスク 1981-1986
- エメリック・イェネイ 1986-1990, 2000
- アンゲル・ヨルダネスク 1993-1998, 2002-2004, 2014-2016
- ヴィクトル・ピツルカ 1998-1999, 2005-2009, 2011-2014
- ラースロー・ベレニ 2000-2001
- ゲオルゲ・ハジ 2001-2002
- ラズヴァン・ルチェスク 2009-2011
- クリストフ・ダウム 2016-2017
- コスミン・コントラ 2017-2019
- ミレル・ラドイ 2019-2021
- エドワード・ヨルダネスク 2022-
歴代選手
[編集]歴代記録
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出場数ランキング[編集] 水色は現役代表選手
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得点数ランキング[編集] 水色は現役代表選手
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脚注
[編集]- ^ euroで、勝点4で全チームが並ぶのは初めてのことであった。
- ^ “スコアレスドローのベルギー代表、2位通過でフランスと対戦!ルーマニアが首位、スロバキアが3位でベスト16へ(GOAL)”. Yahoo!ニュース. 2024年6月26日閲覧。
- ^ 1994年ワールドカップでは優勝候補コロンビア、開催国アメリカを敗ってグループ1位通過。1回戦でも前回準優勝のアルゼンチンを敗った。 1998年ワールドカップとUEFA EURO 2000では強豪国イングランドを敗った。