シャングリラ市
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中華人民共和国 雲南省 シャングリラ市 | |
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ソンツェリン寺 | |
旧称:中甸 | |
雲南省中のシャングリラ市の位置 | |
中心座標 北緯27度50分 東経99度42.1分 / 北緯27.833度 東経99.7017度 | |
簡体字 | 香格里拉 |
繁体字 | 香格里拉 |
拼音 | Xiānggélǐlā |
カタカナ転写 | シャンガーリラー |
チベット語 | སེམས་ཀྱི་ཉི་ཟླ |
ワイリー方式 | sems kyi nyi zla |
蔵文拼音 | Xamgyi'nyilha |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 雲南 |
自治州 | 迪慶 |
行政級別 | 県級市 |
建置 | 1293年 |
建県 | 1913年 |
面積 | |
総面積 | 11,613 km² |
人口 | |
総人口(2011) | 17.45 万人 |
経済 | |
電話番号 | 887 |
郵便番号 | 674400 |
ナンバープレート | 雲R |
行政区画代碼 | 533421 |
公式ウェブサイト: http://zf.xgll.gov.cn/ |
シャングリラ市(シャングリラし、チベット語:སེམས་ཀྱི་ཉི་ཟླ་གྲོང་ཁྱེར།、ワイリー方式:Sems kyi nyi zla grong khyer、中文表記: 香格里拉市、英文表記: Shangri-La City)は、中華人民共和国雲南省デチェン・チベット族自治州に位置する県級市。チベットではカム地方南部にあたる。自治州の州政府の所在地であり、市政府は建塘鎮に位置している。デチェン・チベット族自治州を構成する2行政区(徳欽県、維西リス族自治県)と共に国家級貧困県に指定されている。
チベット語でギャルタンと称され、チベット文化圏の南東端にあたり、北は徳欽(ジョル)、南は麗江を連絡する滇蔵公路における要衝となっている。ソンツェリン寺や虎跳峡が有名。また獰猛な性格で知られるチベット犬の産地でもある。
地理
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歴史
[編集]漢代は羌の居住地であり、吐蕃により神州都督が、その後南詔により剣川節度が設置されていた。1293年(至元30年)、元朝は中甸を政院轄地吐蕃等路宣慰司の管轄とし、その行政区は清末まで継承された。
中華民国が成立すると1913年に中甸県(ちゅうでんけん、チベット語:རྒྱལ་ཐང་རྫོང་།、ワイリー方式:rgyal thang rdzong、中文表記: 中甸县)が設置され、更に1957年に自治州管轄と改編、2001年12月17日にジェームズ・ヒルトンの小説『失われた地平線』の中で描かれているユートピア(理想郷)シャングリラ (Shangri-La) を採用し、2002年5月5日に中華人民共和国国務院から承認を得て[1]、シャングリラ県に改名された。2014年12月16日市制施行[2][3]し、シャングリラ市(香格里拉市)となり現在に至る。
行政区画
[編集]→「中華人民共和国の行政区分」を参照
区分 | 数 | 名称 |
---|---|---|
鎮 | 4 | 建塘 小中甸 虎跳峡 金江 |
郷 | 7 | 上江 三壩 洛吉 尼西 格咱 東旺 五境 |
交通
[編集]航空
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]健康・医療・衛生
[編集]- 香格里拉市人民医院
関連項目
[編集]- 雲南料理、過橋米線(米線)、プーアル茶、涼拌茶
- 2020年中国大洪水、雲南省地震 (曖昧さ回避)、雲貴高原、瀾滄江
- 天津条約 (1885年6月)、雲南問題、中越戦争、中越国境紛争、大理国
- 在重慶日本国総領事館(管轄区域:雲南省・重慶市・四川省・貴州省)
脚注
[編集]- ^ 潘星薇 (2006年4月28日). “云南香格里拉的召唤” (中国語). (原载于2002年5月15日《星岛日报》). 云南省人民政府外事办公室. 2019年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月4日閲覧。
- ^ 民政部关于同意云南省撤销香格里拉县设立县级香格里拉市的批复
- ^ 民政部批复香格里拉撤县设市