スタランツァーノ
スタランツァーノ Staranzano | |
---|---|
行政 | |
国 | イタリア |
州 | フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア |
県/大都市 | ゴリツィア |
CAP(郵便番号) | 34079 |
市外局番 | 0481 |
ISTATコード | 031023 |
識別コード | I939 |
分離集落 | Bistrigna, Dobbia [1] |
隣接コムーネ | #隣接コムーネ参照 |
公式サイト | リンク |
人口 | |
人口 | 7145 人 (2023-01-01 [2]) |
人口密度 | 381.9 人/km2 |
文化 | |
住民の呼称 | staranzanesi |
守護聖人 |
聖ピエトロと聖パオロ (Santi Pietro e Paolo) |
祝祭日 | 6月29日 |
地理 | |
座標 | 北緯45度48分 東経13度30分 / 北緯45.800度 東経13.500度座標: 北緯45度48分 東経13度30分 / 北緯45.800度 東経13.500度 |
標高 | 7 (0 - 10) [3] m |
面積 | 18.71 [4] km2 |
| |
ポータル イタリア |
スタランツァーノ(伊: Staranzano)は、イタリア共和国フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ゴリツィア県にある、人口約7,100人の基礎自治体(コムーネ)。
名称
[編集]標準イタリア語以外の言語では、以下の名称を持つ。
地理
[編集]位置・広がり
[編集]ゴリツィア県南部・ビシアカリア地方 (it:Bisiacaria) に属する町で、その中心都市モンファルコーネの西に隣接している。県都ゴリツィアから南南西へ17km、州都トリエステから北西へ28kmの距離にある[5]。
イゾンツォ川の河口部右岸(東岸から北岸)にあたっており、アドリア海(ヴェネツィア湾)に面している。コムーネの領域は南北に長く広がっており、コムーネ最北端から最南端のイゾンツォ川河口砂嘴先端までは約10kmある。
隣接コムーネ
[編集]隣接するコムーネは以下の通り。
- ロンキ・デイ・レジョナーリ - 北
- モンファルコーネ - 東
- グラード - 南
- サン・カンツィアン・ディゾンツォ - 西
地勢
[編集]イゾンツォ川河口部にあたり、地勢は平坦である。イゾンツォ川はコムーネの領域の最南端でアドリア海(ヴェネツィア湾)に注いでおり、コムーネの南部は、フォッチェ・デッリゾンツォ自然保護区 (it:Riserva naturale della Foce dell'Isonzo) の一部に指定されている。
-
コナ島(Isola della Cona)の湿地帯
気候分類・地震分類
[編集]スタランツァーノにおけるイタリアの気候分類 (it) および度日は、zona E, 2246 GGである[6]。 また、イタリアの地震リスク階級 (it) では、zona 3 (sismicità bassa) に分類される[7]。
主な集落
[編集]スタランツァーノ(Staranzano)の本村はコムーネの北東に所在し、モンファルコーネの市街地に連坦している。本村の南にはビストリニャ(Bistrigna)の集落があり、分離集落(フラツィオーネ)とされている[1] 。ドッビア(Dobbia)はスタランツァーノ本村の北西約2kmに位置し、本村とベリアノ(サン・カンツィアン・ディゾンツォの一部)との中間にある。
歴史
[編集]スタランツァーノの村は、19世紀初頭にモンファルコーネとサン・カンツィアンの村に所属していた2つの集落が分離して生まれ、1848年にコムーネとして独立の地位を獲得した。
社会
[編集]人口
[編集]人口推移
[編集]人口推移 | ||
---|---|---|
年 | 人口 | ±% |
1921 | 1,373 | — |
1931 | 2,031 | +47.9% |
1936 | 2,415 | +18.9% |
1951 | 3,023 | +25.2% |
1961 | 3,293 | +8.9% |
1971 | 3,957 | +20.2% |
1981 | 5,526 | +39.7% |
1991 | 5,980 | +8.2% |
2001 | 6,642 | +11.1% |
2011 | 7,199 | +8.4% |
居住地区別人口
[編集]国立統計研究所(ISTAT)は居住地区(Località abitata)別の人口として以下を掲げている[3]。統計は2001年時点。
地区名 | 標高 | 人口 | 備考 |
---|---|---|---|
STARANZANO | 0/10 | 6,642 | |
STARANZANO * | 7 | 6,299 | モンファルコーネおよびロンキ・デイ・レジョナーリに連続 |
Dobbia | 6 | 255 | |
Case Sparse | - | 88 |
ISTATは人口統計上、家屋密度の高い centro abitato (居住の中心地区)、密度の低い nucleo abitato (居住の核となる地区)、まとまった居住地区を形成していない case sparse (散在家屋)の区分を用いている。上の表で地名がすべて大文字で示されているものが centro abitato である。「*」印が付されているのは、コムーネの役場・役所 la casa comunale の置かれている地区である。
交通
[編集]道路
[編集]- 国道
- SS14 (it:Strada statale 14 della Venezia Giulia)
- 〔… - チェルヴィニャーノ - ピエリス〕 - ドッビア北方 - 〔ロンキ・デイ・レジョナーリ - モンファルコーネ - …〕
- 県道
コムーネの最北部で、州南部を東西に貫く SS14 とわずかに接する。SS14 からはドッビアを経由して本村に至る道路がある。また、モンファルコーネとグラードとを結ぶ SP19 がコムーネの中央部、ビストリニャ地区を東西に通過している。
脚注
[編集]- ^ a b Provincia di Gorizia. “Staranzano” (イタリア語). 2011年7月31日閲覧。
- ^ “Popolazione residente per sesso, età e stato civile al 1° gennaio 2023” (イタリア語). 国立統計研究所(ISTAT). 2024年2月8日閲覧。メニューでVista per singola areaを選択。Ripartizione:Nord-est, Regione:Friuli-Venezia Giulia, Provincia:Gorizia, Comune:Staranzano を選択
- ^ a b 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Gorizia (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2012年4月7日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Gorizia (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年3月3日閲覧。
- ^ “地図上で2地点の方角・方位、距離を調べる”. 2017年1月7日閲覧。
- ^ “Tabella dei gradi/giorno dei Comuni italiani raggruppati per Regione e Provincia”. 新技術エネルギー環境局(ENEA) (2011年3月1日). 2017年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
- ^ “classificazione sismica aggiornata al aprile 2023” (xls). https://rischi.protezionecivile.gov.it/it/sismico/attivita/classificazione-sismica/. イタリア市民保護局. 2023年12月16日閲覧。
外部リンク
[編集]ロンキ・デイ・レジョナーリ | ||||
サン・カンツィアン・ディゾンツォ | モンファルコーネ | |||
スタランツァーノ | ||||
グラード |