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ダスティン・ジョンソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 ダスティン・ジョンソン 
Dustin Johnson
基本情報
名前 ダスティン・ジョンソン
生年月日 (1984-06-22) 1984年6月22日(40歳)[1][2]
身長 193 cm (6 ft 4 in)[1][2]
体重 86 kg (190 lb)[1][2]
出身地 サウスカロライナ州[1]コロンビア[2]
経歴
プロ転向 2007年[1]
現在のツアー LIVゴルフ
メジャー選手権最高成績
マスターズ 優勝: 2020
PGA選手権 2位: 2019, 2020
全米オープン 優勝: 2016
全英オープン 2位タイ: 2011
成績
優勝回数 PGAツアー: 24勝
世界ランク最高位 1位(2018年6月10日付)
2022年9月5日現在
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ダスティン・ハンター・ジョンソンDustin Hunter Johnson1984年6月22日[1][2] - )は、アメリカサウスカロライナ州コロンビア出身[1][2]プロゴルファーである。2019-20フェデックス総合優勝。2016年の全米オープン、2020年マスターズ優勝者。ストロンググリップが特徴で[3]PGAツアー屈指の飛ばし屋として有名[2][4][5]

経歴

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ダスティンはアマチュア時代の2007年にモンロー招待とノースイーストアマチュアで優勝。その年にはウォーカーカップアメリカ代表に選出された。

同年12月のPGAツアーQスクールで14位タイで正式にツアーメンバーとなる。2008年10月のフォールシリーズの大会ターニングストーン・リゾート選手権で初優勝。2009年と2010年のAT&Tペブルビーチナショナルプロアマで優勝したが、2010年の全米オープンでは8位タイに終わる。

2015年のチェンバーズ・ベイでの全米オープンでは最終日最終組で回り、1打差二位で18番ロングホールを迎えた。ティーショットで350ヤードを超えるスーパーショット、そして2オンに成功し逆転優勝へ4メートルのイーグルチャンスにつけた。しかしここで3パットを喫してしまい、優勝はおろかプレーオフの可能性もなくなり、ジョーダン・スピースと1打差の2位タイに終わった。

翌2016年の全米オープンでは4打差で最終日を迎えた。首位のシェーン・ローリーがスコアを落とすなか、ダスティンは68で回り、悲願のメジャー初制覇を成し遂げた[6]。なお、ホールアウト後のビデオ判定にて、5番ホールにて1打罰が課せられ、69に変更となった[7]。続くブリヂストン招待でも勝利し、2017年にはタイガー・ウッズ主催のジェネシス・オープンを制し、世界ランク1位となる[5]

2018年、セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ最終日において、12番パー4(433yd)の1打目ドライバーでピンまで10cmまで寄せ、あわやホールインワンというビッグドライブを達成[8][9]。さらに、フェデックス・セントジュード・クラシックで優勝し、4週間ぶりに世界ランク1位に返り咲いた[10]

2020年、マスターズにおいて4日間合計268打(-20)で回り大会新記録で優勝を果たした[11]

家族

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2022年、ポーリナ・グレツキーと9年の婚約期間を経て結婚した[12]。息子が2人いる[12]

通算成績 (28勝)

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PGAツアー(24勝)

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勝数
メジャー選手権 (2)
世界ゴルフ選手権 (6)
フェデックス・カップ・プレーオフ (6)
ツアー (10)
No. 年月日 トーナメント スコア アンダーパー 打差 2位(タイ)
1 2008年10月5日 ターニングストーン・リゾート選手権 72-68-70-69=279 −9 4打差 オーストラリアの旗 ロバート・アレンビー
2 2009年2月14日 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ* 65-69-67=201 −15 4打差 カナダの旗 マイク・ウィア
3 2010年2月15日 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ (2) 64-68-64-74=270 −16 1打差 アメリカ合衆国の旗 デビッド・デュバルアメリカ合衆国の旗 J.B.ホームズ
4 2010年9月12日 BMW選手権 68-70-68-69=275 −9 1打差 イングランドの旗 ポール・ケーシー
5 2011年8月27日 ザ・バークレイズ* 66-63-65=194 −19 2打差 アメリカ合衆国の旗 マット・クーチャー
6 2012年6月10日 フェデックス・セントジュード・クラシック 70-68-67-66=271 −9 1打差 アメリカ合衆国の旗 ジョン・メリック
7 2013年1月8日 ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ* 69-66-68=203 −16 4打差 アメリカ合衆国の旗 スティーブ・ストリッカー
8 2013年11月3日 HSBCチャンピオンズ 69-63-66-66=264 −24 3打差 イングランドの旗 イアン・ポールター
9 2015年3月8日 キャデラック選手権 68-73-69-69=279 −9 1打差 アメリカ合衆国の旗 J.B.ホームズ
10 2016年6月19日 全米オープン 67-69-71-69=276 −4 3打差 アメリカ合衆国の旗 ジム・フューリク, アイルランドの旗 シェーン・ローリー
アメリカ合衆国の旗 スコット・ピアシー
11 2016年7月3日 ブリヂストン招待選手権 69-73-66-66=274 −6 1打差 アメリカ合衆国の旗 スコット・ピアシー
12 2016年9月11日 BMW選手権 (2) 67-63-68-67=265 −23 3打差 イングランドの旗 ポール・ケーシー
13 2017年2月19日 ジェネシス・オープン 66-66-64-71=267 −17 5打差 アメリカ合衆国の旗 スコット・ブラウン, ベルギーの旗 トーマス・ピータース
14 2017年3月5日 メキシコ選手権 (2) 70-66-66-68=270 −14 1打差 イングランドの旗 トミー・フリートウッド
15 2017年3月26日 デル・マッチプレー 1 up スペインの旗 ジョン・ラーム
16 2017年8月27日 ザ・バークレイズ (2) 267 −13 プレーオフ アメリカ合衆国の旗 ジョーダン・スピース
17 2018年1月7日 セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 268 −24 8打差 スペインの旗 ジョン・ラーム
18 2018年6月10日 フェデックス・セントジュード・クラシック (2) 67-63-65-66=261 −19 6打差 アメリカ合衆国の旗 Andrew Putnam
19 2018年6月29日 RBCカナディアン・オープン 68-66-65-66=265 −23 3打差 大韓民国の旗 An Byeong-hun, 大韓民国の旗 Kim Meen-whee
20 2019年2月24日 メキシコ選手権 (3) 263 −21 5打差 北アイルランドの旗 ローリー・マキロイ
21 2020年6月28日 トラベラーズ選手権 69-64-61-67=261 −19 1打差 アメリカ合衆国の旗 Kevin Streelman
22 2020年8月23日 ザ・バークレイズ (3) 67-60-64-63=254 −30 11打差 アメリカ合衆国の旗 ハリス・イングリッシュ
23 2020年9月7日 ザ・ツアーチャンピオンシップ 67-70-64-68=269 −211 3打差 アメリカ合衆国の旗 ザンダー・シャウフェレ, アメリカ合衆国の旗 ジャスティン・トーマス
24 2020年11月15日 マスターズ・トーナメント 65-70-65-68=268 −20 5打差 大韓民国の旗 任成宰, オーストラリアの旗 キャメロン・スミス

*注:悪天候により54ホールに短縮
**The 2016 WGC-Bridgestone Invitational was only sanctioned by the PGA Tour; it was not sanctioned by the European Tour due to a schedule change for the Olympic Games.
1フェデックスカップのプレーオフ形式のため-10からスタート、実際のスコアは-11

その他

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  • 2010年:ウェンディーズ・3ツアー・チャレンジ(PGAチームとして)、シャーク・シュートアウト(イアン・ポールターとともに)

メジャー選手権

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大会 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023
マスターズ DNP T30 T38 DNP T13 CUT T6 T4 DNP T10 T2 1 CUT T12 T48
全米オープン T48 40 T23 CUT 55 T4 T2 1 CUT T3 T35 T6 T19 T24 T10
全英オープン DNP CUT T2 T9 T32 T12 T49 T9 T54 CUT T51 中止 T8 T6 CUT
PGA選手権 DNP T10 CUT T48 T8 DNP T7 CUT T13 T27 2 T2 CUT CUT T55

DNP = 出場せず
CUT = 予選落ち
T =タイ
緑は優勝. 黄色はトップ10入り.

LIVゴルフ (1)

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No. 年月日 トーナメント スコア アンダーパー 打差 2位(タイ)
1 2022年9月4日 ボストン大会 67-63-65=195 −15 プレーオフ チリの旗 ホアキン・ニーマン,インドの旗 アニルバン・ラヒリ

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g D・ジョンソンプロフィール”. ALBA.Net. 2018年11月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g <選手名鑑205>ダスティン・ジョンソン(前編)”. ゴルフダイジェストオンライン. 2018年11月21日閲覧。
  3. ^ コリン・モリカワの活躍で出てくる 左手がウィークグリップの選手が増える可能性”. 【SPAIA】スパイア (2020年8月31日). 2020年11月16日閲覧。
  4. ^ 世界一の飛ばし屋は誰だ! ダスティン、フィナウ、それとも……? 忘れちゃいけない日本ツアーの「あの男」”. 川野美佳(みんなのゴルフダイジェスト) (2018年3月2日). 2018年11月21日閲覧。
  5. ^ a b 強靭なリストで守り続けた世界1位の座 2017年のD.ジョンソン”. ゴルフダイジェストオンライン. 2018年11月21日閲覧。
  6. ^ 悲願のメジャー初優勝、P.O.Yにも輝くダスティン・ジョンソン”. JUPITER GOLF NETWORK (2017年1月3日). 2018年11月21日閲覧。
  7. ^ 全米オープン、D・ジョンソンへの1罰打の意味”. 地平達郎(日経新聞) (2016年7月7日). 2018年11月21日閲覧。
  8. ^ 【ショット・オブ・ザ・デイ】ジョンソンが430ヤードをホールインワン寸前!”. Y's Sports Inc. (2018年1月8日). 2018年12月18日閲覧。
  9. ^ 【AD】世界最高峰の舞台に挑む二人の飛ばし屋。DJとラームの“ドライバー頂上決戦””. みんなのゴルフダイジェスト (2018年6月14日). 2018年12月18日閲覧。
  10. ^ D.ジョンソンが4週ぶりの1位 松山英樹は10位で変わらず/男子世界ランク”. ゴルフダイジェストオンライン (2018年6月11日). 2018年11月21日閲覧。
  11. ^ 世界1位の目に涙 ダスティン・ジョンソン「心の中で自分と戦っていた」”. GDOニュース (2020年11月16日). 2022年4月29日閲覧。
  12. ^ a b ダスティン・ジョンソン “超ゴージャス妻”とのウエディングフォト公開に祝福の声”. e!Golf (2022年4月27日). 2022年4月29日閲覧。

外部リンク

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