フレッド・フリス
フレッド・フリス Fred Frith | |
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フレッド・フリス(1998年) | |
基本情報 | |
出生名 | Jeremy Webster Frith |
生誕 | 1949年2月17日(75歳) |
出身地 | イングランド サセックス州ヒースフィールド |
ジャンル | アヴァン・ロック、実験音楽、フリー・インプロヴィゼーション、現代音楽 |
職業 | ミュージシャン、作曲家、教育者 |
担当楽器 | ギター、ヴァイオリン、エレクトリックベース、キーボード、パーカッション |
活動期間 | 1968年 - |
レーベル | キャロライン、Moers、Ralph、RecRec、レコメンデッド、Fred、ツァディク、Winter & Winter、Intakt |
共同作業者 | ヘンリー・カウ、アート・ベアーズ、マサカー、スケルトン・クルー、フレンチ、フリス、カイザー、トンプソン、キープ・ザ・ドッグ、コーザ・ブラーヴァ、クリス・カトラー、ジョン・ゾーン |
公式サイト |
www |
フレッド・フリス(Fred Frith、1949年2月17日 - )は、イギリス、サセックス州ヒースフィールド出身の音楽家、作曲家、インプロヴァイザー。主にギタリストとして知られるが、ヴァイオリン、キーボード、ベース等も演奏するマルチプレイヤーでもある[1]。
来歴
[編集]1968年、ティム・ホジキンソンと共にヘンリー・カウを結成。1974年、初のソロ・アルバム『ギター・ソロズ』を発表。ヘンリー・カウの分裂後、1978年にクリス・カトラー、ダグマー・クラウゼと共にアート・ベアーズを結成した。
1979年にはニューヨークに移り、ビル・ラズウェル、フレッド・マーと共にマサカーを結成[2]。1980年代末期より、ジョン・ゾーンが率いるネイキッド・シティのベーシストとしても活動[3]。
1990年に、ドキュメンタリー映画『ステップ・アクロス・ザ・ボーダー』(Step Across the Border)が公開され[4]、同名のサウンドトラックも発売された[5]。この映画はフレッド・フリスが世界を巡り、人種や国籍を超えて様々なミュージシャンと交流する様子を描いた作品で、第3回ヨーロッパ映画賞 (European Film Awards) ではSpecial Mention賞に選ばれている[6]
1998年、ビル・ラズウェルとチャールズ・ヘイワードと共にマサカーを再結成した[2]。1999年よりミルズ・カレッジ (Mills College)の教授を務めている[7]。
日本のアーティストとの交流も多く、1981年に突然段ボール、1984年にはドラマーの土取利行と共演し、その模様も発表された[8][9][10]。ドクトル梅津バンド (Doctor Umezu Band / D.U.B)の1983年の作品『Dynamite』にはギターとヴァイオリンで参加している[11]。また、近藤等則の1985年の作品『China Boogie』にギターで参加している[12]。2009年には、大友良英が音楽を担当したNHKドラマスペシャル『白洲次郎』のサウンドトラックに参加している[13]。
脚注
[編集]- ^ Fred Frith | Biography | AllMusic - Artist Biography by Chris Kelsey
- ^ a b Massacre | Biography | AllMusic - Artist Biography by Joslyn Layne
- ^ Naked City | Biography | AllMusic - Artist Biography by Chris Kelsey
- ^ Step Across the Border - Allmovie
- ^ 196 - Fred Frith - STEP ACROSS THE BORDER - DISCOGRAPHY OF FRED FRITH
- ^ 1990 Winners - European Film Academy
- ^ Mills College - Fred Frith - 2014年3月9日閲覧
- ^ 突然段ボール | 公式ホームページ - 公式ホームページ 年表
- ^ - フレッド・フリス&突然段ボール (Cassette, CD) at Discogs
- ^ - 土取利行 - The Euphoio (Vinyl) at Discogs
- ^ - 089 - Dr. Umezu Band - DYNAMITE (Vinyl) - DISCOGRAPHY OF FRED FRITH
- ^ - 120 - Toshinori Kondo - CHINA BOOGIE(Vinyl) - DISCOGRAPHY OF FRED FRITH
- ^ 506 - Otomo Yoshihide - JIRO SHIRASU - DISCOGRAPHY OF FRED FRITH - 2014年4月13日閲覧