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ブーリン家の姉妹 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブーリン家の姉妹
The Other Boleyn Girl
監督 ジャスティン・チャドウィック
脚本 ピーター・モーガン
製作 アリソン・オーウェン
製作総指揮 スコット・ルーディン
デビッド・M・トンプソン
出演者 ナタリー・ポートマン
スカーレット・ヨハンソン
エリック・バナ
クリスティン・スコット・トーマス
音楽 ポール・カンテロン
撮影 キアラン・マクギガン
編集 ポール・ナイト
キャロル・リトルトン
製作会社 レラティビティ・メディア
BBCフィルムズ
ユニバーサル・ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗 コロンビア ピクチャーズ
日本の旗 ブロードメディア・スタジオ
公開 アメリカ合衆国の旗 2008年2月29日
イギリスの旗 2008年3月7日
日本の旗 2008年10月25日[1]
上映時間 114分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
製作費 $35,000,000[2]
興行収入 $68,280,091[2](世界興収)
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ブーリン家の姉妹』(ブーリンけのしまい、原題: The Other Boleyn Girl)は、2008年公開のアメリカ合衆国イギリス合作映画。フィリッパ・グレゴリーによる同名小説を原作としている(同原作の映像化は2003年にもBBCにてテレビ版が製作されている)。

ストーリー

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16世紀イギリスを舞台に、後にヘンリー8世の寵愛を受けることになるアン・ブーリンとその妹メアリー・ブーリンの姉妹(ただし史実においてはメアリーを姉とする説もある)を巡る歴史劇である。

キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 VOD[3]
アン・ブーリン ナタリー・ポートマン 佐古真弓 落合るみ
メアリー・ブーリン スカーレット・ヨハンソン 加藤忍 高橋理恵子
ヘンリー8世 エリック・バナ 吉見一豊 森川智之
ジョージ・ブーリン ジム・スタージェス 藤原堅一 川島得愛
トーマス・ブーリン マーク・ライランス 小島敏彦 村治学
エリザベス・ブーリン クリスティン・スコット・トーマス 野村須磨子 一柳みる
ノーフォーク公 デヴィッド・モリッシー 内田直哉 水内清光
ウィリアム・ケアリー英語版 ベネディクト・カンバーバッチ 内田夕夜
ヘンリー・パーシー英語版 オリヴァー・コールマン
キャサリン・オブ・アラゴン アナ・トレント 福田如子 塩田朋子
ウィリアム・スタッフォード英語版 エディ・レッドメイン
乗り手 トム・コックス
医者 マイケル・スマイリー 佐々木睦
侍女 モントセラト・ロイグ・ド・ピュイグ
ジェーン・パーカー ジュノー・テンプル
トマス・クロムウェル イアイン・ミッチェル
フランシス・ウェストン アンドリュー・ガーフィールド
ブランドン マーク・ルイス・ジョーン
ジェーン・シーモア コリーヌ・ギャロウェイ
王の使者 アルフィー・アレン
若いヘンリー ジョゼフ・ムーア
メアリー・タルボット ティファニー・フレイスバーグ
クランマー大司教 ビル・ウィィス
産婆 ジョアンナ・スキャンラン
若いキャサリン ブローディー・ジャッジ
小さなヘイリー オスカー・ネーガス
若いエリザベス メイジー・スミス
若いアン デイジー・ドイジ=ヒル
若いメアリー キッジー・フェイゼット
若いジョージ フィントン・ライリー
メイド エマ・ノックス
小さなキャサリン ポピー・ハースト
メアリー1世 コンスタンス・ストライド

スタッフ

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製作の背景

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主人公となるブーリン姉妹には、アン役にナタリー・ポートマン、メアリー役にスカーレット・ヨハンソンと、若手の二大女優を配し、両者の初共演となった。ヘンリー8世役にはエリック・バナが配役された。衣装は、『恋におちたシェイクスピア』『アビエイター』でアカデミー賞を受賞したサンディ・パウエルが担当した。

撮影は2006年9月から12月の間に行われた[4]。公開は、当初2007年内を予定していたが、翌年の2月に延期し同年8月30日より約1ヶ月の追加撮影を行っている。

2008年2月15日第58回ベルリン国際映画祭にてプレミア上映が行われた。

興行収入

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2008年2月29日より、アメリカ国内1166館で封切られ、初日3日間で約820万ドルの興収を稼ぎ、その週末のランキングで4位につけた。1館辺りのアベレージでは、拡大公開(Wide release)された作品の中ではもっとも高い数値を記録している[5]。世界興収では現時点で約6800万ドルとなっている。このまずまずの成績を受け、一部報道では、原作者のグレゴリーによるアン・ブーリンの従妹のキャサリン・ハワード(彼女も後にヘンリー8世の妻となる)を主人公とした『The Boleyn Inheritance』の映画化が企画されているという話も出ている。

関連映画作品

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脚注

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外部リンク

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