ボルガリヤのアウラミイ
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ボルガリヤのアウラミイ | |
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生誕 |
不明 ヴォルガ・ブルガール |
死没 |
1229年4月1日(ユリウス暦) ヴォルガ・ブルガール |
崇敬する教派 | 正教会 |
記念日 |
4月1日 復活大祭後の第四主日 |
ボルガリヤのアウラミイ[1](ロシア語: Авраамий Болгарский, 英語: Avramii (Abraham) the Bulgar, ? - 1229年4月1日(ユリウス暦))はイスラームから正教に改宗し、のちに殺された人物。正教会で聖人(致命者)として崇敬されている。
来歴
[編集]イスラームが優勢なヴォルガ・ブルガールに生まれ、ムスリムとして育ったが、のちに正教に改宗した。正教の信仰を周りに広めようとしたため捕えられ、拷問を受け信仰を捨てるよう強要されたが、信仰を捨てる事がなかったため、四つ裂きにされ斬首され致命した。
ヴォルガ・ブルガールに住んでいた正教徒達によって埋葬されていた不朽体は、1230年にウラジーミルに移された。記念日は4月1日(ユリウス暦使用教会ではグレゴリオ暦の4月14日に相当)と、復活大祭後の第四主日である。
脚注
[編集]- ^ 転写出典:『正教会暦 2010年』日本ハリストス正教会教団