マーカム (オンタリオ州)
マーカム | |
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市 | |
Markham | |
マーカム・シビックセンター | |
愛称: The High-Tech Capital | |
標語: 温故知新 | |
ヨーク地域内の位置 | |
北緯43度53分 西経79度15分 / 北緯43.883度 西経79.250度座標: 北緯43度53分 西経79度15分 / 北緯43.883度 西経79.250度 | |
国 | カナダ |
州 | オンタリオ州 |
行政区 | ヨーク地域 |
入植 | 1794年 |
法人化 |
1872年 (村) 1972年 (町) 2012年 (市) |
政府 | |
• 市長 | Frank Scarpitti |
• 副市長 | Jack Heath |
面積 | |
• 合計 | 212.35 km2 |
標高 | 200 m |
人口 (2021年)[2] | |
• 合計 | 338,503人 |
族称 | Markhamite |
等時帯 | UTC−5 (EST) |
• 夏時間 | UTC−4 (EDT) |
Forward sortation areas |
L6B, L6C, L6E, L6G, L3P, L3R, and L3S |
市外局番 | 905, 289 |
ISO 3166-2 | CA-ON |
ウェブサイト |
www |
マーカム(英語:Markham、発音:mär'kəm)は、カナダのオンタリオ州南部、ヨーク地域にある都市。トロント市の北部と隣接しており、グレータートロント(GTA)の一部を形成している。トロント中心部から北に30㎞ほどの距離に位置している。人口は33万8503人(2021年)。
概要
[編集]1970年代までは農村部に過ぎなかったものの、1980年代よりトロントの郊外として街の整備が始まり、1990年代には人口が急増した。2016年には人口は32万人を抱え、ヨーク地域内では最大、トロント大都市圏の中ではトロント、ミシサガ、ブランプトンに次ぐ4番目の規模となっている。人口規模に反して2012年まで町制が敷かれていた。特に中華系の移民が多く、中華系の小売店、スーパー、ショッピングモールも数多くあるほか、GTAで最大の日系ショッピングモールJ-Townもここにあるなど、在留邦人の拠点ともなっている。
世界的企業のカナダ本社の拠点が置かれており、本田技研工業、東芝、トヨタファイナンシャルサービス、現代自動車、ジョンソン・エンド・ジョンソン、IBM、モトローラ、アバイア、オラクル (企業)、ファーウェイ、ハネウェル、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ等がここに拠点を置いている。
経済
[編集]19世紀、マーカムは蒸留所や醸造所が集まり活気に溢れていたため、開拓初期の頃はトロントの前身であるヨークよりも賑やかであったとされる。現在はハイテク産業が多く集まっており、IBMやモトローラ、アルカテル・ルーセント、Appleなどが入っている。その他、AMDの子会社ATIテクノロジーの本社もある。マーカムの中心街には多くの高層住宅が高密度に建設され、スプロール化対策が行われている。
また、グレーターモントリオールに属するケベック州のラヴァルと経済と文化面で提携している。
地理
[編集]人口動勢
[編集]年度 | 人口(人) | 増加率(%) |
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2016年 | 328,966 | 9.0 |
2011年 | 301,709 | 15.3 |
2006年 | 261,573 | 25.4 |
2001年 | 208,615 | 20.3 |
1996年 | 173,383 | 12.7 |
1991年 | 153,811 | - |
- 増加率は過去5年間の人口増加率を意味する。
高い人口増加率を維持しており、国内でも急速に発展している都市のひとつである。2016年統計によると全人口の87%がカナダ国籍を持っており、6%が近年の移民で構成されている。白人人口は全体の22%に過ぎず、有色人種が過半数を大きく超えている。特に中国系住民が45%と半数近くを占めておりその多くが1990年代以降に急増した香港からの富裕層移民となっている。
交通
[編集]- トロント・バトンビル地域空港(Toronto/Buttonville Municipal Airport)
- マーカムにある中規模の空港(IATA:YKZ、ICAO:CYKZ)。旅行客のほとんどはトロント・ピアソン国際空港を利用する。
- マーカム空港:民間の空港。
- ヨーク・リージョン・トランジット(YRT) : ヨーク地域の交通局で市バスが運行されており、トロント地下鉄のフィンチ駅やドン・ミルズ駅まで行くことができる。
- GOトランジット:トロントとを結ぶ通勤列車でスタウフビル線とリッチモンド・ヒル線が走っており市内にはスタウフビル線の4つの駅が設置されているがリッチモンド・ヒル線の駅は市内には設置されていない。ただ、運行はラッシュ時が中心で終日運行は行われておらず、トロントとの交通網は不便な状態となっている。
教育
[編集]市内にはセネカカレッジのキャンパスが置かれている。
文化
[編集]芸術
[編集]地元にはいくつもの劇団が存在する。
そのほか、主要な劇場にマーカム・シビック・センターにあるマーカム舞台芸術シアターがある。
姉妹都市
[編集]脚注
[編集]- ^ Statistics Canada: 2012
- ^ “Statistics Canada Census2021”. 11 September 2023閲覧。