ヨハン・グスタフ・サンドベリ
ヨハン・グスタフ・サンドベリ Johan Gustaf Sandberg | |
---|---|
自画像 | |
生誕 |
1782年5月13日 スウェーデン,ストックホルム |
死没 |
1854年6月26日 スウェーデン,ストックホルム |
ヨハン・グスタフ・サンドベリ(Johan Gustaf Sandberg、1782年5月13日 - 1854年6月26日)はスウェーデンの画家である。歴史や神話などを題材に描き、肖像画家としても知られる。
生涯
[編集]ストックホルムで生まれた。父親は王室の従者として働いていた。1794年に12歳でスウェーデン王立美術アカデミーの予備学校に入学し、1800年にアカデミーの入学資格を得て1801年から1808年までアカデミー学んだ。学んだ教師には装飾画家のJohan Gottlob Brusellがいる。
1803年からアカデミーの定期展覧会に歴史画を出展し、1809年には展覧会で金賞を受賞した。1814年に彫刻家のフォゲルベリ(Bengt Erland Fogelberg:1786–1854)、肖像画家のカール・フレデリク・フォン・ブレダ(Carl Frederik von Breda:1759-1818)とともに「Sällskapet för konststudium(芸術協会)」を創立した。当時、時代遅れになっていたスウェーデンのアカデミーの教育方法に対抗して、私立の美術学校を開き、モデルを使った実習などを行った。
1821年に美術アカデミーのメンバーに選ばれ、1828年に教授に任じられた。彼の学生には、Johan Holmbergsson、Carl Wahlbom、Nils Blommérらがいる。 1845年から1853年の間、アカデミーの校長も務めた。当時のアカデミーの教授のFredric Westinやカール・ヨハン・ファールクランツらと同じようにサンドベリはデンマークのコペンハーゲンに短期間滞在したほか、国外にはでていない。
肖像画家としても高く評価され、当時のスウェーデンの有名な人物の肖像画を多く残した。
作品
[編集]-
グスタフ1世のストックホルム入城
-
グスタフ1世の像のまわりの人々
-
Gustaf Fredrik Wirsén - 政治家
-
フォゲルベリ - 彫刻家
-
フレデリカ・ブレーメル -作家
-
カール・ミカエル・ベルマン - 詩人
参考文献
[編集]- Sandberg, Johan Gustaf. In: Herman Hofberg, Frithiof Heurlin, Viktor Millqvist, Olof Rubenson (Hrsg.): Svenskt biografiskt handlexikon. 2. Auflage. Band 2: L–Z, samt Supplement. Albert Bonniers Verlag, Stockholm 1906, S. 415 (schwedisch, runeberg.org).
- Sandberg, Johan Gustaf. In: Theodor Westrin, Ruben Gustafsson Berg (Hrsg.): Nordisk familjebok konversationslexikon och realencyklopedi. 2. Auflage. Band 24: Ryssläder–Sekretär. Nordisk familjeboks förlag, Stockholm 1916, Sp. 637–638 (schwedisch, runeberg.org).
- Mauritz Beijerstein: Johan Gustaf Sandberg 1782–1854. Dissertation, Gleerup, Lund 1928.
- Eskil Cronlund: Sandberg, Johan Gustaf. In: Hans Vollmer (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 29: Rosa–Scheffauer. E. A. Seemann, Leipzig 1935, S. 391.
- Bo Lundström: Sandberg, Johan Gustaf. In: Svenskt biografiskt lexikon, Band 31, Stockholm 2000–2002, S. 331ff. (Digitalisat).