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リコリヌス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リコリヌス Lycorhinus
見つかっている化石
地質時代
前期ジュラ紀ヘッタンギアン期シネムーリアン期
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 鳥盤目 Ornithischia
: ヘテロドントサウルス科 Heterodontosauridae
亜科 : ヘテロドントサウルス亜科 Heterodontosaurinae
: リコリヌス属 Lycorhinus
学名
Lycorhinus
Haughton, 1924

リコリヌス (学名: Lycorhinus、"オオカミの鼻面"の意味) は、前期ジュラ紀ヘッタンギアン期からシネムーリアン期まで生息し、南アフリカエリオット層英語版[1]から発見されたヘテロドントサウルス科英語版恐竜。発見当は哺乳類の祖先である哺乳類キノドン類と顎の骨が似ておりキノドン類と間違えられリコリヌスという名前の由来になった[2]

特徴

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リコリヌスの顎の骨の想像復元図

ほとんどのヘテロドントサウルス科英語版と同じように哺乳類のような犬歯を持っていたのが特徴。ヘテロドントサウルス科英語版以外の恐竜にはこのような特徴はない。のような奥歯の約3倍の長さでとても鋭く長かった。

概要

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ヘテロドントサウルスによく似た上下の化石だけ見つかっている[3]。主に植物を食べていた。推定全長は約1.2メートルでヘテロドントサウルス科英語版としては少し大きな方。

脚注

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  1. ^ 小林快次千葉謙太郎『恐竜』角川角川文庫〉、2023年7月1日、夏
  2. ^ 小林快次『恐竜』講談社講談社文庫〉、2023年7月1日、夏
  3. ^ 冨田幸光『恐竜』小学館小学館文庫〉、2023年7月1日、夏

関連項目

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