コンテンツにスキップ

ローレンス・ワーバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ローレンス・ワーバス
Lawrence Warbasse
基本情報
愛称 ラリー (Larry)
生年月日 (1990-06-28) 1990年6月28日(34歳)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミシガン州ディアボーン
身長 183cm
体重 66kg
選手情報
所属 デカトロン・AG2R・ラ・モンディアル
分野 ロードレース
特徴 オールラウンダー
アマチュア経歴
2006-2008 プライオリティーヘルス
2009 ウェスト・マネージメント
プロ経歴
2010-2012 BMC・ヒンカピー
2012-2014 BMC・レーシングチーム
2015-2016 IAMサイクリング
2017-2018 アクア・ブルースポーツ
2019- AG2R・ラ・モンディアル
主要レース勝利
アメリカ選手権 ロードレース(2017)

ローレンス・ワーバス英語: Lawrence "Larry" Warbasse1990年6月28日 - )は、アメリカ合衆国ディアボーン出身の自転車競技ロードレース)選手。現在はUCIワールドチームAG2R・ラ・モンディアルに所属。

来歴

[編集]

アマチュア時代

[編集]

13歳のときにスキーのトレーニングとしてMTBに乗り始めた。15歳でロードレースに転向し、17歳でジュニアのナショナルチームに選抜。

2010年2011年BMC・レーシングチームのアンダー23育成チームに所属。2012年にはBMC・レーシングチームがヒンカピー・スポーツウェアとホロウェスコ・パートナーズと提携した新コンチネンタルチームのBMC・ヒンカピー・スポーツウェア・デヴェロップメントに所属。

2010年からの3年間はヨーロッパを中心に走り、アメリカのアンダー23ナショナルチームでも活躍。2011年リエージュ~バストーニュ~リエージュ・エスポワールとツール・ド・ベルリンで5位に入ったほか、イストリアン・スプリング・トロフィーとフレッシュ・デュ・スュドで7位に入った。2012年ベビー・ジロでのジョー・ドンブロウスキーの総合優勝に貢献し、ロンド・ド・リザールで5位、クロノ・シャンプノアで6位入賞。9月にはロードレース世界選手権にアンダー23アメリカ代表として出場し、ロードレースで18位、個人タイムトライアルで27位。またBMC・レーシングチームに研修生として加入し翌年昇格した。

プロ入り後

[編集]

2013年ツアー・オブ・カタールでプロデビューし、第2ステージのチームタイムトライアルで優勝。初年は学びのシーズンとなった。また2013年のUSA・プロ・サイクリング・チャレンジでのティジェイ・ヴァン・ガーデレンの総合優勝にも貢献した。

2014年カデル・エヴァンスサムエル・サンチェスのアシストとして初のグランツールとなるブエルタ・ア・エスパーニャに出場。2016年にはジロ・デ・イタリアに初出場するものの1週間でリタイア。しかし、8月のツール・ド・ポローニュではワールドツアーレース初のTOP10フィニッシュを果たし、総合7位でレースを終えた。

2017年プロコンチネンタルチームアクア・ブルースポーツに加入し、過去最高のシーズンを過ごした。ツール・ド・スイス第3ステージで個人プロ初勝利をあげると勢いそのままアメリカ選手権ロードレースでも優勝し、アメリカチャンピオンに輝いた。

2019年AG2R・ラ・モンディアルに加入し、ワールドツアーに復帰。

主な成績

[編集]

2008年

  • ツール・ド・ラビティビ 総合8位

2011年

  • アメリカ選手権 アンダー23 個人タイムトライアル 5位
  • ツール・ド・ベルリン 総合5位
  • リエージュ~バストーニュ~リエージュ エスポワール 5位
  • イストリアン・スプリング・トロフィー 総合7位
  • フレッシュ・デュ・スュド 総合7位
  • グラン・プレミオ・パリオ・デル・レチョート 8位

2012年

  • アメリカ選手権 アンダー23 個人タイムトライアル 4位
  • ロンド・ド・リザール 総合5位
  • クロノ・シャンプノア 6位
  • グラン・プレミオ・パリオ・デル・レチョート 8位

2013年

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年

  • アメリカ選手権
    • 個人タイムトライアル 4位
    • ロードレース 5位

グランツールでの成績

[編集]

ブエルタ・ア・エスパーニャ

[編集]

4回出場

ジロ・デ・イタリア

[編集]

3回出場

外部リンク

[編集]