山崎謙吾
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選手情報 | |||||||||||||||||||||
フルネーム | やまさき けんご | ||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Kengo Yamasaki | ||||||||||||||||||||
愛称 | ケンケン[1] | ||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 (短距離走) | ||||||||||||||||||||
種目 | 400m | ||||||||||||||||||||
所属 | ヤマダホールディングス陸上競技部 | ||||||||||||||||||||
大学 | 日本大学 | ||||||||||||||||||||
生年月日 | 1992年7月30日(32歳) | ||||||||||||||||||||
出身地 | 茨城県 | ||||||||||||||||||||
身長 | 178cm | ||||||||||||||||||||
体重 | 70kg | ||||||||||||||||||||
成績 | |||||||||||||||||||||
世界選手権 | 4x400mR : 予選1組4着 (2013年) | ||||||||||||||||||||
地域大会決勝 |
東アジア大会 400m : 4位 (2013年) 4x400mR : 2位 (2013年) | ||||||||||||||||||||
国内大会決勝 |
日本選手権 400m : 2位 (2013年) 4x400mR : 3位 (2012年) | ||||||||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||||||||
100m | 10秒83 (2010年) | ||||||||||||||||||||
200m | 21秒27 (2013年) | ||||||||||||||||||||
400m | 46秒00 (2013年) | ||||||||||||||||||||
800m | 1分53秒57 (2014年) | ||||||||||||||||||||
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編集 |
山﨑 謙吾(やまさき けんご、1992年7月30日 - )は、茨城県出身の陸上競技選手。専門は400mで46秒00の自己ベストを持つ。2013年モスクワ世界選手権男子4×400mリレーの日本代表。
経歴
[編集]茨城県出身。血液型はAB型。北茨城市立中郷第一小学校、北茨城市立中郷中学校、埼玉栄高等学校、日本大学(文理学部体育学科)卒業。モンテローザを経て、現在はヤマダ電機所属。
高校生時代まで
[編集]小中学校時代はサッカー部に所属[2]。中学校時代に校内の陸上大会400mで優勝すると、市の大会、県北の大会、県の大会でも優勝。全日中の参加標準記録(52秒14)を切ることはできなかったが、関東大会に出場して5位入賞を果たした。全国の舞台はジュニアオリンピックで経験(予選敗退)。中学時代の自己ベストは関東大会予選でマークした50秒80[3]。
2008年、本格的に陸上競技を始める決意をし、埼玉の名門埼玉栄高校に進学。1年時は県大会400m準決勝で敗退し、インターハイには出場できなかった。1年目の自己ベストは50秒24[3]。
2009年、インターハイの10日前に行われた国体予選400mにおいて、今季高校ランク1位および自身初の46秒台となる46秒93をマーク[4][3]。インターハイでは400mを46秒83の自己ベストで制すると[4]、アンカーを務めた4×400mリレーは埼玉県勢初の優勝に貢献し、大会2冠を達成した[5]。10月には国体少年A400mを46秒94で制し、高校2冠を達成[6]。「来年のための経験に」と日本ユース選手権ではなく日本ジュニア選手権に出場すると、400m決勝で今季4度目の46秒台となる46秒98をマークし、2位に0秒46の差をつける完勝で高校3冠を飾った[7]。
2010年、日本選手権400mに男子高校生でただ一人の出場を果たした[8]。日本選手権は予選敗退に終わったが、インターハイ400mで史上5人目となる連覇を達成[8]。国体は3位に終わり2年連続の高校3冠は逃したが、日本ジュニア選手権は制して高校2冠を達成した。
大学生時代
[編集]2011年、日本大学(文理学部体育学科)に進学。
2013年、高校以来2度目の出場となった6月の日本選手権400mで46秒00の自己ベストをマークして2位に入るも、モスクワ世界選手権の参加標準記録は切れなかった。しかし、7月のアジア選手権4×400mリレーで日本代表(石塚祐輔、金丸祐三、渡邉和也、廣瀬英行)が参加標準記録を突破。日本陸連がモスクワ世界選手権の4×400mリレーに選手を派遣することを決めたため、日本代表に選出された[9]。8月のモスクワ世界選手権4×400mリレーに日本代表ただ一人の学生選手として出場し、日本代表(山﨑謙吾、金丸祐三、廣瀬英行、中野弘幸)の1走を務めた。結果は3分02秒43の1組4着で、決勝に着順で進出できる組2着以内に入れず、タイムでも拾われず全体10位の予選敗退に終わった[10]。9月の日本インカレ400mを制し、大学生になって初の全国タイトルを獲得した[11]。
2014年、3月のソポト世界室内選手権4×400mリレーで負傷。この時から長い怪我との付き合いが始まった[12]。
社会人時代
[編集]2015年、4月にモンテローザに入社し、同社陸上競技部に所属。
2016年、所属するモンテローザ陸上競技部が2017年3月31日付で廃部されることが8月に発表された[13]。これに伴い、9月末日付でモンテローザを退社した[14]。
人物
[編集]自己ベスト
[編集]種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
100m | 10秒83 (+2.0) | 2010年4月11日 | 上尾市 | |
200m | 21秒27 (+0.7) | 2013年7月21日 | 千葉市 | |
400m | 46秒00 | 2013年6月8日 | 調布市 | |
800m | 1分53秒57 | 2014年10月26日 | 東京都 |
主な成績
[編集]- 備考欄の記録は当時のもの
国際大会
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2009 (高2) | 日韓中ジュニア交流競技会 | 木浦 | 400m | 優勝 | 48秒27 | |
400m | 2位 | 47秒82 | ||||
4x100mR | 2位 | 41秒19 (3走) | ||||
4x100mR | 2位 | 41秒11 (3走) | ||||
2010 (高3) | アジアジュニア選手権 | ハノイ | 400m | 5位 | 48秒55 | |
4x400mR | 2位 | 3分12秒14 (4走) | ||||
2013 (大4) | ユニバーシアード (en) | カザン | 400m | 準決勝 | 46秒90 | 全体13位 |
4x400mR | 5位 | 3分06秒58 (4走) | ||||
世界選手権 | モスクワ | 4x400mR | 予選 | 3分02秒43 (1走) | 全体10位 | |
東アジア大会 (en) | 天津 | 400m | 4位 | 47秒40 | ||
4x400mR | 2位 | 3分07秒32 (1走) | ||||
2014 (大4) | 世界室内選手権 | ソポト | 4x400mR | 予選 | 3分12秒63 (1走) | 全体10位 |
日本選手権
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2009 (高2) | 第93回 | 横浜市 | 4x400mR | 予選 | 3分19秒14 (4走) | |
2010 (高3) | 第94回 | 丸亀市 | 400m | 予選 | 47秒06 | |
横浜市 | 4x100mR | 予選 | 41秒95 (4走) | |||
4x400mR | 予選 | 3分15秒46 (2走) | ||||
2012 (大2) | 第96回 | 横浜市 | 4x400mR | 3位 | 3分07秒37 (4走) | |
2013 (大3) | 第97回 | 調布市 | 400m | 2位 | 46秒00 | 自己ベスト |
2015 (社1) | 第99回 | 新潟市 | 400m | 予選 | 47秒27 | |
2016 (社2) | 第100回 | 名古屋市 | 400m | 予選 | 47秒67 |
その他
[編集]- 主要大会を記載
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2007 (中3) | ジュニアオリンピック | 横浜市 | 400m | 予選 | 52秒53 | |
2009 (高2) | インターハイ | 奈良市 | 400m | 優勝 | 46秒83 | 高2歴代7位 |
4x400mR | 優勝 | 3分12秒38 (4走) | ||||
国民体育大会 | 新潟市 | 400m | 優勝 | 46秒94 | ||
日本ジュニア選手権 | 甲府市 | 400m | 優勝 | 46秒98 | ||
2010 (高3) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 決勝 | 47秒56 | |
南部記念 | 札幌市 | 400m | 5位 | 48秒26 | ||
インターハイ | 沖縄市 | 200m | 予選 | 22秒63 (-2.6) | ||
400m | 優勝 | 47秒79 | ||||
4x100mR | 2位 | 41秒24 (4走) | ||||
4x400mR | 2位 | 3分13秒28 (4走) | ||||
国民体育大会 | 千葉市 | 400m | 3位 | 47秒49 | ||
4x100mR | 準決勝 | 41秒17 (4走) | ||||
日本ジュニア選手権 | 名古屋市 | 400m | 優勝 | 47秒63 | ||
2011 (高3) | 日本ジュニア室内大阪 | 大阪市 | 60m | 予選 | 7秒08 | |
2011 (大1) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 7位 | 48秒50 | |
関東インカレ (1部) | 東京都 | 400m | 予選 | 48秒70 | ||
4x400mR | 予選 | 3分11秒22 (1走) | ||||
日本学生個人選手権 | 平塚市 | 400m | 準決勝 | 48秒57 | ||
日本インカレ | 熊本市 | 400m | 予選 | 47秒27 | ||
4x400mR | 6位 | 3分07秒85 (4走) | ||||
2012 (大2) | 関東インカレ (1部) | 東京都 | 400m | 8位 | 1分29秒74 | |
4x400mR | 決勝 | DNF (1走) | ||||
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 400m | 4位 | 47秒65 | ||
日本インカレ | 東京都 | 400m | 3位 | 46秒90 | ||
4x400mR | 4位 | 3分06秒50 (2走) | ||||
実業団・学生対抗 | 小田原市 | 400m | 2位 | 47秒34 | ||
メドレーR | 2位 | 1分50秒50 (3走) | ||||
2013 (大3) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 7位 | 46秒17 | 自己ベスト |
関東インカレ (1部) | 東京都 横浜市 |
400m | 優勝 | 46秒31 | ||
4x400mR | 優勝 | 3分04秒96 (4走) | ||||
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 400m | 優勝 | 46秒57 | ||
日本インカレ | 東京都 | 400m | 優勝 | 46秒65 | ||
4x400mR | 3位 | 3分08秒39 (4走) | ||||
2014 (大4) | 関東インカレ (1部) | 熊谷市 | 400m | 準決勝 | 51秒61 | |
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 4x400mR | 3位 | 3分08秒82 (1走) | ||
日本インカレ | 熊谷市 | 400m | 予選 | 47秒58 | ||
4x400mR | 3位 | 3分04秒93 (4走) | ||||
国民体育大会 | 諫早市 | 400m | 予選 | 47秒89 | ||
2015 (社1) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 2位 | 46秒72 | |
全日本実業団選手権 | 岐阜市 | 400m | 予選 | 48秒27 | ||
2016 (社2) | 静岡国際 | 袋井市 | 400m | 決勝 | 47秒21 | |
東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 400m | 優勝 | 46秒97 | ||
全日本実業団選手権 | 大阪市 | 400m | 5位 | 47秒66 | ||
4x400mR | 4位 | 3分13秒25 (4走) | ||||
2017 (社3) | 東日本実業団選手権 | 秋田市 | 400m | 6位 | 48秒08 | |
全日本実業団選手権 | 大阪市 | 400m | 7位 | 47秒60 | ||
2018 (社4) | 木南記念 | 大阪市 | 400m | 5位 | 46秒81 | |
東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 400m | 2位 | 47秒33 |
脚注
[編集]- ^ a b c “山﨑 謙吾 / インタビュー”. ヤマダ電機陸上競技部 (2017年4月). 2017年4月10日閲覧。
- ^ “[地方]世界陸上リレー 山崎選手、北茨城市役所訪問(2013.9.17 02:09)”. MSN産経ニュース (2013年9月17日). 2013年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月25日閲覧。
- ^ a b c 「連続写真で見る陸上競技の技術」『月刊陸上競技』第44巻第11号、講談社、2010年10月号、116-117頁。
- ^ a b 「奈良インターハイ デイリーハイライト」『月刊陸上競技』第43巻第10号、講談社、2009年9月号、52頁。
- ^ 「奈良インターハイ デイリーハイライト」『月刊陸上競技』第43巻第10号、講談社、2009年9月号、84頁。
- ^ 「新潟国体 デイリーハイライト」『月刊陸上競技』第43巻第12号、講談社、2009年11月号、61頁。
- ^ 「日本ジュニア・ユース選手権」『月刊陸上競技』第43巻第13号、講談社、2009年12月号、109頁。
- ^ a b “埼玉栄・山崎が400m2連覇/総体陸上”. 日刊スポーツ (2010年7月30日). 2015年1月25日閲覧。
- ^ “世陸代表メンバーに山崎謙吾ら3人追加”. 日刊スポーツ (2013年7月17日). 2015年1月25日閲覧。
- ^ “日本男子1600リレーで予選敗退/世界陸上”. 日刊スポーツ (2013年8月16日). 2015年1月25日閲覧。
- ^ “山崎謙吾残り60メートル逆転初V/陸上”. 日刊スポーツ (2013年9月7日). 2015年1月25日閲覧。
- ^ 本人のツイート asahi_runnerのツイート(518672984202944512 本人のツイート). Twitter (2018年3月9日). 2018年5月6日閲覧。
- ^ “モンテローザ陸上競技部の廃部について”. モンテローザ (2016年8月31日). 2016年11月9日閲覧。
- ^ “山﨑 謙吾 卒業”. モンテローザ (2016年11月3日). 2016年11月9日閲覧。
- ^ ヤマダ電機陸上競技部へのモンテローザ陸上競技部7名の移籍および名称変更に関するお知らせ (PDF, 306 KB) ヤマダ電機 2017年03月18日閲覧
外部リンク
[編集]- 山崎謙吾 - 日本陸上競技連盟の選手名鑑
- 山崎謙吾 - ワールドアスレティックスのプロフィール
- 山崎謙吾 - ヤマダ電機陸上競技部チームの紹介
- 山崎謙吾 - モンテローザ陸上競技部の選手紹介 (2016年6月4日時点のアーカイブ)
- 山崎謙吾 - TBS「世界陸上モスクワ」の選手情報
- 山崎謙吾 (@kkeenggoo) - X(旧Twitter)
功績 | ||
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4人目 佐藤慧太郎 2007年・2008年 |
インターハイ男子400m 連覇達成選手 2009年・2010年 |
6人目 未定 |