方位角
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→「アジマス (曖昧さ回避)」も参照
宇宙力学 |
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方位角(ほういかく、英語: azimuth)とは、方位(方向の水平成分)の数値表現であり、基準となる方位との間の角度のことを言う。
航空分野においては、機首の方向や進行方向を示す際に用いられる。
水平座標系や天測航法、また衛星通信用地上アンテナの光軸方向を示す場合には、水平方向の方位角と、垂直方向の仰角という2つの角度を用いる。
角度の単位は測量や航法などの分野においては、標準的には度・分・秒が用いられる。したがって、最小値は0度であり、最大値は360度である。
基準方位と正の角度
[編集]基準方位は方位角0°の方位であり、座標軸のx軸方向である。
左手系では北を基準方位とし時計回りを正の角度とする。また南を基準方位とする左手系の定義例も僅かに存在する。
この左手系の使用は測量や航法などの分野に限れば標準的である[1]。経緯度(経度・緯度)の順序についても似た事情が存在する。
方位/基準 | 左手系北基準 | 左手系南基準 | 右手系東基準 |
---|---|---|---|
北 | 0°/360° | 180° | 90° |
東 | 90° | 270° | 0°/360° |
南 | 180° | 0°/360° | 270° |
西 | 270° | 90° | 180° |
方位角の値と座標軸方向との対応を示す。
方位角 | 0° | 90° | 180° | 270° |
座標軸方向 |