木曽平沢駅
表示
木曽平沢駅 | |
---|---|
駅舎(2013年11月) | |
きそひらさわ Kiso-hirasawa | |
◄贄川 (5.2 km) (1.8 km) 奈良井► | |
所在地 | 長野県塩尻市大字木曽平沢[1] |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 |
241.4km(東京起点) 名古屋から155.5 km |
電報略号 | キソ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
45人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)6月5日[1] |
備考 |
駅員無配置駅[1] 標高:914.9m[1] |
木曽平沢駅(きそひらさわえき)は、長野県塩尻市大字木曽平沢にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅である[1]。
普通列車のみの停車であるが、毎年6月第1金曜から3日間にわたって開かれる「木曽漆器祭り」の際には一部の特急「しなの」が臨時停車する[1][2]。
歴史
[編集]- 1930年(昭和5年)6月5日:国有鉄道中央本線の贄川 - 奈良井間に新設開業[1][3]。旅客及び貨物の取扱を開始[3]。開業当時は列車交換のできない構造だった[1]。
- 1959年(昭和34年)12月:交換駅化に伴い、駅舎を520m名古屋寄りの現在の位置に移転する[1]。
- 1972年(昭和47年)11月30日:貨物の取扱を廃止[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[3]。
- 1985年(昭和60年)3月22日:無人駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[5]。
駅名に「木曽」がつけられているのは、開設当初に存在していた魚沼線の平沢駅と区別を図ったためである。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持つ交換可能な地上駅である[1]。跨線橋を有する。
駅舎は鉄骨造で1960年竣工[2]。無人化後も暫くは臨時出札を行っていたが、現在は完全な無人駅となっている。木曽福島駅管理。
毎年6月上旬に駅周辺の平沢地域一帯で行われる「木曽漆器祭」の際には、特急「しなの」の一部列車が臨時停車し、JR東海社員が出札・精算等の業務に当たる[1]。また、臨時快速「ナイスホリデー木曽路」も当駅に停車する。また、青空フリーパスの中央西線の東端でもある。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 中央本線 | 下り | 塩尻・長野方面[6] |
2 | 上り | 中津川・名古屋方面[6] |
-
ホームと跨線橋(2009年7月)
利用状況
[編集]「統計しおじり」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りとなっている(年間乗車人員を年間日数で割った数字である)。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1999年 | 148 | |
2000年 | 127 | [7] |
2001年 | 125 | [7] |
2002年 | 121 | [7] |
2003年 | 106 | [7] |
2004年 | 95 | [7] |
2005年 | 90 | [7] |
2006年 | 88 | [7] |
2007年 | 79 | [1][7] |
2008年 | 74 | [7] |
2009年 | 69 | [1][7] |
2010年 | 65 | [2][8] |
2011年 | 59 | [8] |
2012年 | 54 | [8] |
2013年 | 56 | [8] |
2014年 | 49 | [8] |
2015年 | 50 | [8] |
2016年 | 46 | [9] |
2017年 | 50 | [10] |
2018年 | 48 | [11] |
2019年 | 45 | [12] |
駅周辺
[編集]平沢は塩尻市に合併される前の旧楢川村の中心地で、駅を中心に小さな集落を形成し商店も点在している。国道19号線は駅より一段高い場所を通っている。
バス路線
[編集]- 塩尻市地域振興バス - 平沢駅下
- 重伝建周遊バス(季節運行) - 平沢駅下
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、165頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、20頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、185頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “「通報」中央本線洗馬駅ほか14駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1985年3月18日)
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 5号 中央本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年8月9日、27頁。
- ^ a b “各駅の時刻表|JR東海” (PDF). 東海旅客鉄道 (2017年3月). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “統計しおじり2010年(平成22年)版” (Excel). 塩尻市 (2011年10月1日). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e f “統計しおじり2016年(平成28年)版” (Excel). 塩尻市 (2017年6月1日). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ “統計しおじり2017年(平成29年)版” (Excel). 塩尻市 (2018年5月17日). 2018年8月16日閲覧。
- ^ “統計しおじり2018年(平成30年)版” (Excel). 塩尻市 (2019年5月31日). 2019年7月10日閲覧。
- ^ “統計しおじり2019年(令和元年)版” (Excel). 塩尻市 (2020年4月1日). 2020年9月29日閲覧。
- ^ “統計しおじり2020年(令和2年)版” (Excel). 塩尻市. 2021年5月31日閲覧。