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第23軍 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第23軍
創設 1941年昭和16年)6月28日
廃止 1945年(昭和20年)
所属政体 大日本帝国の旗 大日本帝国
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位
所在地 広東省
愛称
最終上級単位 支那派遣軍
最終位置 広東
戦歴 日中戦争-第二次世界大戦
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第23軍(だいにじゅうさんぐん)は、1941年昭和16年)6月28日大陸命第503号により南支那方面軍を改編して編成された大日本帝国陸軍

沿革

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当初大本営直轄部隊だったが、1941年(昭和16年)8月12日から支那派遣軍隷下となった。大戦末期には連合国軍の上陸に備え陣地構築などを行うが、連合国軍は広東方面には上陸せず終戦を迎えた。

歴代司令官

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歴代参謀長

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最終司令部構成

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  • 司令官:田中久一中将
  • 参謀長:富田直亮少将
  • 参謀副長:福地春男少将
  • 高級参謀:山津善九郎大佐
  • 高級副官:松原鍋次郎中佐
  • 連絡部長:松井真二少将
  • 兵事部長:田村孝亮大佐
  • 兵器部長:小林漸大佐
  • 経理部長:藤原藤治主計少将
  • 軍医部長:松本秀治軍医少将
  • 軍医部長:久池井忠男獣医中佐
  • 法務部長:古木一夫法務中佐

所属部隊

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昭和16年末

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最終所属部隊

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野戦部隊
  • 独立混成第31連隊:徳本光信大佐(置終位置:金門島)
  • 野戦高射砲第55大隊:飯野美男少佐
  • 野戦高射砲第59大隊:仲田志郎大尉
  • 独立工兵第59大隊:迎常操大尉
船舶関連部隊
  • 第2船舶輸送司令部南支支部:白木久雄大佐
  • 第12船舶団司令部:此木友之大佐
  • 船舶工兵第34連隊:長尾曻大佐(最終位置:汕頭)
  • 第64碇泊場司令部:海上貞少佐
  • 第1野戦船舶廠:白木久雄大佐
輸送部隊
  • 第13野戦輸送司令部:角和善助少将
    • 自動車第39連隊:北原利則中佐
    • 独立自動車第85大隊:池永嘉衛少佐
    • 独立輜重兵第55大隊:浅利政基少佐
兵站部隊
  • 南支那派遣憲兵隊:重藤憲文少将
  • 電信第14連隊:都築末吉中佐
  • 鉄道第15連隊第1大隊:古川保範大尉
  • 第66兵站地区隊:福田伊五郎大佐
  • 第2水路輸送隊:増山藤平中佐
  • 第56野戦道路隊:大坪忠國中佐
兵站病院
  • 第136兵站病院:田中厳軍医中佐
  • 第160兵站病院:北村義雄軍医大佐
  • 第180兵站病院:山本修軍医中佐
  • 第200兵站病院:矢野義徳軍医少将
医療関連部隊
  • 第7患者輸送隊:佐東清軍医少佐
  • 南支那防疫給水部:亀沢鹿郎軍医大佐
  • 南支那軍馬防疫廠:斎藤寿獣医少佐
  • 第23軍病馬廠:佐々木國男獣医少佐
第23軍補給廠
  • 第23軍野戦兵器廠:桜井幸衡中佐
  • 第23軍野戦自動車:廠安田孝信少佐
  • 第23軍野戦貨物廠:宮林彦次主計大佐

脚注

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  1. ^ a b c d 藤井 2020, 150頁.
  2. ^ a b c d e f 藤井 2020, 153頁.

参考文献

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  • 藤井非三四 著『知られざる兵団 帝国陸軍独立混成旅団史』国書刊行会、2020年。ISBN 4336065977 

関連項目

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外部リンク

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