黒沢あすか
くろさわ あすか 黒沢 あすか | |||||
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本名 | 岡坂 あすか(旧姓) | ||||
生年月日 | 1971年12月22日(52歳) | ||||
出生地 | 日本・神奈川県藤沢市 | ||||
身長 | 165cm | ||||
血液型 | A型 | ||||
職業 | 女優 | ||||
ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台 | ||||
活動期間 | 1981年 - | ||||
配偶者 | 梅沢壮一(2005年 - ) | ||||
事務所 | オフィス・メイ | ||||
公式サイト | 公式プロフィール | ||||
主な作品 | |||||
テレビドラマ 『あすなろ白書』 映画 『六月の蛇』 『嫌われ松子の一生』 『冷たい熱帯魚』 | |||||
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黒沢 あすか(くろさわ あすか、1971年〈昭和46年〉12月22日[1] - )は、日本の女優。神奈川県藤沢市出身。オフィス・メイ所属。身長165cm、血液型A型。既婚で、3児の母でもある。
来歴
[編集]10歳から児童劇団に所属し子役として本名(旧姓)「岡坂あすか」名義で芸能活動をしていた[2]。
1992年、柳町光男監督の映画『愛について、東京』(1993年公開)のヒロインの中国人アイリーン役に
1993年、オフィス・メイに移籍と同時に黒沢あすかに改名。スコラ社よりヌード写真集『BIRTH』(横木安良夫撮影)を発表。同年のドラマ『あすなろ白書』(フジテレビ系)でトキエ役を演じ、『野菊の墓』(テレビ東京系)の民子役で主演[1]。その後、個性的な映画監督の作品で主演を務めるなどするも、積極的な活動をしているとはいえなかった。
2002年、塚本晋也監督の『六月の蛇』に主演したことで一躍脚光を浴びた。同作の演技により第34回シッチェス国際映画祭最優秀主演女優賞をはじめ、国内外で多くの賞を受賞[1]。このほか、2006年の『嫌われ松子の一生』でも個性を発揮。2011年の『冷たい熱帯魚』でエキセントリックな鬼気迫る演技が話題になり、ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞[1]。2016年には、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙 -サイレンス-』でハリウッド映画にも出演[1]。2019年には短編映画『積むさおり』に主演し、アメリカ・サンディエゴで開催の「Horrible Imaginings Film Festival短編部門」で最優秀主演女優賞を受賞[1]。
2005年に特殊メイクアップアーティストの梅沢壮一と結婚。その後3人の息子をもうけた[3][4]。
2012年9月10日、同月上旬に稽古場で突発的末梢性眩暈症を発症し、同年10月より主演予定であった舞台、劇団、本谷有希子第16回公演『遭難、』を降板することを発表した。その後約4か月の自宅療養を経て、2013年1月、連続ドラマW『ヒトリシズカ』(WOWOW)以来半年ぶりの映像撮影となる主演短編映画『怯える女』の撮影で復帰した[3]。
人物
[編集]子供時代
[編集]子供の頃は、両親と4歳上の兄と暮らしていた[1]。当時住んでいた地域では同年代の女の子が少なく、年下の男の子が多かったことからよく彼らと遊んでおり、やんちゃな性格だった[1]。小学校高学年の頃のある夜、トイレに行く時にリビングの前の廊下を通ると、両親が見る大人向けのドラマをドアの隙間から偶然見たことで女優の仕事に興味を持った[注釈 1]。当時、土日には必ず新聞広告で『新人タレント募集』の記事が出ていたとのことで、親に内緒で色々と応募した。ある日このことが両親にバレたが、本気で芸能界での仕事をやりたいと告げたことで許可され、後日受かった劇団に入団した[1]。
女優業
[編集]映画『愛について、東京』のヒロインにオーディションで選ばれ、公開後に柳町光男監督から「君はパッと初めて見た瞬間から大地の匂いがしたから」と起用理由を告げられた[1]。本人は初めてのヌードやラブシーンについて抵抗は全く無く[注釈 2]、柳町からは「お前は肩幅があってお尻も大きい。一般的な日本人の女優さんのような華奢さがない(肉付きが良い)」と褒められた[注釈 3]。しかし翌年の主演ドラマ『野菊の墓』の民役では、あるスタッフから「何か今までの民さん[注釈 4]に比べたら骨太だよね。華奢さがないよね」と言われ、悔しい思いをしたという[1]。
映画『冷たい熱帯魚』の村田愛子役もオーディションだったが、当時3人目の子供を出産して間もない頃でお腹がたるんでいた[5]。しかし「この役を絶対やりたい」との強い想いで1か月間で体質改善してダイエットし、見事役を勝ち取った[5]。本人は、愛子役について「私が20何年やってきた女優人生の集大成」と評している[5]。
映画『沈黙 -サイレンス-』にもオーディションにより、セリフが一言もない主人公の妻役で出演した[6]。オーディションの前に「着物での所作が重要」と知り、所作指導の先生に着物での所作を細かく教わってから挑んだ[注釈 5]。本番では妻の心情を目の動き、表情、所作で見事に体現し、スコセッシからその演技を称えられた[注釈 6]。
私生活
[編集]趣味・特技は写真、作詞。ホームヘルパー2級の資格を持つ[4]。
2004年のホラー映画『き・れ・い?』に出演して梅沢壮一と出会い、翌年に結婚した[5]。2019年に主演した短編映画『積むさおり』では、梅沢が監督を務めた[1]。
長男は映画好きとなったが、高校生の頃までは黒沢の女優業については特に興味を持っていなかった[注釈 7]。その後大学生となった長男は、ある教授と映画の話をするようになり、後日たまたま女優・黒沢あすかの話題を出された[5]。その時「僕の母です」と打ち明けたことで教授から黒沢の女優業について熱弁され、“黒沢あすか”のすごさを知ったという[注釈 8]。
2012年に突発的末梢性眩暈症を発症して倒れてからは、夫や両親に家事などを支えてもらいながら自宅療養した[5]。「薬を飲んで眠る」という治療法をしていた所、病気について調べた夫が「有酸素運動にめまいを改善する効果があるらしい」との情報を見つけた[5]。倒れてから約2週間後にようやく起き上がれるようになり、有酸素運動であるウォーキングやスロージョギングなどを毎日行い、何とか病気を克服した[5]。
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- 花のあすか組! 第8話「おフロでピンチ!」(1988年6月6日、フジテレビ) - 明智光子 / 鬼 役 ※岡坂あすか名義
- NEWジャングル 第21話「刑事の一言」(1988年6月10日、日本テレビ) - 坂上ナオコ 役
- 火曜サスペンス劇場(日本テレビ)
- 未青年 盛り場の行きずり殺人事件(1993年2月) ※岡坂あすか名義
- だます女、だまされる女 7(2004年7月)
- おかえりなさい(1993年6月、テレビ朝日)
- 日本名作ドラマ(テレビ東京)
- 野菊の墓(1993年9月) - 主演
- 彼と彼女の事情(1994年4月 - 6月、テレビ朝日) - 井上楓 役
- 金曜エンタテイメント(フジテレビ)
- 金田一耕助シリーズ5「犬神家の一族」(1994年10月)
- 腕まくり看護婦物語3 熱血編(1994年12月)
- サラリーマン刑事1(1998年) - 沖田由美 役
- ハートにS 第20話「フレンチ・ブルー」(1995年、フジテレビ)
- 土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
- 襲われた二人(1995年2月、朝日放送制作)
- 京都の芸者弁護士2(1998年7月25日、朝日放送制作) - 染子、アンナ 役(二役)
- タクシードライバーの推理日誌10「黒いひまわりの女」(1998年12月12日) - 小島信江 役
- 西村京太郎トラベルミステリー 津軽陸中殺人ルート(2000年9月30日)
- 渡り番頭・鏡善太郎の推理2(2001年6月2日) - 倉沢美智子 役
- 加賀百万石嫁とり殺人(2003年4月26日)
- 科学捜査研究所・文書鑑定の女2(2004年2月7日) ‐ 畑陽子 役
- さっちゃんウソついてごめんネ(1995年9月、TBS)
- 金田一少年の事件簿 雪夜叉伝説殺人事件(1995年12月、日本テレビ) - 綾辻真理 役
- 月曜ドラマスペシャル(TBS)
- ギフト 第5話(1997年5月14日、フジテレビ) - クニコ 役
- 新・半七捕物帳 第8話(1997年5月23日、、NHK総合) - 大坂屋花鳥 役
- 白線流し〜19の春(1997年8月、フジテレビ)
- 家政婦は見た! 第8話(1997年11月27日、テレビ朝日) - 中野邦子 役
- 女医 第7話 - 第11話(1999年8月16日 - 9月13日、読売テレビ制作・日本テレビ) - 竹内真理恵 役
- サイコメトラーEIJI2 第3話・第4話(1999年10月30日 - 11月6日、日本テレビ) - 実相寺碧 役
- 月曜ミステリー劇場(TBS)
- 演技者。「狂うがまま」(2003年6月17日 - 7月15日、フジテレビ) - 鳥羽 役
- 連続テレビ小説(NHK)
- 役者魂! 第1話(2006年10月17日、フジテレビ)
- 金曜プレステージ(フジテレビ)
- 十津川刑事の肖像4(2011年5月27日) - 堀本美也子 役
- 山村美紗サスペンス 黒の滑走路〜禁じられた一族〜(2012年1月13日) - 野上治美 役
- 明日の光をつかめ2(2011年7月 - 9月、東海テレビ製作・フジテレビ) - 磯山宏美 役
- 運命の人 第5話・第6話・第8話(2012年2月12日・17日・3月4日、TBS) - 坂元千恵子 役
- 小暮写眞館(2013年、NHK BSプレミアム) - 垣本保恵 役
- 連続ドラマW(WOWOW)
- 月曜ゴールデン(TBS)
- 捜査指揮官 水城さや(2013年1月28日) - 高坂由美 役
- 福家警部補の挨拶 第6話(2014年2月18日、フジテレビ) - 柿沼恵美 役
- 雲霧仁左衛門2 第3話(2015年2月20日、NHK BSプレミアム) - おかね 役
- 雲霧仁左衛門3 第5話 - 第8話(2017年2月3日 - 14日)
- 雲霧仁左衛門4(2018年9月 - 10月)
- 雲霧仁左衛門5 第1話(2022年1月14日)
- 木曜時代劇(NHK総合)
- まんまこと〜麻之助裁定帳〜 第5話(2015年8月20日) - お伊代 役
- 土曜ドラマ(NHK総合)
- 松本清張特別企画 喪失の儀礼(2016年3月30日、テレビ東京) - 香原由佳 役
- 遺産相続弁護士 柿崎真一 第3話(2016年7月21日、読売テレビ制作・日本テレビ) - 津木野玲子 役
- 木曜劇場(フジテレビ)
- 外交官 黒田康作 第7話 - 最終話(2011年2月24日 - 3月17日) - 君島奈緒子 役
- 刑事ゆがみ 第2話(2017年10月19日) - 打越悦子 役
- モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐- 第2話(2018年4月26日) - 日菜子 役
- グッド・ドクター 第2話(2018年7月19日) - 菅原真紀 役
- ストロベリーナイト・サーガ 第6話(2019年5月16日) - 峰岡里美 役
- 悪魔が来りて笛を吹く(2018年、NHK BSプレミアム) - 堀井駒子 役
- ドラマ24(テレビ東京)
- GIVER 復讐の贈与者 第7話(2018年8月25日) - 吉野たまき 役
- 日曜プライム(テレビ朝日)
- ドラマスペシャル 死命〜刑事のタイムリミット〜(2019年5月19日) - 榊奈保子 役
- 月9(フジテレビ)
- ドラマ10(NHK総合)
- 金曜ドラマ(TBS)
- 病室で念仏を唱えないでください 第1話(2020年1月17日) - 太田みどり 役
- 警視庁・捜査一課長2020 第9話(2020年7月2日、テレビ朝日) - 足利玉美 役
- 大江戸もののけ物語(2020年) - お光 役
- 一億円のさようなら 第5話(2020年10月25日、NHK BSプレミアム・BS4K) - 表薫 役
- ネメシス 第1話(2021年4月11日、日本テレビ) - 村崎由香里 役
- 華麗なる一族(2021年、WOWOW) - 小泉夫人 役
- 月曜プレミア8(テレビ東京)
- 今野敏サスペンス 暁鐘 警視庁強行犯係・樋口顕(2022年4月4日) - 長澤美也 役
- テッパチ! 第5話・第10話(2022年8月3日・9月7日、フジテレビ) - 馬場由希子 役
- 特捜9 season6 第6話(2023年5月10日、テレビ朝日) - 松原美佐 役
- 新空港占拠 第1話 - 第7話(2024年1月13日 - 2月24日、日本テレビ) - 天童美香 役[10][11]
- 広重ぶるう(2024年3月23日、NHK BSプレミアム4K)[12]
- アンメット ある脳外科医の日記 第4話(2024年5月6日、関西テレビ・フジテレビ) - 川内あかり 役[13]
- おいち不思議がたり 第1話・2話(2024年9月1日・8日、NHK BS・NHK BSプレミアム4K) - お絹 役
- オクラ~迷宮入り事件捜査~ 第2話(2024年10月15日、フジテレビ)- 佐久間忍 役[14]
- 全領域異常解決室 第2話(2024年10月16日、フジテレビ) - 阿部校長 役[15]
映画
[編集]- ほしをつぐもの(1990年、松竹富士) - 直美 役 ※岡坂あすか名義
- 愛について、東京(1993年、パイオニアLDC / キネマ旬報社) - アイリン 役 ※岡坂あすか名義
- 罠 THE TRAP(1996年、エースピクチャーズ) - あゆみ 役
- 良寛(1997年、日本ヘラルド映画)
- 現代仁侠伝(1997年、東映) - 沙也加 役
- ブルーフェイク(1998年、セスコ・ジャパン)
- 冷血の罠(1998年、大映) - 由子 役
- マネーざんす(2001年、つんくタウンFILMS)
- 六月の蛇(2002年、ゼアリズエンタープライズ) - 主演・辰巳りん子 役
- 輪舞曲 〜ロンド〜(2003年、フェイスフル) - 月読佳久夜 役
- き・れ・い?(2004年、日本出版販売) - 河野吉江 役
- でらしね(2004年、ライズピクチャーズ / メディアボックス) - ヒロイン・橘今日子 役
- 火火(2005年、ゼアリズエンタープライズ) - 牛尼瑞香 役
- 死霊波(2005年、日本出版販売 / バイオタイド) - 堂間章絵 役
- 自由戀愛(2005年、IMAGICAエンタテインメント)
- 嫌われ松子の一生(2006年、東宝) - 沢村めぐみ 役
- 水の花(2006年、ぴあ / ユーロスペース) - 詩織 役
- サンクチュアリ(2006年、アルゴ・ピクチャーズ) - 主演・山本アキ 役
- 女の子ものがたり(2009年、エイベックス・エンタテインメント / IMJエンタテインメント) - みさの母 役
- 人の砂漠 「鏡の調書」(2010年、東京芸術大学) - 白石繭子 役
- 冷たい熱帯魚(2010年、日活) - 村田愛子 役
- ヒミズ(2012年、ギャガ) - 茶沢の母 役
- Miss Boys! 友情のゆくえ編(2012年、ダブ / Thanks Lab.) - 加賀美京子 役
- 嘘々実実(2012年、若手映画作家育成プロジェクト)
- 闇金ウシジマくん(2012年、S・D・P) - 鈴木文江 役
- めめめのくらげ(2013年、ギャガ) - 天宮静子 役
- THE ABCs of DEATH「M is for Middle」(2013年)
- 上京ものがたり(2013年、ファントム・フィルム)
- 渇き。(2014年6月27日、ギャガ) - 桐子 役
- かくて女神は笑いき「怯える女」(2014年) - 主演
- THE HYBRID 鵺の仔(2015年) - 三島ヨシコ 役[16]
- 沈黙 -サイレンス-(2016年) - 岡田三右衛門の妻 役
- 血を吸う粘土(2017年) - 藍那ゆり 役[17]
- 昼顔(2017年) - 田尻絹江 役
- ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年6月28日、東映) - 成田志保子 役
- 惡の華(2019年9月27日、ファントム・フィルム) - 仲村佐和の母 役
- 血を吸う粘土 派生(2019年) - 藍那ゆり 役
- 楽園(2019年10月18日公開、KADOKAWA) - 中村洋子 役[18]
- 積むさおり(2019年) - 主演・幹村さおり 役[19][20]
- 恐怖人形(2019年) - 麻生美智子 役
- ファンファーレが鳴り響く(2020年)[21]
- サイコ・ゴアマン(2020年) - ウィッチマスター 役(声の出演)[22]
- 樹海村(2021年) - 鷲尾弓子 役
- 3つのとりこ「それは、ただの終わり」(2022年)- 主演
- 親密な他人(2022年) - 主演・石川恵 役
- 恋い焦れ歌え(2022年)
- 658km、陽子の旅(2023年) - 立花久美子 役[23]
- 緑のざわめき(2023年) - 芙美子 役[24][25]
- 法廷遊戯(2023年) - 結城葵 役[26]
- 義父養父(2023年)[27]
- カタシロReplica(2024年) - 患者 役[28]
- 歩女(2024年) - 主演・ユリ 役[29]
- カオルの葬式(2024年公開予定)[30]
- 舞倒れ(2024年公開予定) - 願 役[31]
- 敵(2025年1月17日公開予定)- 渡辺信子 役[32]
舞台
[編集]- 贋作・桜の森の満開の下(2001年6月1日 - 30日、新国立劇場 中劇場) - ボッコ、鬼女、クニの人 役
- 路地裏の優しい猫(2009年4月29日 - 5月5日、新国立劇場作)
- クロイツェル・ソナタ〜光子・黒い瞳の伯爵夫人(2012年3月14日・15日、表参道GROUND)
- 南部高速道路(2012年6月4日 - 24日、シアタートラム)
- THE SHAMPOO HAT 第29回公演「風の吹く夢」(2014年9月10日 - 23日、下北沢ザ・スズナリ)
- ロ字ック 第12回本公演「滅びの国」(2018年1月17日 - 21日、本多劇場)
- 劇団チョコレートケーキ 第33回公演「帰還不能点」(2021年2月19日 - 3月14日、東京芸術劇場シアターイースト)
- 劇団チョコレートケーキ 「帰還不能点」再演(2022年8月17日 - 21日、東京芸術劇場シアターイースト)
- 劇団チョコレートケーキ 「帰還不能点」(2022年11月16日 - 26日、東京・ひの煉瓦ホール(日野市民会館)大ホール、愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール、兵庫・神戸文化ホール中ホール 、京都・呉竹文化センター)
ラジオドラマ
[編集]ステレオドラマ
[編集]WEB配信ドラマ
[編集]CM
[編集]- 資生堂「ピエヌ」(1999年1月 - 3月、ラジオCM)
- ボーダフォン 日本法人 エンジェル 白い息篇(2003年12月 - 2004年2月)
ネットシネマ
[編集]- スタジアムで会いましょう(2004年) - 赤城みどり 役
- 探偵事務所5「終わらない別れ」(2006年)
オリジナルビデオ
[編集]- 東京爆弾(2000年、ケイエスエス)
書籍
[編集]- 写真集
- BIRTH 黒沢あすか写真集(1993年10月、横木安良夫撮影、スコラ) ISBN 4796201378
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 本人によると「そのドラマでは女性が悩ましく男性を誘うようなシーンをやっていて、子供心にドキッとしました。でも同時に『この女優さんたち色っぽいなぁ。あんな風に自分もなりたい』って思ったんです。その時ある女優さんが言った『私でいいの?』という艶っぽい声が、私の中でビビッと響いた。その日からしばらくの間、母親の三面鏡の前で化粧品をちょっと借りては、『私でいいの?』っていろんな言い方でマネしていました」と回想している[1]。
- ^ 本人は後に、「これが本格的に女優になるためのチャンスになるのであれば、裸の一つや二つという思いがありました」と述懐している。
- ^ 黒沢は「私の体つきも含めて、監督は『大地の匂いがする』っておっしゃって」くださったと思うんです」と述懐している[1]。
- ^ 『野菊の墓』は、1950年代から何度もドラマ化・映画化されている。過去の民子役には、山口百恵(1977年テレビ朝日系ドラマ版)や松田聖子(1981年の映画版)など、当時の人気アイドルが起用されることもあった。
- ^ 詳しくは、事前にスタッフから「スコセッシ監督は着物を着て所作が完璧にできる人を望んでいる」と聞かされた。その時点では役の女性の詳細が分からなかったため、当時出演していた別の時代劇の所作指導の先生から所作を教わった。その内容は「武家出身の女性」と「公家出身の女性」のそれぞれの立ち居振る舞いで、手の置き場所一つにしても身分によって異なるため細かく色々と教わった。また、小道具は現地の制作サイドが用意してくれると聞いていたが、「小道具などの日本の美学について、外国の方よりは私の方が知っているはず」と考えた。そのため万全を期して、手ぬぐいや食器、お盆などを持参して撮影現場に向かったという[6]。
- ^ スコセッシから、「僕は(黒沢の主演映画である)『六月の蛇』の大ファン。だからあなたが僕の作品に出てくれるのはすごく光栄なこと。あなたはセリフが一つもないのに、目から顔から言葉が聞こえてくる。そこが素晴らしいんだ。大好きな所なんだ」と告げられたとのこと)[6]。
- ^ 高校生の頃、長男は母親が女優をしていることを周りに言わなかったが、授業参観に来た親や教師などから自然と知られるようになった。以降同級生からたまに「女優の黒沢あすか知ってるよ」、「お父さんがファンなんだ」などと言われても、長男は「あ、そう」と返していたという[5]。
- ^ 教授から「君のお母さんが黒沢あすかだって、何で今まで言ってくれなかったんだ」と驚かれた。教授は黒沢の出演作品や“どれだけ素晴らしい女優か”ということを長男にとことん説明した。黒沢は、帰宅した長男から「お母さんてすごいんだね。お母さんの仕事を認めるよ」と初めて褒めてもらえたとのこと[5]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “黒沢あすか、小さい頃に憧れた“男を誘う”女優たち。母の三面鏡の前でマネした台詞は「私でいいの?」”. テレ朝POST (2022年2月22日). 2023年4月24日閲覧。
- ^ “黒沢あすか女優復帰「ポンコツじゃない」”. サンケイスポーツ. p. 3 (2013年2月3日). 2013年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月5日閲覧。
- ^ a b “黒沢あすか女優復帰「ポンコツじゃない」”. サンケイスポーツ. p. 2 (2013年2月3日). 2013年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月5日閲覧。
- ^ a b “湯煙コラムVol. 60 黒沢あすか 親から子へと伝える、わが家の「お風呂作法」”. 湯の国 (2011年8月). 2013年4月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “黒沢あすか、女優人生の集大成だった『冷たい熱帯魚』の強烈キャラ。反響の末に長男から「お母さんてすごいんだね」”. テレ朝POST (2022年2月25日). 2023年4月24日閲覧。
- ^ a b c “「救世主が現れた」黒沢あすか、最新主演映画に喜び。撮影では「自分はやっぱり女なんだって嬉しくなった」”. テレ朝POST (2022年3月1日). 2023年4月24日閲覧。
- ^ “NHKドラマ10『大奥』第9回出演致します”. 黒沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba (2023年3月1日). 2023年3月8日閲覧。
- ^ “『大奥』第9回、今晩出演”. 黒沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba (2023年3月7日). 2023年3月8日閲覧。
- ^ “『大奥』ご覧くださいましてありがとうございました”. 黒沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba (2023年3月7日). 2023年3月8日閲覧。
- ^ “櫻井翔主演『大病院占拠』続編『XXX占拠』“占拠の舞台となる施設”のキャスト公開”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年12月18日). 2023年12月18日閲覧。
- ^ “櫻井翔、『大病院占拠』続編は「汚れがすごい」 瀧内公美は衣装に穴”. マイナビニュース. マイナビ (2024年1月6日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “阿部サダヲが歌川広重に! 梶よう子の小説『広重ぶるう』をドラマ化 妻役に優香”. クランクイン! (ブロードメディア). (2023年7月13日) 2023年7月13日閲覧。
- ^ 黒沢あすかasuka kurosawa @Krosawa_ask 「ようやく親子になれた」と笑ってくれた花ちゃん。 ほんとに☺️ 花ちゃんのお母さん役だもん、私も嬉しくなっちゃいました。 『#楽園』や『#法廷遊戯』が懐かしい。 『#市子』の感想も話せて、楽しい撮影時間を過ごせました。 📍TVer http://tver.jp/episodes/epshe… 📍カンテレドーガ http://ktv-smart.jp/store/series.p… #アンメット #杉咲花 #若葉竜也 #岡山天音 #生田絵梨花 #千葉雄大 #吉瀬美智子 #井浦新(※すべて敬称略)
- ^ 黒沢あすかasuka kurosawa [@Krosawa_ask] (2024年10月8日). "『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』第2話にチラッと出演致します。". X(旧Twitter)より2024年10月16日閲覧。
- ^ 黒沢あすかasuka kurosawa [@Krosawa_ask] (2024年10月16日). "今晩10時放送❣️『#全領域異常解決室』第2話、見てね🤭". X(旧Twitter)より2024年10月16日閲覧。
- ^ THE HYBRID 鵺の仔
- ^ “Asuka Kurosawa attends the "Vampire Clay" premiere during the 2017 Toronto International Film Festival at Ryerson Theatre on September 16, 2017 in Toronto, Canada.”. Getty Images. 2019年9月18日閲覧。
- ^ “綾野剛主演作『楽園』追加キャスト発表 柄本明、村上虹郎、片岡礼子、石橋静河らが出演”. Real Sound|リアルサウンド 映画部 (2018年11月23日). 2019年9月10日閲覧。
- ^ “2019 Nominees and Winners for the “Toil and Trouble” Awards”. HORRIBLE IMAGININGS FILM FESTIVAL. 2019年9月18日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “黒沢あすか「積むさおり」で主演女優賞受賞!アメリカHORRIBLE IMAGININGS FILM FEST2019にて”. 映画情報どっとこむ (2019年9月6日). 2019年9月18日閲覧。
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関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- プロフィール - オフィス・メイ
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- 黒沢あすか 公式ブログ - GREE - ウェイバックマシン(2011年2月2日アーカイブ分)
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