UR-416装甲兵員輸送車
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スペイン国家警察のUR-416装甲兵員輸送車 | |
基礎データ | |
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全長 | 5.21m |
全幅 | 2.2m |
全高 | 2.2m |
重量 | 7.6t |
乗員数 | 2名+兵員12名 |
装甲・武装 | |
装甲 | 9mm(溶接鋼板) |
主武装 | 7.62mm機関銃x1 |
機動力 | |
整地速度 | 85km/h |
エンジン |
ダイムラー・ベンツ OM352 ターボチャージャー付きディーゼル 120hp |
懸架・駆動 | 4x4 |
行動距離 | 700km |
UR-416は、1969年に西ドイツのティッセン・ヘンシェル社が開発した装甲兵員輸送車である。UR-416は、ウニモグのシャーシを基にして設計された。
歴史
[編集]ドイツ国外のウニモグ採用国の多くは、自国の軍や警察などで使用するためのウニモグをベースとした装甲車の登場を待ちわびていた。その期待に応えて、1965年からウニモグをベースとした四輪式の装甲車が設計された。1969年にはUR-416の量産が開始され、1,036両が製造されたが、そのほとんどは海外に輸出された。
西ドイツ国内では、主に警察の機動隊に配備されており、ドイツ連邦軍(Bundeswehr)がUR-416を採用することはなかった。西ドイツ警察のUR-416は、後にTM-170に更新されている。
UR-416の武装は主に機関銃であるが、放水砲ないし20mm機関砲を装備した砲塔を搭載することも可能であり、戦場救急車や指揮通信車、整備・修理用車両、国内治安任務用車両などの派生型が存在する。
採用国
[編集]すでに退役させた国を含む。
- アルゼンチン
- エクアドル
- エルサルバドル
- ドイツ - 警察の機動隊で運用。
- ギリシャ
- ケニア
- モロッコ
- オランダ
- パキスタン - National Guardが保有。
- ペルー
- フィリピン
- カタール
- サウジアラビア
- スペイン
- トーゴ
- トルコ - ジャンダルマで運用。
- ベネズエラ - 国家警備隊で運用。
- パレスチナ - レバノン国内でPLOが少数使用。
- ジンバブエ - 旧ローデシア軍の車両を継承。
- 日本 - 東京消防庁において「耐熱救助車」として運用。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ArmyRecognition.com(フランス語)