出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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入水 (じゅすい 又は にゅうすい)
- (じゅすい・にゅうすい[2]) 川・海などの水の中に身を投げて自殺すること。
- 万葉集の巻の三には大津皇子が死を賜わって磐余の池にて自害されたとき、妃山辺の皇女が流涕悲泣して直ちに跡を追い、入水して殉死された有名な事蹟がのっている。(倉田百三 『人生における離合について』)
- (にゅうすい) 入ってくる水。
- (語義1): 表面的には「水の中に入ること」だけとも取れるため、「入水自殺」という表現もしばしば用いられる。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
入水しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
入水せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
入水される |
未然形 + れる
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丁寧 |
入水します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
入水した |
連用形 + た
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言い切り |
入水する |
終止形のみ
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名詞化 |
入水すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
入水すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
入水しろ 入水せよ |
命令形のみ
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