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ときによりの意味

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ときにより…

分類和歌


「時により過ぐれば民のなげきなり八大竜王(りゆうわう)雨やめたまへ」


出典金槐集 雑・源実朝(みなもとのさねとも)


[訳] 時によって度が過ぎると、ありがたい雨も民の嘆きの原因となります。八大竜王よ、もうこれ以上雨を降らさないでください。


鑑賞

「八大竜王」は雨をつかさどる神で、雨乞(あまご)いのときの信仰の対象とされた。ここでは、民に害を及ぼすほどに降る雨を止めるため、国を統治する者として神に祈念したときの歌。








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