学研全訳古語辞典 |
とき-わか-・ず 【時分かず】
分類連語
四季の別がない。いつと決まっていない。時を選ばない。
出典万葉集 九六一
「湯の原に鳴く蘆鶴(あしたづ)はわがごとく妹(いも)に恋ふれやときわかず鳴く」
[訳] 湯の原で鳴く鶴(つる)は私のように妻に恋するのだろうか。時を選ばず鳴いていることだ。
なりたち
名詞「とき」+四段動詞「わく」の未然形+打消の助動詞「ず」
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四季の別がない。いつと決まっていない。時を選ばない。
出典万葉集 九六一
「湯の原に鳴く蘆鶴(あしたづ)はわがごとく妹(いも)に恋ふれやときわかず鳴く」
[訳] 湯の原で鳴く鶴(つる)は私のように妻に恋するのだろうか。時を選ばず鳴いていることだ。
なりたち
名詞「とき」+四段動詞「わく」の未然形+打消の助動詞「ず」
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