道内7空港を運営する北海道エアポート(HAP)は、冬の運航に不可欠な除雪隊の愛称を募集している。7空港のうち、以前から「ワックスウィングス」の愛称を持つ旭川空港を参考に、「守護神」と位置づける動物や鳥をモチーフにした名称を募る。
旭川のワックスウィングスは、旭川市の鳥であるキレンジャク(Waxwing)に由来。キレンジャクが冬になると旭川へ戻ってくるように、除雪隊も冬になると空港に集結し、空港の安全を守ることから名づけられたという。
空港ごとの守護神は、新千歳空港がヒグマ、函館空港がエゾモモンガ、女満別空港がオオワシ、帯広空港がばん馬、釧路空港がタンチョウヅル、稚内空港が樺太犬。愛称の応募は1空港につき1人1つで、デザイン時には英語表記になる。
応募期間は10月17日までで、賞品は最優秀賞が各空港1人で旅行券10万円分、優秀賞が同3人で地元ギフトの詰め合わせ。申し込みはHAPのウェブサイトから。
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