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現代俳句データベース(俳句)
現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
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- は(アルファベット)
- は(タイ文字)
- は(数字)
- は(記号)
- 初夢の続きが見たい高齢化
- 初夢の途方もなくて呆とゐる
- はつゆめの半ばを過ぎて出雲かな
- 初夢のなかをどんなに走つたやら
- 初夢のなかをわが身の遍路行
- 初夢の方舟に我が姿無し
- はつゆめの遼河のほとりいななけり
- 初夢は獏に食はれてしまひけり
- 初夢や産着の吾れを吾れが抱き
- 初夢や楠本ですと憲吉が
- 初夢や極楽あとかた無くさみし
- 初夢や見知らぬ人が妻の座に
- 初夢や貰ひて困る城一つ
- 初夢や楼蘭の砂掌にこぼす
- 初夢や咥へそこねし銀の匙
- 初夢を篩にかけて残るもの
- 初笑ひゆゑの涙と思はれず
- 葉月の鳥きみらの舌は粉っぽい
- はて何を取りに来たっけ?冷蔵庫
- 果てるころ月明となる村芝居
- 波照間島の稲搗波と酌みにけり
- 派手な柄着て落ち着かずアマリリス
- 鳩尾に痛み走れり春の雷
- 鳩尾のうへに心臓寒椿
- 鳩尾を落ちて十一月の川
- 鳩小屋の餌食む音や今朝の冬
- 鳩吹いて故人あつまる夕館
- 鳩笛のうつろは喉につながりぬ
- 鳩笛を吹く子のまはりいつも花野
- 花葵雨中に夢の像見て
- 花明り遺児ふたりあり手のやわら
- 花明り少し欲しいね狐穴
- 花明り泣かぬ瞼が呆けをり
- 花明りわが人体を留守にする
- 花馬酔木しだれて紙の音生まる
- 花馬酔木一と粒づつ吾れ一と日づつ
- 花浴びの童が忽と仏弟子
- 花菖蒲映して雲の行方かな
- 花菖蒲角度を変えて作句せり
- 花菖蒲傘かしげして行き違ふ
- 花あやめ髪の先まで水である
- 花菖蒲川のつづきに眠りをり
- 花菖蒲子が蹴ちらしぬ神の鳩
- 花菖蒲人間見飽きたかもしれず
- 花菖蒲猫が弾いてるバイオリン
- 花菖蒲夕べの川のにごりけり
- 花嵐此の世の罪も散華する
- 花嵐声音柔らかイスラムの髭
- 花嵐城門かたく鎖されあり
- 花杏子白いボタンを買いに行く
- 花杏受胎告知の翅音びび
- 花杏旅の時間は先へひらけ
- 花筏行きとどまりて夕日溜む
- 花筏一番乗りは行基とや
- 花筏堰を落ちては組み直る
- 花筏雲に乗りくる人のあり
- 花筏押して餌をやる鯉贔屓
- 花筏河馬の目玉のとなりから
- 花筏鴨の胸にて崩れけり
- 花筏黄泉へ行く人こみ合いて
- 花筏これより先は神田川
- 花筏そこから先の未来都市
- 花筏糖質ゼロという時間
- 花筏見えぬ観音のせてゆく
- 花筏やぶつて鳰の顔のぞく
- 花筏よろめきあひて水の旅
- 花筏離合あくなき急疏水
- 花烏賊の自爆するときりりと鳴く
- 花烏賊や足投げ出して女学生
- 花活けてまた活け直し日永かな
- 花茨閲覧用の人ゲノム
- 花茨此の世は遠きランプかな
- 花色のはなし一ケをかざる支店
- はなうたは過去の暗号夏の雲
- 鼻歌は月よりの使者望月に
- 花うばらふたたび堰にめぐり合ふ
- 花占い最後のひとつ残しおく
- 花会式黒人夫婦綺羅の服
- 花枝垂れの中性善説を捨つ
- 花槐雨の瀬音をたかぶらす
- 花楓紺紙金泥経くらきかも
- 花篝戦争の闇よみがえり
- 花篝箏の音わたりまた熾る
- 花篝月の出遅くなりにけり
- 花南瓜母となる日の近づける
- 鼻から管紅葉が窓にぐにゃぐにゃ
- 花筐 五番目の季節が生まれる
- 花桐と土蔵の月日友の家
- 花桐の凋落くろき豚飼はれ
- 花桐のつづく山なり耶蘇の寺
- 花屑の桃色濃ゆき吹き溜り
- 花屑を靴底に入れ帰宅せり
- 花曇赤子なにやらかがやかす
- 花曇り受け皿のない正午
- 花ぐもり臓腑おもたき牛あゆむ
- 花ぐもり土中に動くもぐらの掌
- 花曇り微妙にずれるピアノ音
- 花ぐもり膚に秘めし思ひとや
- 花栗かぶさる貧農の家冴えゆく眼に
- 花栗の闇へ他郷の耳ほてる
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