「鬼太郎国盗り物語」初出
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「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「「鬼太郎国盗り物語」初出」の解説
大口(おおぐち) 『鬼太郎国盗り物語』第3話に登場。ゲゲゲハウス周辺にムーが送り込んだ怪植物が大気に放った妖気により発生した、巨大な頭のみの空飛ぶ妖怪。食べた妖怪をところてんにする性質を持つ。最後は鬼太郎によって口中に清浄ガスボンベを入れられ、火を点けられて爆死する。 旧鼠(きゅうそ) 声 - 曽我部和恭(第4作)、高戸靖広(第5作) 歳を経たネズミが化けた妖怪。 アニメ第4作103話では廃寺の不浄霊がネズミに憑いて変化したもので、普通の旧鼠を遥かに上回る巨体と妖力を得た特殊な個体。ねずみ男を利用して自身の妖力を帯びたハツカネズミを街で配らせ、それを媒介に人間をネズミ人間に変え、ネズミの天下にしようと企むが、最後は鬼太郎の攻撃で体内の不浄霊を押し出されたことで普通の旧鼠になり、不浄霊は岩魚坊主によって祓われる。 アニメ第5作ではぬらりひょん配下として登場。小さめの人間サイズで、体内に多種の毒素や病原体を持つ。旧鼠王(きゅうそおう) 『国盗り物語』第5,6話に登場した、ネズミの大群を率いる熊並の巨大ネズミ。巨体から繰り出す怪力と毛を使った呪い、部下を使っての集団戦術とペスト菌を駆使して地上制覇を企むが、最後は協力者だった毒娘に猫いらずを盛られ死亡する。 人面瘡(じんめんそう) 他の生物に寄生する牛鬼と同じ能力を持つ妖怪で、本来は人の顔が付いた人魂のような形をしている。寄生すると宿主の腹部に人面を現し、体を支配して悪事に走らせる。ムー大陸からの妖気パワーを得たため、昔よりも力が増しており、人面部分を肥大化させて目から光線を放ったり、宿主となった植物を妖怪化させたりすることができる。最期は鬼太郎の攻撃を受け、新たな宿主を見つけられずに消滅する。 ボゼ トカラ列島に伝わる来訪神。 『国盗り物語』ではムーの手先として登場。最初はゴーストカーに化けて少女たちを誘拐するが、鬼太郎に取り押さえられて被害者を解放する。13話以降は女性の姿をとり、多額の金を使って妖怪たちを買収し、鬼太郎の抹殺を目論むが、最後はムーの進出を快く思わないタコ神に絞殺される。 狒々(ひひ) 声 - 小野坂昌也(第6作) 猿人のような姿をした妖怪。真っ赤な顔に突き出た唇、毛むくじゃらの巨体が特徴。 鬼太郎を倒すためにボゼが仕組んだ相撲大会に参加した妖怪の一人。ベアードともどもムーに雇われていたが、仲間のベアードとの対戦でこっそり八百長を申し込むも試合中に触手で刺し殺される。蘇生後は改心し、ムーの陰謀を打ち明ける。 アニメの初登場は第6作55話。関西弁で喋る気の良い妖怪。テンションの高い面があって、自分の名前に引っ掛けたしょうもないダジャレを言うことがある。昭和初期に人間の少女にテニスを教わりその魅力に取り憑かれて以後、自分も指導する側となり、猿相手にテニスを教えたり、世界第四位の選手土手久美子(どて くみこ、声 - 山根綺)を育て上げたりした実績を持つ。東京オリンピックを前に人間界へ出向き、まなの同級生でテニス部の少女岡倉優美(おかくら ゆみ、声 - 大空直美)のコーチを買って出る。当初は優美の実力を上げていたが、やがて技術を軽視した根性論主体の指導だけを続けたために行き詰まるようになり、体罰を行なったことで学校から謹慎処分を受けた後も優美に付き纏い、ハラスメントと見なされ拒絶される。最後は目玉おやじから諭され、昔ながらの指導方法が問題視される現代の風潮を知って山へ戻る。 ガジュマルの精 『国盗り物語』第15話に登場。水木画の「松の精霊」のような小坊主の姿。攻撃を先読みする「他心通」や分身「無敵十人衆」、妖怪殺しの魔剣「雷光剣」を使用する。鬼太郎ファミリーが自分の本体である樹に泊まったため宿賃を要求し、断られると居酒屋のふりをして寝太郎たちに樹液を飲ませ樹に変えるが、最後は鬼太郎の指鉄砲に倒され、樹に変えられた寝太郎たちも還元される。 くだん 『鬼太郎国盗り物語』第17話に登場。予知能力を持つ人面の子牛。沖縄で辻占いをしていた所をゴルゴーンに拉致されるが、鬼太郎に助けられる。 片耳豚(カタキラウワ) 「鬼太郎国盗り物語」に登場。片耳の豚の頭部から足が生えたような外見の妖怪。常に集団で行動しており、固い木の実に化けて相手の頭上に落ちたり、群れで一斉に飛びかかったり、合体して巨大化したりするのが得意。かつては人間と暮らしていたが、人間たちがムーによって支配されたため、逃げ出して現在は地底世界に住む。 ヒザマ ムーの総理大臣の手下の一人で、巨大なニワトリの姿をしている。火を自由に操る力を持ち、口から吐くだけでなく、針のように飛ばした羽根を炎に変えて、突き刺した相手を炎上させることもできる。部下にモアやプテラノドン等の巨鳥や翼竜、それらを乗り回して奴隷にした村人たちに鞭を振るって強制労働させる額に独特の模様がある骸骨の集団がいる。 地下世界の村一つを支配していたが、最後は鬼太郎に妖気を奪われて倒される。 手洗い鬼(てあらいおに) 巨大な体と長い手を持つ妖怪。高松から丸亀に続く湾で手を洗っている。巨体の割にどこに住んでいるのかはわかっていない。 劇場版『日本爆裂!!』では妖怪四十七士の香川県代表として覚醒する。巨体を活かした怪力が武器。
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