「魂の不死」と「想起説」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 06:08 UTC 版)
「メノン (対話篇)」の記事における「「魂の不死」と「想起説」」の解説
15. ソクラテスは、魂は不死であり、その輪廻の過程で、あの世この世のあらゆるものを既に見て学んできているのだから、それを想い起こすことができるのは、何も不思議なことではない、人が「探求する」とか「学ぶ」とか呼んでいるものは、実は全て「想起する」ことに他ならないと述べる(想起説)。更に、先程の論争家好みの議論は我々を怠惰にするので信じてはいけないし、こちらの「想起説」は我々の探求を鼓舞するのでこちらを信じると述べる。メノンは、「想起」の意味を尋ねる。ソクラテスは、メノンの従者を使って証明しようと述べる。メノンは、従者の中から1人の召使を選ぶ。
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