かこうがんとは? わかりやすく解説

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かこう‐がん〔クワカウ‐〕【花×崗岩】

読み方:かこうがん

深成岩の一。粗粒で、粒のそろった岩石。主に石英カリ長石斜長石黒雲母(くろうんも)からなり角閃石(かくせんせき)や白雲母を含むこともある。色は白や淡灰色淡紅色多く堅牢(けんろう)で磨くと光沢が出る。土木・建築用石材とする。産地として神戸市御影(みかげ)が有名であったことから、御影石ともいう。グラナイト

花崗岩の画像
花崗岩が浸食されてできた鳥取県石霞渓
花崗岩の画像

花崗岩

読み方: かこうがん
【英】: granite

岩石学的には、カリ長石酸性斜長石石英および、黒雲母普通角閃石ふつうかくせんせき}などの有色鉱物主成分とする優白質粗粒品質岩のうちカリ長石全長石の 3 分の 2 以上を占めものをいう斜長石の量が増すにつれて、アダメロ岩、花崗閃緑岩かこうせんりょくがん}、石英閃緑岩と名称が変わるが、これらも“花崗岩類”として扱うことができる。花崗岩類は、造山帯中心部産し一般に岩体大きさ最大幅10km長さ 100km に達する。大陸基盤多く場合、古い造山帯に伴う変成岩と花崗岩であるが、一方大洋底には花崗岩の存在知られていない


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