さくら_(列車)とは? わかりやすく解説

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さくら (列車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 16:03 UTC 版)

さくらは、かつての鉄道省日本国有鉄道(国鉄)、およびそれを引き継いだJR各社で運行されていた(運行されている)特別急行列車列車愛称である。


注釈

  1. ^ 洋食堂車はあくまでも洋食専門で予約制のコース料理を提供していたのに対し、和食堂車は和食のみならず幅広い料理を大衆的な価格で提供していたという点が異なる。和食堂車だからといって洋食を提供していなかったわけではない。
  2. ^ 詳しくは、列車番号列車番号の付番方法を参照されたいが、従来は客車列車・電車列車と使用車種の差違があっても同一線区を運行する列車には重複数字を用いなかった。しかし、1961年10月1日ダイヤ改正では特急列車の増発に際して、使用車種を識別するアルファベットと組み合わせて1本の列車を識別する形となった。そのため、単純に数字で「1」列車を名乗る列車が「さくら」(1列車、略して1レ)・「第一こだま」(1M列車)・「かもめ」(1D列車)と東海道山陽本線上で3本が重複する事態となった。この時、「1D」を使用する列車は「かもめ」の他に「はつかり」・「おおぞら」が運行された。
  3. ^ 当時の20系客車はブレーキ装置が旧形客車とほぼ同じシステムの自動空気ブレーキだったので、ブレーキシステムといった観点では、旧形客車と20系とは普通に併結が可能であった。だが1960年代後半に、20系客車の110km/h運転実施にあたって施工された、ブレーキ率速度制御機能付き電磁自動空気ブレーキへの変更といった高速化対応改造後は、20系客車と旧形客車との併結は不能となった。その後20系客車の急行列車への転用で、一般のブレーキ装置を搭載する荷物車や郵便車を併結する可能性が生じたため、その時は電源荷物車の荷物室に空気圧縮機及び元空気溜めを搭載することで対応した。
  4. ^ 20系の電源系は三相交流600V/60Hzで、旧型客車の一部で実施された電気暖房用の交流1500Vとも、151系電車キハ80系気動車で採用され客車では12系以降に標準化された三相交流440V/60Hzとも互換性がない。後年20系のバラ転用(1000番代・2000番代)の際には、スハフ12形から供給される電源を変換するための変圧器が搭載された。

出典

  1. ^ JR九州 新幹線の列車名決定!! Archived 2009年9月19日, at the Wayback Machine. - 九州旅客鉄道
  2. ^ 山陽新幹線・九州新幹線直通列車の列車名決定について Archived 2009年3月1日, at the Wayback Machine. - 西日本旅客鉄道 2009年2月26日
  3. ^ プレス・アイゼンバーン『レイル』No.16 1985年6月 P.87 - P.98 古山善之助『蒸機全盛時代の国鉄の特急・急行列車II』を参照
  4. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-121-X 
  5. ^ a b “国鉄「さくら」「みずほ」に個室寝台車”. 交通新聞 (交通協力会): p. 3. (1984年5月13日) 
  6. ^ “ブルトレ食堂車も廃止”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年3月18日) 
  7. ^ なお、長崎運転所は1999年6月1日付で長崎鉄道事業部長崎車両センターとなった。
  8. ^ [1] - 長崎新聞 2009年2月14日[リンク切れ]



「さくら (列車)」の例文・使い方・用例・文例

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