さまざまな補助装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/01 14:18 UTC 版)
おもに以下の種類がある。 下肢障害用 ブレーキやアクセルなどのペダル操作を手で行えるようにした装置が設置される。本来のペダルの位置からワイヤーやシャフトを伸ばし、手元に設置された操作レバーでペダル操作を行う。 片方の腕は上記操作に専念しているため、ハンドル操作は片手で行うことになるため、ハンドルにはドアノブのようなグリップを設置する。 同じ理由で、ウインカーやライト、ワイパーなどのスイッチ類も上記レバーの近辺に集約して設置される。 上肢障害用 自転車のペダル状の装置が足元に設置され、ペダルをクルクルと回すことでハンドルが切られる。 アクセルとブレーキは通常の物に近いが、シフトレバーの操作はブレーキを踏んだまま行うので、ブレーキロックというレバーも設置されている。 ウインカーや、ライト、ワイパーのみならず、パワーウインドウやパワーミラー、オーディオ、空調などすべてが足での操作になるため、スイッチボックスのように集約されているものもある。 シートベルトはドアを閉めると自動で掛かる仕組みが取り入れられている。 右(もしくは左)半身まひ障害用 上記、上肢・下肢障害用を組み合わせ、健常側に集約させた形となる。 筋力低下障害および四肢欠損障害用 ジョイスティック、レバー、ダイアル(パチンコ台のダイアルのような小さなグリップ)などでアクセルとブレーキ、ハンドルを電動モーターにより制御するもの。
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