わるいやつら
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『わるいやつら』は、松本清張の長編小説[1]。『週刊新潮』に連載(1960年1月11日号 - 1961年6月5日号、全73回、連載時の挿絵は御正伸)、加筆訂正の上、1961年11月、新潮社から単行本として刊行された。後に電子書籍版も発売されている。
- ^ 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p39
- ^ 新潮文庫版下巻(1966年)の裏表紙(および新潮社ホームページ)では、「(戸谷は)横武たつ子の病夫を殺したあげく」と記述されている(2016年現在)が、小説の内容としては不正確な記述となっている。第一章第4節参照。
- ^ 著者のエッセイ「創作「ヒント帖」から」(『別冊小説新潮』1961年10月号掲載、『小説新潮』2007年8月号に再掲)参照。実際に虚偽の死亡診断書が書かれた例として、法医学者の上野正彦は、1983年の中川一郎自殺事件を挙げている。『週刊 松本清張』第5号(2009年、デアゴスティーニ・ジャパン)15頁参照。
- ^ 福岡隆『人間松本清張 - 専属速記者九年間の記録』(1968年、大光社)56頁参照。
- ^ 『週刊 松本清張』第5号 10-11頁参照。
- ^ 「1980年邦画四社<封切配収ベスト作品>」『キネマ旬報』1981年(昭和56年)2月下旬号、キネマ旬報社、1981年、118頁。
- ^ 霧プロダクションは、本作原作者の松本清張と監督の野村芳太郎が中心となり、1979年に設立された映像プロダクション。この後1984年公開の『彩り河』に至るまで、松竹と霧プロダクションの提携は5作続いた。
- ^ 林悦子『松本清張映像の世界 霧にかけた夢』(2001年、ワイズ出版) 20頁参照。
- ^ 『週刊 松本清張』第5号 20-21頁、または林『松本清張映像の世界 霧にかけた夢』20頁参照。
- ^ 林『松本清張映像の世界 霧にかけた夢』 57-60頁参照。
- ^ “わるいやつら | ドラマ「松本清張 傑作選」 | 無料ドラマ・映画 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)”. BS12トゥエルビ. 2022年9月22日閲覧。
- ^ 第1話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
- ^ 「ほら、君も知ってるだろう。健康保険というものが出来て、いちいち点数制度になったんだ」。第一章第2節参照。
- 1 わるいやつらとは
- 2 わるいやつらの概要
- 3 テレビドラマ
- 4 関連項目
固有名詞の分類
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