アジアカップウィナーズカップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/14 09:32 UTC 版)
アジアカップウィナーズカップ | |
---|---|
開始年 | 1990年 |
終了年 | 2002年 |
主催 | AFC |
地域 | アジア |
最多優勝 | 横浜マリノス アル・ヒラル (2回) |
アジアカップウィナーズカップ(英: Asian Cup Winners Cup)は、かつてアジアサッカー連盟(AFC)の主催により行われていた、クラブチームによるサッカーの国際大会である。
概要
創設は1990-91年度。大会にはAFCに加盟する各国・地域の主要カップ戦優勝チームが出場できた。ヨーロッパにおけるUEFAカップウィナーズカップに相当する。この大会は2002-03年度にアジアクラブ選手権、アジアスーパーカップとの大会統合によりAFCチャンピオンズリーグへ発展解消された。
結果
年度 | 優勝 | 結果[1] | 準優勝 |
---|---|---|---|
1990-91 | ペルセポリス | (A)0 - 0 (H)1 - 0 | アル・ムハッラク |
1991-92 | 日産自動車 | (A)1 - 1 (H)5 - 0 | アル・ナスル |
1992-93 | 横浜マリノス | (H)1 - 1 (A)1 - 0 | ペルセポリス |
1993-94 | アル・カーディシーヤ | (A)4 - 2 (H)2 - 0 | サウスチャイナ |
1994-95 | 横浜フリューゲルス | (N)2 - 1 GG | アル・シャアブ |
1995 | ベルマーレ平塚 | (N)2 - 1 | アル・タラバ |
1996-97 | アル・ヒラル | (N)3 - 1 | 名古屋グランパスエイト |
1997-98 | アル・ナスル | (N)1 - 0 | 水原三星ブルーウィングス |
1998-99 | アル・イテハド | (N)3 - 2 GG | 全南ドラゴンズ |
1999-00 | 清水エスパルス | (N)1 - 0 | アル・ザウラー |
2000-01 | アル・シャバブ | (N)4 - 2 | 大連実徳 |
2001-02 | アル・ヒラル | (N)2 - 1 GG | 全北現代モータース |
※注
- ^ (H)は優勝クラブのホームでの試合、(A)は優勝クラブのアウェーでの試合、(N)は中立地での試合。
統計
クラブ別成績
クラブ名 | 優 | 準 | 優勝年度 | 準優勝年度 |
---|---|---|---|---|
横浜マリノス | 2 | 0 | 1992,1993 | |
アル・ヒラル | 2 | 0 | 1997,2002 | |
ペルセポリス | 1 | 1 | 1991 | 1993 |
アル・ナスル | 1 | 1 | 1998 | 1992 |
アル・カーディシーヤ | 1 | 0 | 1994 | |
横浜フリューゲルス | 1 | 0 | 1995 | |
ベルマーレ平塚 | 1 | 0 | 1996 | |
アル・イテハド | 1 | 0 | 1999 | |
清水エスパルス | 1 | 0 | 2000 | |
アル・シャバブ | 1 | 0 | 2001 | |
アル・ムハッラク | 0 | 1 | 1991 | |
サウスチャイナ | 0 | 1 | 1994 | |
アル・シャアブ | 0 | 1 | 1995 | |
アル・タラバ | 0 | 1 | 1996 | |
名古屋グランパスエイト | 0 | 1 | 1997 | |
水原三星ブルーウィングス | 0 | 1 | 1998 | |
全南ドラゴンズ | 0 | 1 | 1999 | |
アル・ザウラー | 0 | 1 | 2000 | |
大連実徳 | 0 | 1 | 2001 | |
全北現代モータース | 0 | 1 | 2002 |
注:優勝年度及び準優勝年度は、優勝が決定した年を並べている。例えば、1990-91年度王者は1991年としている。
クラブ所在国別成績
国・地域名 | 優 | 準 |
---|---|---|
サウジアラビア | 6 | 1 |
日本 | 5 | 1 |
イラン | 1 | 1 |
韓国 | 0 | 3 |
イラク | 0 | 2 |
バーレーン | 0 | 1 |
香港 | 0 | 1 |
アラブ首長国連邦 | 0 | 1 |
中国 | 0 | 1 |
関連項目
外部リンク
アジアカップウィナーズカップ
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「国際大会における日本のサッカークラブ」の記事における「アジアカップウィナーズカップ」の解説
詳細は「アジアカップウィナーズカップ」を参照 日本では天皇杯全日本サッカー選手権大会の優勝クラブが対象となる。優勝クラブがリーグ戦と同一の場合は、基本的に天皇杯の準優勝クラブが繰り上がる。 ただし、アジアクラブ選手権との兼ね合いなどで次のような不参加および代替クラブの参加例がある。 1990-91(第1回)第69回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝の日産自動車は日本サッカーリーグも優勝しており、日程調整がつかずに不参加となった。日本からの代替出場クラブもなかった。 1991-92(第2回)第70回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝の松下電器は出場を辞退したため、準優勝の日産自動車が出場した。 1999-00(第10回)第78回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝の横浜フリューゲルスが横浜マリノスとの吸収合併に伴い消滅(継承したF・マリノスへの代替出場も認められなかった)したため、準優勝の清水エスパルスが出場した。 2001-02(第12回)第80回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝の鹿島アントラーズが同年のJリーグも優勝していたため、準優勝の清水エスパルスが出場した。 前回優勝クラブがシード出場となるため、1995-96、1996-97、2000-01シーズンは前年度天皇杯優勝クラブと合わせた2クラブがエントリーした。 年度天皇杯優勝枠前回優勝枠クラブ名結果クラブ名結果1990-91 不参加 1991-92 日産 優勝 1992-93 横浜M 優勝 1993-94 横浜M 途中棄権 1994-95 横浜F 優勝 1995 平塚 優勝 横浜F 3位 1996-97 名古屋 準優勝 平塚 ベスト8 1997-98 V川崎 ベスト8 1998-99 鹿島 3位 1999-00 清水 優勝 2000-01 名古屋 ベスト8 清水 3位 2001-02 清水 ベスト8
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