アストライオス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 13:32 UTC 版)
アストライオス(古希: Ἀστραῖος, Astraios, 英: Astraeus)は、ギリシア神話の星空の神である。その名は「星の男」の意。
ティーターンのクレイオスとポントスの娘エウリュビアーの子で、パラース、ペルセースと兄弟[1][2]。エーオースとの間に、西風の神ゼピュロス、北風の神ボレアース、南風の神ノトス、さらに明けの明星エーオースポロスと星々をもうけた[3]。アポロドーロスの著作では風と星をもうけたとあり[4]、ヒュギーヌスの著作ではゼピュロス、ボレアース、ノトス、ファウォーニウスをもうけたとある[5]。
脚注
参考文献
- アポロドーロス『ギリシア神話』 高津春繁訳、岩波文庫(1953年)
- ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』松田治・青山照男訳、講談社学術文庫(2005年)
- ヘシオドス 『神統記』 廣川洋一訳、岩波文庫(1984年)
- 高津春繁 『ギリシア・ローマ神話辞典』、岩波書店(1960年)
関連項目
固有名詞の分類
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