インテークマニホールド
インテーク‐マニホールド【intake manifold】
インテークマニホールド
シリンダーヘッドの吸気ポートに吸気を供給するための管。このパイプの長さは吸気に与える動的特性を定めるので、慣性による過給効果を活用するうえで、バルブタイミングとともに重要になる。電子制御燃料噴射装置を備えたエンジンにおいては、コレクター部と各吸気ポートにつながるブランチから構成される。低速トルクを確保するにはブランチ長さを大きく設定し、逆に高速型エンジンではこの長さを小さくする。また、コレクターの容積を大きくすると低速型に、小さくすると高速型になる。本格的な自然吸気(NA)レーシングエンジンなどではコレクターを用いず、先端にエアホーンを装着したブランチのみとする。
参照 インテークコレクターインテークマニホールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/29 05:28 UTC 版)
インテークマニホールド(英: intake manifold)は内燃機関の燃焼室に空気を導入するための多岐管(英: manifold)である。日本語ではインマニと略して呼ばれる場合がある。
- ^ ディーゼルエンジンなどの拡散燃焼機関やガソリン直噴エンジンでは空気のみ。その他の予混合燃焼機関では混合気。
- ^ “Watch!AISIN よく見てごらん、ここにもアイシン 「樹脂製可変吸気インテークマニホールド」編-製品紹介ページ”. アイシン精機株式会社. 2015年11月3日閲覧。
- ^ a b “RX-8搭載の新開発RENESIS (pdf)”. マツダ株式会社. 2015年11月3日閲覧。
- 1 インテークマニホールドとは
- 2 インテークマニホールドの概要
- 3 関連項目
- インテークマニホールドのページへのリンク