ウオーク‐スルー【walk-through】
ウオークスルー
小型トラックやバンの集配車に普及してきた構造で、運転手席と後部荷物室とが仕切られておらず、室内で前後に移動可能な構造をウオークスルーと呼んでいる。運転手が配送品を荷室に取りにいくのに、いちいちドアを開けて降車し、サイドドアあるいはリヤドアを開いて荷物を取り出すのは効率が悪い。運転手席から座席の横を通って直接荷物室に行き、荷物を持ってサイドドアあるいはリヤドアから降車する。そのためには座席下のエンジンが通行の障害になる。セミキャブオーバー型の構造が必要で、中央助手席も取り外された。左右席間だけを移動できるものをサイドウオークスルーと分けて呼ぶこともある。
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