エレクトリックギターとは? わかりやすく解説

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エレクトリック‐ギター【electric guitar】

読み方:えれくとりっくぎたー

ギターマイク装置しアンプ増幅してスピーカーから音を出すようにした楽器抱えて演奏する型(エレキギター)と横にねかせる型(スチールギター)がある。電気ギター


エレクトリック・ギター[electric guitar]

1930年代アメリカ楽器メーカー各社が、ピック・アップアンプ使用して音を増幅させるエレクトリック・ギターの開発乗り出した。このシステム出現は、ピアノドラム、その他管楽器などとのアンサンブルにおいて、音量バランス容易にとることができるようにしたばかりか、それまで必然考えられていた共鳴胴の存在不要にし、扱いやすいボディー・シェイプを誕生させるに至ったその後電気的に音を加工したり、新たな演奏法生み出したりと、今日でもなおハード、ソフトの両面から進化続けている。ボディー・シェイプで分類すると、アーチド・トップ・ギター[“アコースティック・ギター”の項参照]にピック・アップ取り付けたものがフル・アコースティック(・エレクトリック・ギター;以下略)、このボディー厚さ薄くしたものがセミ・アコースティック、共鳴胴をなくしボディー小型化したものがソリッド・ボディー。ピック・アップ種類によって分類すると、シングル・コイルハム・バッキング、この両方マウントしたもの、さらにピエゾ・ピック・アップ取り付けたものなどに分けられるピック・アップ取り付けた位置や数の違いによる分け方考えられる。エレクトリック・ギターを大きく2つ分類すると、トレモロ・アームがあるものとないものとい分け方ができる。トレモロ・アームとは、ボディー表面下部取り付けられパーツアーム)で、スプリング使用し、6本の全体張りゆるめたりつくしたりすることで音程変化させ、ピッチ・ベンド効果を出すもの。このパーツ全体トレモロ・ユニットといい、操作するバートレモロ・アームという。

エレクトリック・ギター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 08:34 UTC 版)

代表的なエレクトリックギターの1つ、フェンダー・ストラトキャスター
同じく代表的なエレクトリックギターの1つ、ギブソン・レスポール

エレクトリック・ギター: electric guitar)は、ピックアップを内蔵し、それによって振動電気信号に変換するギター[1]。通称・略称はエレキギターおよびエレキ

エレクトリック・ギターは、その金属製のの振動をピックアップで(微弱な)電気信号に変えるギターであり、そのエレクトリック・ギター本体とアンプを、(電気信号を伝えるための)シールド・ケーブルで接続し、(信号を受け取った)アンプの側で電気信号を増幅を出す。アンプで音をひずませたり大音量の音を出したり、様々なエフェクターを用いて音質を多彩に変化させることが可能で、それらがエレクトリック・ギターの大きな特徴となっている。

歴史

弦楽器の振動を電気的に増幅する実験は20世紀初頭まで遡る。1910年代には、ヴァイオリンバンジョーの内部に電話の受信機を取り付け、音を増幅させる特許が出た。1920年代にはカーボン・マイクロフォンを弦楽器のに取り付けて音を増幅させる実験が行われた[2]。1920年代から1930年代初頭にかけて、数多くの人々が電気楽器の実験・製作を行っており、それぞれを「最初のエレキギターの発明者」とする様々な主張がある。

最初期のエレキギターの発明は、電気的なピックアップ共鳴胴を持つ半電気的アコースティックギターであった。これは、タングステンのピックアップの付いたスティール弦アコースティックギターであった。最初の電気的に音を増幅するギターはジョージ・ビーチャムによって1931年に発明され、1932年にRo-Pat-Inコーポレーションによって商業生産された (Electro-Patent-Instrument Company Los Angeles) [3][4]

1932年リッケンバッカーが発売したラップスチール型の「フライングパン」と、他社製ボディにピックアップを追加した「エレクトリック・スパニッシュ・ギター」も世界初のエレキギターと見なされることもある。その後1940年代にかけて、ホロウボディのGibson ES-150、ソリッドボディの Bigsby マール・トラヴィスモデルなど新しいモデルが次々と登場し、エレクトリック・ギターが広く一般に認知された。

1930年代から1940年代にかけて登場した様々なエレキギターについては、英語版の記事"Electric guitar#History"に詳しい。

ピックアップ

エレクトリック・ギターは、アコースティック・ギターとは異なる形状・構造をもち、専用のマイクピックアップ」を有しているため、アンプを介して出力される音色はアコースティック・ギターとはかなり異なるものとなる。ピックアップはエレクトリック・ギターの音色の大きな部分を決定する。

ピックアップは電磁誘導を利用して音を拾っている。ピックアップには永久磁石が内蔵されており、それによって生じる磁界中で鉄やニッケルなどの磁性体を含有する弦が振動するとピックアップ内のコイルを通過する磁束が変化し、弦の振動にほぼ相似した交流電流が発生する。その電流は導線(シールド)等を通してアンプに送られ、アンプによって音として増幅されスピーカーから音として出力される。電磁誘導を利用するため、エレクトリック・ギターにナイロン等の非磁性金属製の弦は使用できない(ギターのブリッジ部分に音響マイクロフォンを供えたものもあるが、そのようなものは一般にエレクトリック・ギターとは呼ばない)。またピエゾ素子のような物理的変形を電気信号に変換する素子を使ったピックアップもあるが、こちらも音響マイクロフォンと同様に「エレクトリック・ギター」の範疇には含まないのが一般的である。

ピックアップの種類は以下の二つに大別できる。

エレクトリック・ギター用のピックアップは、一般的に板状の磁石の上に並べた棒(ポールピース)の周囲にワイヤを巻いたもの(コイル)だが、この構造が一つのものをシングルコイルと呼ぶ。そのサウンドはカラっとした乾いたような音色が特徴である。対してハムバッカーは、シングルコイルを弦に対して平行または直角に二つ並べてコイルの極性を逆接続することで商用交流電源による磁界の影響を打ち消してノイズに強い構造になっているが、肝心の弦の振動の信号も特に高調波成分が打ち消し気味になり、太く暖かいサウンドが持ち味となる。「ハム」とは、商用交流電流による「ブ〜〜ン」と言うノイズのことである。ギブソンのモデルはハムバッカーが多く、フェンダーはシングルコイルのモデルが多い。「ハムバッキング(バッカー)」のことを「ハバッキング(バッカー)」と書くこともある。

電気信号の増幅方法は以下の二つに分類される。

  • パッシブ(passive)
  • アクティブ(active)

ピックアップは内部のコイルで音を交流電流として取り出すが、スピーカーから音として出力するには、この電流を増幅させる必要がある。この増幅作業の一切をエフェクターやアンプなどのギターの外部に依存したピックアップをパッシブと呼ぶ。対して、電池と微小信号用アンプをギター内に内蔵し信号をある程度増幅させてからアンプに送信するタイプのものをアクティブと呼び、コイルの巻数が少なくすみノイズに強い。一般的にエレクトリック・ギターではパッシブが主流で、アクティブは鉄弦を使ったアコースティック・ギターに付加的に追加したピックアップに多い。また、一つのギターでパッシブとアクティブの切り替えも可能なものもある。

一つのギターに複数のピックアップが搭載されている場合、ネック側から以下のように呼ばれる。

  • フロント(ネック、リズム、ベース) 高調波成分が少くソフトな音の傾向がある
  • センター(ミドル)
  • リア(ブリッジ、リード、トレブル) 高調波成分が多く鋭い音の傾向がある

複数のピックアップを持つギターでは、ボディのスイッチで演奏中にピックアップを切り替えたり複数のピックアップを並列または直列接続して「混ぜた」信号を取り出せるのが普通である。

ストラップ

コンサートなどで演奏する際は立って演奏する場合が多いが、その場合はギターを体に固定するためのストラップを用いる。ソリッドボディは詰まっている分重量があり、ストラップがはずれてギターを落としやすいため、ストラップのロックをつけることも多い。

種類

ソニック・ユースのリー・ラナルドのためにユーリ・ランドマンが特別に制作した楽器「ムーンランダー」(2007年)

大分類

エレクトリック・ギターはボディの構造で概ね以下の2種類に大別できる。

  • ホロウボディギター
  • ソリッドボディギター

ホロウボディはヴァイオリンのような中空構造であるのに対して、ソリッドボディはホロウボディのような中空構造を持たない。エレクトリック・ギターの原型は通常のギターにピックアップを付けたものであり、ソリッドボディギターの方が歴史的には新しい。

ヘッドの形状は、フェンダー系とギブソン系に大別される。フェンダー系ではストラトキャスターに見られるようにヘッドは指板面に平行で、指板面より一段下がっており、ペグはヘッドの片側に一列に並んで、多くの場合は高音弦側がナットから遠ざかるように配置される。このため高音弦はそのままではナットに当たる角度が浅くなってテンションを保てないので、ストリングガイドが設けられる。一方ギブソン系ではレスポールに見られるようにヘッドはネックに対して角度を持っており、これによってテンションが保たれる。またペグはヘッドの両サイドに対称に配置される場合が多い。

小分類

アーチトップギター
中空ボディで、トップとバックの板が緩い弧を描いている形状をしており、大半のものは両サイドにヴァイオリンのようなf字孔が空いている。この構造で、コンパクトなボディにもかかわらず、音の反響効率が良いため大音量がなる仕組みになっている。後述するフルアコースティックギター、セミアコースティックギターの多くが、アーチトップギターに属する。世界トップレベルのメーカー(ルシアー)としてロバート・ベネデットが挙げられ[要出典]、生産量で言えばギブソン社(およびエピフォン・ブランド)が有名。
これに対し、トップとバックの板が平面になっているものをフラットトップギターと呼ぶが、こちらは一般的なアコースティック・ギターを指す場合が多い。
フルアコースティックギター(フルアコ)
アコースティック・ギターと同程度の空洞部を胴にもつ。ブリッジは弦のテンションのみでボディに乗っかっており、ボディの後ろ端にテンションがかかるブランコ式のテイルピース(トラピーズ テイルピース)が多い。最初期に開発されたタイプは、ピックギターのボディに弦振動を電気信号に変えるピックアップを取り付けたもので、音はかなり柔らかく厚みのある音。スウィング・ジャズの頃から用いられた。ビバップ形式の演奏などでは現在も主要なギターである。ただしそのボディ構造と大きな容積のため、大音量になるとアンプの音でボディが共振し、いわゆるハウリングが起きやすい。グレッチのテネシアンやギブソン社のES-175やSuper 400 CES、エピフォン・カジノなどがこのタイプ。
セミアコースティックギター(セミアコ)
ボディ中心部に胴木(センターブロック)と呼ばれる木材ブロックがネックからボディ後部まで入っており、弦振動を拾うピックアップとチューンOマチックタイプが多いブリッジとテイルピースはセンターブロックの上にスタッド等で固定されている。そのためフルアコースティックギターにありがちなハウリングが起きにくくなっている。フルアコースティックギターに比べるとボディが薄く、空洞部分も狭くなっている場合が多い。音はフルアコースティックギターとソリッドギターの中間といったところ。ギブソン社のES-335エピフォンのシェラトン、リヴィエラ、リッケンバッカー社の360・360/12などがこのタイプ。
セミソリッドギター
セミホロウギターとも呼ばれ、大きく分類するとソリッドギターに分類されることもある。フルアコやセミアコ同様ボディ内部が空洞になっているが、それらのようにボディ材をトップ・サイド・バックと分けて張り合わせて空洞が作られているのではなく、ソリッドギターのボディの一部をくり抜いて空洞が作られている。この構造を「セミソリッド構造」や「チェンバード構造」などと呼ばれる。空洞があるためソリッドギターよりは軽く、音も若干柔らかい。ボディの左サイドにf字孔が1つ空いているものもあり、字孔の有無でサウンド面において若干の違いがある。フェンダー社のテレキャスター・シンライン、リッケンバッカー社の325、ギブソン社のレスポール・スタンダード(2008年以降の一部モデル)、ダンエレクトロ社の59-DCデューゼンバーグ社のスタープレイヤーTVなどがこのタイプ。ピックアップ用の座繰りが大きいタイプのストラトキャスターもこの部類ではないかと言われることもある。
ソリッドギター
通常はエレクトリック・ギターというとこのタイプを指す。ソリッド(固体・中身の詰まった)という言葉通りフルアコなどとは違い、木材の板をそのまま貼り合せる等して胴としている。比較的に胴は薄い。弦が細い特性を生かした独特の奏法が多数ある。また、胴に共鳴部をもたないために器具の追加、交換が容易であり、そのため多くのバリエーションを生んだ。形状も多様である。ギブソン社のレスポールSG、フェンダー社のテレキャスターストラトキャスターなどが特に有名。
シタールギター
シタールギター(エレクトリックシタール)は、エレクトリック・ギターの構造でシタールに似た音色を出すが、シタールのBUZZ音を出すのは独特の形状をしたブリッジによるもので共鳴弦はあまり関係しない。巷間言われるように、共鳴弦が鳴ってあの音を出すというのは誤りである。
シタールのブリッジ(ジャワーリと呼称する)の構造は、弦が振動する際、弦の振動域がブリッジの幅広い面に微妙に接触し、あの独特のバズトーンを生み出す。エレクトリックシタールにおいてもこの構造は同じである。
主なメーカーはダンエレクトロ(主に日本製の木部を使用したコーラル)がオリジナル。レプリカモデルがジェリー・ジョーンズ、Star'sなどから発売されている。いずれも独特の音が重宝され、様々なアーティストに使用されているが、現在はオリジナル、レプリカ共に流通量が少なくなっている。
また角松敏生は、東京都内のギター工房である松下工房にエレクトリックシタールを特注して所有している。ブリッジがアルミで作られていて、スルーネック構造が特徴である。
エレクトリックアコースティックギター(マイク付きギター・エレアコ)
アコースティック・ギターにピックアップを内蔵したもの。合奏時、生演奏でアコースティック・ギターの音を安定して伝えるのはしばしば困難なのでステージ用として開発された。
アコースティック・ギターの音を完全に再現する事は難しいが近年かなり近い音を出力できるようになってきた。アンプに通さずそのまま生音で演奏すればアコースティックギターとして使用出来る。
エレクトリックガットギター(エレクトリッククラシックギター)
ガットギターにピックアップを内蔵したもの。主にジャズやボサノヴァのような音楽で使用される。
スティール・ギター
ハワイアン、カントリーアンドウエスタンに用いられている横置きの電気ギター。普通は指で押えるフレットがなく、左手のバーでフレットに相当する位置の弦を押え、右手の親指、人差し指、中指につけたフィンガーピックで弾く。弦は6弦、8弦などがあり、演奏者により様々なチューニングがある。大橋節夫のチューニングはC-E-G-A-C-EのAm7th、バッキー白片はAm、大塚竜男はE7thなど。マヒナスターズの和田弘はマイナー系とメジャー系の二つのチューニングをセットしたダブルネックのタイプで、ハワイアンと歌謡曲など曲目によって使い分けていた。カントリー音楽ではこのチューニングを変えて多彩な和音を出すことが出来るペダルをつけた10弦や12弦のペダルスチールギターなどもある。電気を使わないタイプでは、リゾネーター・ギターと呼ばれる物もあり、もともとは、これが横置きギターの原型という説もある。

特有の奏法

主なブランド

日本固有の歴史的経緯

1960年代のエレキブームと追放運動

1965年1月の『ザ・ベンチャーズ』の来日以降、ベンチャーズの人気と共にエレキ族と呼ばれる若者を中心に爆発的にエレキギターに注目が集まり「エレキブーム」が訪れる事になる。テレビ番組『勝ち抜きエレキ合戦』等のテレビ番組や加山雄三主演映画『エレキの若大将』等の後押しもありブームに拍車をかけていった。同年夏にはエレキギターの音に合わせて踊るモンキーダンスもブームとなった(モンキー族)[5]

しかし、同1965年10月に栃木県足利市教育委員会の働きかけで起こった小中学生のエレキ購入禁止や大会参加禁止等を定めた通称「エレキ禁止令」が出されると、新聞[6]で大きく取り上げられるなど社会問題化し、一方的に「エレキギターは不良少年がするもの」とレッテルを貼られ、コンサートを見に行っただけで高校を退学させられるなど全国で激しい「エレキギター追放運動」が波及していった。条例は後に廃止されたもののブームは次第に沈静化していくことになる。その後寺内タケシによるハイスクールコンサート等の熱心な努力もあり改善されていく。

脚注

  1. ^ Oxford Dictionary. "A guitar with a built-in pickup or pickups which convert string vibrations into electrical signals for amplification."
  2. ^ Wheelwright and Carter
  3. ^ Richard R. Smith (1987-09-01). The history of Rickenbacker guitars. Centerstream Publications, 1987. p. 10. ISBN 9780931759154. https://books.google.co.jp/books?id=NlscjoFVcs0C&pg=PA10&dq=Ro-Pat-In+Corporation&redir_esc=y&hl=ja#v=onepage&q=Ro-Pat-In%20Corporation&f=false 2011年5月18日閲覧。 
  4. ^ Guitar E - berichte und fotos. ViewGoods.de”. viewgoods.de. 2011年5月18日閲覧。
  5. ^ 「青少年のの仲間集団<盛り場に集まる若者たち>」『更生保護 17(3)』 p.27 日本更生保護協会 1966年3月 [1]
  6. ^ 朝日新聞 1965年10月19日朝刊 等

関連項目


エレクトリックギター

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ワッシュバーン」の記事における「エレクトリックギター」の解説

Hollowbodies Ian Idol Maya Paul Stanley N4 - ヌーノ・ベッテンコートシグネチャー・モデル P - 同上ソロ活動時に多用していた。 PS800 - ポール・スタンレーシグネチャー・モデル X Anarchy Graphic ダイムバッグ・ダレルシグネチャー・モデル

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エレクトリックギター

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カール・ヘフナー」の記事における「エレクトリックギター」の解説

クラブ40 ビートルズジョン・レノンジョージ・ハリスンデビュー前使用していたエレクトリック・ギターである。2007年にはピックガードに「John Lennon」とサイン刻印され限定復刻モデル発表された。 MODEL 175/176 Model 176「GALAXY」というニックネームで有名。

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エレクトリックギター

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中島優美」の記事における「エレクトリックギター」の解説

Sugi guitars Rainmaker(赤) メインギター。 Fender DELUXE NASHVILLE TELE 前のメインギター。Deluxe Nashville Teleベースにしたユウモデル。1号機2号機、3号機それぞれ色が異なる。 Fender 65 Jazzmaster(赤) 前々のメインギター。

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エレクトリックギター

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Nakajin」の記事における「エレクトリックギター」の解説

Gibson Les Paul Gold Topレスポール欲しくて22歳の頃に購入したギター。『EARTH』のレコーディングライブ使用された。 Gibson SG Standard最も使用頻度の高いメインギター。「青い太陽」「スターライトパレード」「幻の命」「インスタントラジオ」で使用された。 Gibson ES-335サンバーストレッドの2本を所有している。「Love the warz」「虹色戦争」で使用された。 Sadowsky ストラトタイプSG並んで使用頻度の高いギター正式名称不明。「broken bone」「RPG」「不死鳥」で使用された。 Paul Reed Smith SE Custom 24 7-Strings7弦ギター1st配信デジタルシングルDeath Disco」で使用された。 Fender American Vintage62 Jazzmaster62年製のリイシューモデル。ピックガードプラスチックパーツ全て黒に統一されている。「PLAY」「ファンタジー」「Fight Music」で使用された。

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エレクトリックギター

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橋本絵莉子」の記事における「エレクトリックギター」の解説

Fender Telecaster ThinlineBlack1973年製) 2人体制以降のメインギター。2人体制になるに当たり、従来シングルコイルギターからハムバッキングギターにすることで、ギターの音を厚くし、バンドサウンド全体音圧下がらないようにする目論見購入また、メインギターを新しくする事で、新体制であるということビジュアル的にアピールする目的もあった。このギターローディーが見つけてきたギターで、黒色のThinlineは珍しいことから、橋本対し熱心に購入勧め橋本本人も、試奏前から購入決めていた。 Fender American Telecaster(3-Color Sunburst2003年製) メジャーデビュー以前からのメインギター。トーンコンデンサーをオレンジドロップ、配線材をヴィンテージワイヤへ改造2009年頃にもともと装着されていた3PLY 8穴のホワイトピックガードを、50年代風の1PLY 5穴ブラックピックガードへと交換している。 Fender Road Worn '50s Telecaster(2-Color Sunburst2008年製) 2008年頃に購入2010年行われたU.S.Tourではこのギター使用している。ThinlineやAmerican Telecasterサブ的な位置付けAmerican Telecaster比べてピックアップ出力が高いため、より歪んだ音特徴Fender Duo-SonicDesert Sand1957年製) 一目惚れし2012年5月頃に購入Fender Standard Telecaster(2-Color Sunburst1983年製) 長男出産祝い購入Fender Custom Shop TelecasterGoldローディー所有していたギター。「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」などで使用2009年以降使用されていないFender John Mayer Stratocaster(3-Color Sunburst最近は使用していない。 Gibson Les Paul CustomYellow) 色に一目惚れし2007年頃に購入木目透けて見えるのが特徴である。購入当初American Telecaster同様頻繁に使用していたが、最近では、3ピース真夜中遊園地演奏する際など、特定の場面でしか使われなくなったGibson Les Paul SpecialFaded Cherry) 「世界が終わる夜に」などの半音下げチューニングの曲で使用2008年以降使用していない。ローディー所有していたギターTom Holmes BG StandardSilver Sparkle) 「きらきらひかれ」のPV登場ライブではきらきらひかれ」など半音下げチューニングの曲を演奏する際に使用Journeyman STV-AML 現在は使用していない。 Psychederhythm Standard-T ローディー所有していたギター

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エレクトリック・ギター

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ポール・マッカートニー」の記事における「エレクトリック・ギター」の解説

ロゼッティ・ソリッド7 (Rosetti Solid7) ポールにとって初めてのエレクトリック・ギター。1960年6月30日にヘッシー楽器店で分割払い購入したオランダ楽器メーカー、エグモンド社が製造したギターで、同社イギリス輸出するモデルに「ロゼッティ」という別のブランド名施している。「ソリッド」という名称だが実際ソリッドボディではなくサウンドホールの無いセミ・ホロウボディである。ハンブルク巡業の際にベーシストスチュアート・サトクリフが度々バンドを休むようになり、ポールにその代役回ってくるようになったことで、ポールソリッド7に(クラブ備え付けピアノから失敬してきた)ピアノ線3本強引に取り付け即興ベースとして使用するうになる。しかし、ピアノ線の強い張力に耐えられるはずもなく、間もなくしてソリッド7は大破し直す価値が無いと判断したバンドメンバー達は、全員で「ソリッド7を木っ端微塵になるまで叩き壊す」という儀式めいたパフォーマンスステージ上で行ったという。ソリッド7が即興ベースとしての役割終えた1961年の春頃にはスチュアート脱退寸前の状態で、既にバンド正式なベーシストポールになっており、トニー・シェリダンとの「ポリドール・セッション」を控えていたポール新しいベースヘフナー・500-1」の購入決断するエピフォン・カジノ 1962年もしくは1961年)製のサンバースト右利き用。前出エピフォン・テキサン同時に購入した。ビグスビー・ビブラート・ユニット付き後年作られジョン・レノンジョージ・ハリスン所有モデルとはヘッド形状(オールド・スタイルのニューヨーク・ヘッド)、トラスロッドカバーにeマークがない、コントロールノブが黒い、ホーン丸み大きめといった点が異なる。アルバムヘルプ!』のレコーディング・セッション以来、現在までのレコーディングにおけるメイン・ギターである。「涙の乗車券」や「タックスマン」などのリード・ギターは、このカジノによって演奏されている。ピックガード1970年以後外されている。ストラップピンがネックヒールではなく、右のカッタウェイ付いている(これはポール自身この位に付け可能性が高い)。アビー・ロード・スタジオでの『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード』の公開セッション時にもこのギター使用通常とは違いボディ裏までサンバーストかかっている事から、一度ネック折れしたという説もある。ステージで1973年ウイングスヨーロッパ・ツアー使用したのが最初2005年の『Live 8』にて「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」をU2演奏した時もこのギター使用近年ツアーでも、2010年マイアミ公演2013年・2015年日本公演での「ペイパーバック・ライター」の演奏時など、ごくまれにステージで使用されるギブソン・レスポール 少なくとも3本所有しており、全て左利き用。 (1)1989年チープ・トリックのリック・ニールセンより購入した通称バースト」と呼ばれる1960年製。198990年ツアー初登場。ネックジョイント部分サンバーストがかなり濃くなっている点が特徴である。ギブソン所有データによると、1958年から1960年作られ左利き用の「バーストレスポールはわずか4本しかなく、2020年現在完全に本物である確証があるのは、このギターのみと言われている大変貴重なもの。現在ではライヴアンコール最後の曲、「ジ・エンド」で使用されることが多い。 (2)2000年代のリイシューモデルで、元々の色はサンバーストだったが、2009年頃にイラストレーターのロージー・ブルックスによって、両手挙げたがたくさ描かれペインティング施され透明なピックガード装着された。『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ』など各種ライブ映像確認できる近年ツアーでは、「レット・ミー・ロール・イット演奏時に使用(3)リンダよりプレゼントされと言われる1957年ゴールドトップ。「ワンス・アポン・ア・ロング・アゴー」のPVや『夜のヒットスタジオDX』、イギリスTV番組LAST RESORT出演時などで使用した他、1989-1990年ツアーでも使用ギブソン・ファイヤーバードVII 1966-1969年に製造されたノン・リバース・ボディ。左利き用。ビグスビーB5搭載アルバムラムセッション以降使用ダン・アームストロング/アンペグ・アクリル・ボディ・ギター 右利き用。『バンド・オン・ザ・ランセッション使用また、タッグ・オブ・ウォー』期のフォト・セッションでもその姿が見られるフェンダー・ストラトキャスター 1960年製、2トーン・サンバースト。左利き用。ローズ指板ナット交換されている。 フェンダー・テレキャスター 1968年製、サンバースト左利き用。ファーストソロアルバム『マッカートニー』の録音等使用された他、ウィングス時代にたびたび使用。のちにブリッジフロイドローズ交換し、センターピックアップを増設するなどのカスタマイズ施されている。カスタマイズ後の姿は『プレス・トゥ・プレイリリース前後映像や、アーカイブシリーズの『マッカートニーデラックスエディションブックレット等で確認可能。 フェンダー製ではないが、リアピックアップを交換した上でギズモ」を搭載ボディ一部削って弾きやすくした右利き用のテレキャスタータイプを、ウィングス時代使用していたことがあるフェンダー・エスクワイヤー 右利き用のサンバーストビートルズ時代1967-1968年使用ローズ指板リッケンバッカー・360/12VP よく言われる360/12V64ではない。24フレット仕様左利き用。ファイアーグロー。『オール・ザ・ベストTVCMや『フラワーズ・イン・ザ・ダートレコーディング・セッションなどで使用。「クイーニー・アイ」 のメイキングビデオ存在確認できるミュージックマン・アルバート・リーモデルプロトタイプアルバムオフ・ザ・グラウンド』の時期ライブなど使用ギブソン・L-5 2005年アルバムケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード』の頃から使用カラーサンバーストピックガード付いていない左利き用。 ギブソン・ES-5 Switchmaster 実際の使用歴は不明だが、1990年代に手にしている写真残されている。

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エレクトリック・ギター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 00:52 UTC 版)

ギター」の記事における「エレクトリック・ギター」の解説

エレクトリック・ギターは、その構造によって、ボディ内部が完全に中空となっているフルアコースティックギターフルアコースティックギター比べるボディ薄く空洞小さくなっているセミアコースティックギターボディ内部空洞がないソリッドギター3種類に分類されるソリッドギター一部セミソリッドギター分類されることもある。 エレクトリック・ギターは「エレキギター」、さらにその略称としてエレキ」とも呼ばれるシタールギター スティール・ギター

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エレクトリック・ギター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 14:29 UTC 版)

サステイン」の記事における「エレクトリック・ギター」の解説

エレクトリック・ギターの音をならして、音が途切れるまでの余韻音を呼ぶ。また、ギターの音を長時間持続音を得るために開発され機器として@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}サステイナーがある。この呼称は元々は音色加工するエフェクターのうちコンプレッサー一種を指すものであった[要出典]がある。この呼称は元々は音色加工するエフェクターのうちコンプレッサー一種を指すものであったその後、サスティニアック(Sustainiac)やフェルナンデスサスティナー(Sustainer)など、電磁気的フィードバックによって弦の振動持続させるシステム開発された。

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エレクトリック・ギター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 08:17 UTC 版)

山岸竜之介」の記事における「エレクトリック・ギター」の解説

Fender Jazzmaster 1965 Fender Jazzmaster 1962 2020年からヴィンテージジャズマスターを使用するようになった62年オリジナルサンバーストを自身SLIPと同じ色にするべくリフィニッシュ施したFender Jazzmaster 2019 American Performer Jazzmaster® 2019年より使用しており、2019年ライブではメイン使われていたと思われるている。 Fender Jaguar 1965 2018年より使用している。 SLIP GUITARS Stratocaster Model 最も使用頻度の高いフェンダー・ストラトキャスタータイプのモデル。 NAKAGAWA GUITARS DRAGON BURST ギブソン・レスポールタイプのオリジナルモデル

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エレクトリック・ギター

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エリオット・スミス」の記事における「エレクトリック・ギター」の解説

ギブソン・ES-3301969年以前のモデル1969年以後モデルの2本(色違い)を所有それぞれチューニング変えて使い分けていた。

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エレクトリック・ギター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:22 UTC 版)

くっきー!」の記事における「エレクトリック・ギター」の解説

フェンダー Jazz Master - THE SESELAGEESにおけるメインギター B-Bender Telecaster - Bベンダー搭載されているが、本人曰く使い方わからないという事使っていない American Professional Stratocaster ギブソン Les Paul Classic2001年製) - THE SESELAGEESレコーディング使用 FirebirdReissue2011年製) - ストップ・テール・ピースをビブラートユニット改造してある Firebird Ⅰ Non-Reverse(1968年製) - 自身冠番組野性爆弾ヴィンテージ王国」にて購入 Les Paul Junior TV Yellow1961年製) - 本人曰く、「ヴィンテージ・ギターにハマるきっかけになった一本SG Standard P-90 Worm Brown2016年製) Explorer Antique Natural EC2019年製) - エリック・クラプトンモデル。エルボーカット加工施されている All American 1996年製) グレッチ 6196 Country Club Cadillac Green1956年製) 6129 Silver Jet1955年製) 7626 Committee1978年製) - リア・ピックアップをフィルタートロンに交換してあり、ザグリ拡張済 その他 Ibanez AR200 Gold Top Guild T-50 SLIM Hagström Impala Cherry Sunburst Non Bland魔改造」 - SGシェイプボディにストラトキャスタータイプのネック取り付けてある

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エレクトリック・ギター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:00 UTC 版)

ジョン・レノン」の記事における「エレクトリック・ギター」の解説

ヘフナー・クラブ40(Hofner Club40) ジョン初め入手したエレキギター1959年製。ショートスケール1959年ジョン伯母ミミ一緒にリバプールのフランク・ヘッシー楽器店に行き分割払い購入した2台目リッケンバッカー・325手に入れると、ジョンクラブ40をしばらくポール貸したあとに売却したリッケンバッカー・325Rickenbacker 325)(1本目ジョン初め入手したリッケンバッカー1958年製。ショートスケール。元々、購入当時ナチュラルカラーリッケンバッカー社でのカラー・ネームは「メイプル・グロー」)で、コフマン・ヴァイブローラがつけられていた(のちにビグスビーB5トレモロユニット交換)。トゥーツ・シールマンスハンブルク巡業見て影響され購入した1962年後半にはブラック塗装施し1964年までメインギターとして使用その後2本目リッケンバッカー・325移行してから、一度表舞台へ出ることがなかったため、「エド・サリヴァン・ショー」の収録現場で盗難にあったとの説が長い間語られていた。しかし近年になり、ジョン保管し続けていたことが判明1970年代初頭ブラックから、元のナチュラル塗装へ戻すリペア施されていた。ピックガードオリジナル1964年時点ですでに割れ生じていたためか、白いアクリル製のものに交換されていた。この状態で、2000年10月9日から2010年9月30日まで、さいたまスーパーアリーナ内に存在したジョン・レノン・ミュージアムにて展示されていた。 また、2002年にはリッケンバッカー社からジョン購入当時仕様再現したリッケンバッカー325C58」(Cシリーズ)が発売された。当時仕様再現するため、日本ビートルズ使用楽器をおもに扱っているギター・ショップ「with」リペア担当する大金直樹依頼大金ジョン・レノン・ミュージアム何度通い、その調査メモ参考再現された。現在は生産終了となっている。 リッケンバッカー・325Rickenbacker 325)(2本目2本目リッケンバッカー1964年の初訪米の際に入手当初ジョージの360-12と同様、赤色系のぼかし(リッケンバッカー社でのカラー・ネームは「ファイア・グロー」)だったが、ジョンブラック(ジェット・グロー)を希望したため、急いでリフィニッシュされた後、マイアミでの「エド・サリヴァン・ショー出演時より使用1本目325よりもボディ薄くなっており、台形ブリッジトレモロアームついているなど、細かい点で仕様異なる。ネックは、3ピース・メープル・ネック。1964年のクリスマスショーの最中ジョン落としてしまい、ネック破損する1965年いっぱいまでメインギターとして使用された。1967年の「サージェント・ペパーズ〜」レコーディングセッション中にスタジオ内に置かれている写真残されているものの、実際に使用されたかどうかは不明1本目リッケンバッカー・325とともにジョン・レノン・ミュージアム展示されていた。裏から見ると、ネック裏の傷がはっきり見て取れるまた、ビートルズ1965年イギリス公演セットリスト曲名略記してある)が書かれ小さな紙が、向かって左カッタウェイ側面テープで貼られたままになっているリッケンバッカー・325Rickenbacker 325)(3本目) 1965年ポール・マッカートニー贈られた4001ベース同時にリッケンバッカー社よりイギリス代理店のローズ・モーリス社を通じて提供されたもの。当時ヨーロッパ市場での市販品で、欧州でのモデル名1996となっている。仕様基本的に2本目準じるが、カラーが4001ベースジョージ・ハリスンの360-12と同じファイア・グロー(チェリー・サンバースト)で、ボディ左側fホール開けられている。1965年イギリス公演2本目併用された。使われなくなった1966年以降リンゴ・スター譲渡された。 リッケンバッカー・325-12Rickenbacker 325-12) ジョンが、リッケンバッカー社に特注した、32512タイプ1964年製ブラックカラー(リッケンバッカー社でのカラー・ネームは「ジェット・グロー」。 本来、325など末尾に5がつくモデルトレモロ・アームつきだが、このギター製作され時期はまだそれが徹底されておらず、このギターアームがついていないにもかかわらず325-12となっている。1964年より、末尾に5がつくモデルアームつきであることが徹底されたため、320-12と改番された。 現在はオノ・ヨーコ所有ギブソン・J-160E1本目1962年9月ジョージ一緒に購入したエレクトリック・ギター。ボディ・カラーサンバースト。ボディ・シェイプはJ-45同じだが、ネックジョイント位置異なりボディ内部構造異なる。J-45がXブレイシングに対してJ-160Eがラダーブレイシングとなる。ヘッドシェイブは大型インレイ入りJ-45はまったく違う、糸巻きJ-45三連対し独立型になる、糸巻ツマミ部分コブ2つあるタイプ。 ボディ・トップはハウリング防止のため、合板使用している。そのため生音で鳴らした場合通常のアコースティック・ギターより鳴り抑えられ音量小さいが、J-160Eでしか出せない独特の生音であり、ビートルズ・サウンドの大きな要素となっている。 カヴァーのないP-90ピック・アップフィンガーボード付け根所に付けられており、そこから音を拾ってアンプなどへ出力する。この音もまた初期ビートルズ・サウンドを生み出している要素である。1963年末に紛失当時盗難説と破損説があり、ジョン盗まれたと発言していたが、ジョージは「運搬中のトラック荷台からケースごと落下しバラバラになった」と発言していた。実際に盗難されており、カリフォルニア州在住男性中古店に転売されていたジョンギター購入していた。2015年にこのギターアメリカで発見されビートルズ専門家鑑定結果ジョン使用していた現物であると正式に認定されその後オークションかけられ、約3億円という価格落札された。最近調査で、現在ジョージ遺族保管するジョージJ-160Eは、元々購入時にはジョンのものであったことがシリアル・ナンバーから判明した。この2本はまったく同じ仕様であったため、いつの間に互いギター取り違えて使っていたようである。 ギブソン・J-160E2本目2本目J-160E1本目とは若干仕様異なる。大きな違いサウンドホール周りリング、1台目がワンリングに対して2台目ツーリングブリッジも1台目木製に対して2台目が黒いプラスチック製になる。 ジョン生涯愛したギターである。1966年にはピック・アップサウンド・ホール後方移設される。1967年には波形のサイケデリック・ペイントが施されるが、1968年にはエピフォン・カジノとともに塗装を剥がされ、ピック・アップ位置復元されるピック・ガード形状異な新たなものが取りつけられた。1969年ベッド・インときにはボディジョンヨーコ似顔絵イラスト描かれていた。「ジョン・レノン・ミュージアム」にそのときの状態のレプリカ展示されていた。実物はアメリカ・オハイオ州クリーヴランドにあるロックの殿堂展示されている。 フェンダー・ストラトキャスター ボディ・カラーは、ソニック・ブルー。主に『ラバー・ソウル』のレコーディング・セッションで、ヴォックスAC30繋いで使用映画イマジン』など、アルバムイマジン制作風景納めたフィルムにおいて、ジョージ・ハリスン使用している、ネック50年代製のメイプル・フィンガーボードのものに交換されモデル(さらにリフィニッシュして「コンサート・フォー・バングラデシュ」で使用)のボディアッセンブリが、それと同一品とする説がある。1980年フォト・セッションで、当時新品であった赤いザ・ストラトを弾いているものがある。 エピフォン・カジノ 以前から同器を使用していたポール・マッカートニー勧められジョージ・ハリスンとともに1965年購入ジョージカジノとは色合い仕様トレモロアーム有無など)で若干違いがある。同年の「ラバー・ソウルセッションにおいて使い始め1966年からはジョージと共にコンサートでのメインギターとしても使用日本公演でも使用した。 元々のボディ・カラー黄色味がかったサンバーストであったが、1967年の「サージェント・ペパーズ〜」レコーディングセッション中にボディ裏面白くスプレーしている。同年の「愛こそはすべて」の衛星中継リハーサルにて、ジョージがこのギター借りて使用している(本番では自身ストラトキャスター使用)。翌1968年の「ヘイ・ブルドッグレコーディング直後ボディサンバースト塗装はがして木の地肌露出させたナチュラル仕上げにする。このころビートルズメンバーは、ギター塗装をはがすことによる音質変化期待していたようで、ジョージ・ハリスンカジノポール・マッカートニーリッケンバッカー4001S塗装をはがしナチュラル仕上げ施している。同時に、リアピックアップのヴォリューム・ノブを、標準ゴールドからブラック差し替えた。その後1971年の「イマジンレコーディング・セッションまで使用その後コレクションとして大切に保管していた。 ブリッジ・サドルは現行の仕様とは異なりプラスティック樹脂使用している。そのため、音が若干柔らかめになっているジョン・レノン・ミュージアムに、ブラックノブとともに展示されていた。 ギブソン・レスポール・ジュニア 1971年ニューヨーク移住してから入手当時ジョンは、ボブ・マーリーをはじめとしたレゲエ心酔しており、マーリーが同じモデル使用していたため、それにならって入手したという。ギブソンJ-160Eエピフォン・カジノ同じくP-90ピック・アップ搭載しており、ジョンのギター・サウンドにおける指向窺えるフロントに、ギブソンES-150用のオールドタイプピック・アップ通称チャーリー・クリスチャンPU)を追加PUセレクター増設ブリッジとテイルピースの交換施し、より実用性高めている。カラーは、当初サンバーストだったが、チェリー・レッドリフィニッシュされた。アルバムサムタイム・イン・ニューヨーク・シティレコーディングや、1972年TV番組マイク・ダグラス・ショー出演時に使用されたが、1972年8月30日ニューヨークマディソン・スクエア・ガーデン行われたチャリティ・コンサート「ワン・トゥ・ワン」での使用がもっとも有名。 ジョン・レノン・ミュージアム展示されていた。 また、実物再現したシグネイチャー・モデルが発売されており、福山雅治ASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文らが愛用している。

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