オーバードライブプロセッサ
オーバードライブプロセッサとは、インテルが、自社製CPUを搭載するパソコンの性能向上のために販売していたCPUアクセラレータの名称である。
オーバードライブプロセッサは、i486DXやi486SXを搭載したパソコンのCPUをi486DX2やi486DX4に置き換えるモデルをはじめ、インテル製CPUの進化に合わせてさまざまなモデルが登場したが、1998年8月に発表されたPentium Pro搭載のパソコンのCPUをPentium II Xeonに置き換えるPentium II ODP以後、新モデルは発表されていない。
オーバードライブプロセッサを装着することで、手軽にパソコンの性能を上げることができるが、メモリや周辺装置との相性もあり、オーバードライブプロセッサによる性能向上には自ずと限界がある。
オーバードライブプロセッサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/16 09:24 UTC 版)
オーバードライブプロセッサ (OverDrive Processor、ODP) は、1990年代に、インテルがCPUのアップグレードパスとして販売していたプロセッサである。CPU内部クロックの逓倍率が等倍あるいは2倍といった低倍率の既存プロセッサをのっとって、3倍や4倍などの高倍率のプロセッサが働くことで、PCの計算速度を上げる、というものである。
- ^ “米Intel、「MMXテクノロジ ペンティアムオーバードライブプロセッサ」を発売”. PC Watch (1997年3月5日). 2012年8月23日閲覧。
- ^ “Intel、Pentium IIベースのPentium Pro用ODP”. PC Watch (1998年8月11日). 2012年8月30日閲覧。
- 1 オーバードライブプロセッサとは
- 2 オーバードライブプロセッサの概要
- 3 関連項目
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