カンヌ国際映画祭 男優賞
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カンヌ国際映画祭 男優賞(Prix d'interprétation masculine)は、カンヌ国際映画祭の部門の1つ。
受賞リスト
開催年 | 受賞者 | 出演作品 | |
---|---|---|---|
1946年 | レイ・ミランド | 失われた週末 The Lost Weekend | |
1947年 | なし | ||
1948年 | 映画祭非開催 | ||
1949年 | エドワード・G・ロビンソン | 他人の家 House of Strangers | |
1950年 | 映画祭非開催 | ||
1951年 | マイケル・レッドグレイヴ | The Browning Version | |
1952年 | マーロン・ブランド | 革命児サパタ Viva Zapata! | |
1953年 | シャルル・ヴァネル | 恐怖の報酬 Le Salaire de la peur | |
1954年 | なし | ||
1955年 | スペンサー・トレイシー | 日本人の勲章 Bad Day at Black Rock | |
Bolshaya semyaの出演者全員に対して | Bolshaya semya[1] | ||
1956年 | なし | ||
1957年 | ジョン・キッツミラー | 平和の谷 Dolina miru | |
1958年 | ポール・ニューマン | 長く熱い夜 The Long, Hot Summer | |
1959年 | オーソン・ウェルズ、ディーン・ストックウェル、ブラッドフォード・ディルマン | 強迫/ロープ殺人事件 Compulsion | |
1960年 | なし | ||
1961年 | アンソニー・パーキンス | さよならをもう一度 Goodbye Again | |
1962年 | ディーン・ストックウェル、ジェイソン・ロバーズ 、ラルフ・リチャードソン | 夜への長い旅路 Long Day's Journey into Night | |
マーレイ・メルヴィン | 蜜の味 A Taste of Honey | ||
1963年 | リチャード・ハリス | 孤独の報酬 This Sporting Life | |
1964年 | Antal Páger | Pacsirta | |
サロ・ウルツイ | 誘惑されて棄てられて Sedotta e abbandonata | ||
1965年 | テレンス・スタンプ | コレクター The Collector | |
1966年 | ペール・オスカルソン | Sult | |
1967年 | Odded Kotler | Shlosha Yamim Veyeled | |
1968年 | なし | ||
1969年 | ジャン=ルイ・トランティニャン | Z Z | |
1970年 | マルチェロ・マストロヤンニ | ジェラシー Dramma della gelosia - Tutti i particolari in cronaca | |
1971年 | リカルド・クッチョーラ | 死刑台のメロディ Sacco e Vanzetti | |
1972年 | ジャン・ヤンヌ | Nous ne vieillirons pas ensemble | |
1973年 | ジャンカルロ・ジャンニーニ | Film d'amore e d'anarchia, ovvero: stamattina alle 10, in via dei Fiori, nella nota casa di tolleranza... | |
1974年 | ジャック・ニコルソン | さらば冬のかもめ The Last Detail | |
1975年 | ヴィットリオ・ガスマン | 女の香り Profumo di donna | |
1976年 | ホセ・ルイス・ゴメス | Pascual Duarte | |
1977年 | フェルナンド・レイ | Elisa, vida mía | |
1978年 | ジョン・ヴォイト | 帰郷 Coming Home | |
1979年 | ジャック・レモン | チャイナ・シンドローム The China Syndrome | |
1980年 | ミシェル・ピッコリ | Salto nel vuoto | |
1981年 | ウーゴ・トニャッツィ | ある愚か者の悲劇 La tragedia di un uomo ridicolo | |
1982年 | ジャック・レモン | ミッシング Missing | |
1983年 | ジャン・マリア・ヴォロンテ | La Mort de Mario Ricci | |
1984年 | アルフレード・ランダ、フランシスコ・ラバル | 無垢なる聖者 Los santos inocentes | |
1985年 | ウィリアム・ハート | 蜘蛛女のキス O Beijo da Mulher Aranha | |
1986年 | ミシェル・ブラン | タキシード Tenue de soirée | |
ボブ・ホスキンス | モナリザ Mona Lisa | ||
1987年 | マルチェロ・マストロヤンニ | 黒い瞳 Очи чёрные | |
1988年 | フォレスト・ウィテカー | バード Bird | |
1989年 | ジェームズ・スペイダー | セックスと嘘とビデオテープ Sex, Lies, and Videotape | |
1990年 | ジェラール・ドパルデュー | シラノ・ド・ベルジュラック Cyrano de Bergerac | |
1991年 | ジョン・タトゥーロ | バートン・フィンク Barton Fink | |
1992年 | ティム・ロビンス | ザ・プレイヤー The Player | |
1993年 | デヴィッド・シューリス | ネイキッド 快感に満ちた苦痛 Naked | |
1994年 | グォ・ヨウ | 活きる 活着 | |
1995年 | ジョナサン・プライス | キャリントン Carrington | |
1996年 | ダニエル・オートゥイユ 、パスカル・デュケンヌ | 八日目 Le huitième jour | |
1997年 | ショーン・ペン | シーズ・ソー・ラヴリー She's So Lovely | |
1998年 | ピーター・ミュラン | マイ・ネーム・イズ・ジョー My Name Is Joe | |
1999年 | エマニュエル・ショッテ | ユマニテ L'humanité | |
2000年 | トニー・レオン | 花様年華 花樣年華 | |
2001年 | ブノワ・マジメル | ピアニスト La Pianiste | |
2002年 | オリヴィエ・グルメ | 息子のまなざし Le Fils | |
2003年 | ムザフェア・オズデミル、エミン・トプラク | 冬の街 Uzak | |
2004年 | 柳楽優弥 | 誰も知らない | |
2005年 | トミー・リー・ジョーンズ | メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 The Three Burials of Melquiades Estrada | |
2006年 | ジャメル・ドゥブーズ、サミー・ナセリ、ロシュディ・ゼム、サミ・ブアジラ、ベルナール・ブランカン | デイズ・オブ・グローリー Indigènes | |
2007年 | コンスタンチン・ラヴロネンコ | ヴェラの祈り Izgnanie | |
2008年 | ベニチオ・デル・トロ | チェ 28歳の革命 / 39歳 別れの手紙 Che | |
2009年 | クリストフ・ヴァルツ | イングロリアス・バスターズ Inglourious Basterds | |
2010年 | ハビエル・バルデム | BIUTIFUL ビューティフル Biutiful | |
エリオ・ジェルマーノ | 我らの生活 La nostra vita | ||
2011年 | ジャン・デュジャルダン | アーティスト The Artist | |
2012年 | マッツ・ミケルセン | 偽りなき者 Jagten | |
2013年 | ブルース・ダーン | ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 Nebraska | |
2014年 | ティモシー・スポール | ターナー、光に愛を求めて Mr. Turner | |
2015年 | ヴァンサン・ランドン | ティエリー・トグルドーの憂鬱 La Loi du marché | |
2016年 | シャハブ・ホセイニ | セールスマン فروشنده | |
2017年 | ホアキン・フェニックス | ビューティフル・デイ You Were Never Really Here | |
2018年 | マルチェロ・フォンテ | ドッグマン Dogman | |
2019年 | アントニオ・バンデラス | ペイン・アンド・グローリー Dolor y Gloria | |
2020年 | 新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴い、実施なし[2]。 | ||
2021年 | ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ | ニトラム/NITRAM Nitram | |
2022年 | ソン・ガンホ | ベイビー・ブローカー 브로커 | |
2023年 | 役所広司 | PERFECT DAYS |
関連事項
参照
- ^ この年はPrix d'Interprétation (Acting Award)として、男優・女優の区別なく授与された。
- ^ Facebook (2020年6月4日). “The Cannes Film Festival was canceled. But now we know the films that would have screened” (英語). Los Angeles Times. 2021年7月18日閲覧。
外部リンク
「カンヌ国際映画祭 男優賞」の例文・使い方・用例・文例
- カンヌ国際映画祭という,映画のコンクール
- 今年のカンヌ国際映画祭では,この映画の20分のダイジェスト版が上映され,拍手喝(かっ)采(さい)を浴びた。
- 東京都の中学3年生,柳(やぎ)楽(ら)優(ゆう)弥(や)さんが,第57回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したのだ。
- 5月27日の夜,フランスのカンヌで行われた第60回カンヌ国際映画祭の閉幕式でその発表は行われた。
- 1997年には,初めての劇場用映画「萌(もえ)の朱(す)雀(ざく)」がカンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞した。
- 彼女の映画「殯(もがり)の森」は5月にカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した。
- しかしまた,「主演男優賞をねらいたい。」とまじめに語った。
- これは,渡辺謙(けん)さんが,映画「ラスト・サムライ」で最優秀助演男優賞にノミネートされたからである。
- 最優秀助演男優賞は,「ミスティック・リバー」のティム・ロビンスさんに贈られた。
- 日本の少年がカンヌで最優秀男優賞を受賞
- 柳楽さんは,カンヌで最優秀男優賞を受賞した初の日本人となった。
- クリント・イーストウッドさんは,監督賞と,また,老トレーナーを演じて主演男優賞にもノミネートされていた。
- 彼は,主演男優賞を獲得することはできなかったが,最優秀監督に選ばれた。
- 主演男優賞は「Ray/レイ」のジェイミー・フォックスさんに贈られた。
- 渡辺謙(けん)さんがこの映画で主演し,最優秀主演男優賞を獲得した。
- 今年は「英国王のスピーチ」が作品賞,監督賞,主演男優賞,脚本賞の主要4賞を受賞した。
- コリン・ファースさんがその王を演じて主演男優賞を受賞した。
- 「ザ・ファイター」のクリスチャン・ベールさんが助演男優賞を,メリッサ・レオさんが助演女優賞を受賞した。
- 彼は2004年のカンヌ映画祭で14歳のときに最優秀(主演)男優賞を受賞した。
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