ギンカガミ
ギンカガミ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 01:27 UTC 版)
ギンカガミ | ||||||||||||||||||||||||
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フィリピンの市場に並ぶ | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Mene maculata (Bloch & Schneider, 1801) | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
moonfish |
ギンカガミ (学名:Mene maculata)は、スズキ目ギンカガミ科ギンカガミ属に分類される魚類の1種。ギンカガミ科 Menidae とギンカガミ属 Mene の唯一の現存種(単型)[1]。
形態
体長は最大30cm[2]。体は強く側扁した円形で、体表には鱗を持たない[3][4]。背面は濃い青色で、側面は光沢のある銀色[3]。側線付近に3 - 4列の暗い灰色の斑点が並ぶ。背鰭は3 - 4棘と40 - 45軟条から、臀鰭は30 - 33軟条から成る[2]。腹縁は鋭く、前下方に張り出す[5]。腹鰭が非常に長い[2]。
生態
インド洋から西太平洋の暖海域に分布[4]。日本では茨城県から九州南岸の太平洋側、九州西岸でみられる[5]。沿岸部のサンゴ礁付近から深場の中層に生息する。汽水域にも進出する[2]。群れを作り、小型の無脊椎動物を捕食している[2]。
人間との関係
日本では稀に市場に入荷する程度だが、重要な食用魚としている地域もある[6]。
脚注
- ^ “WoRMS - World Register of Marine Species - Mene maculata (Bloch & Schneider, 1801)”. www.marinespecies.org. 2023年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e “Mene maculata, Moonfish : fisheries”. www.fishbase.se. 2023年4月26日閲覧。
- ^ a b “Mene maculata”. fishesofaustralia.net.au. 2023年4月26日閲覧。
- ^ a b “201904_Mene_maculata”. www.kochi-u.ac.jp. 2023年4月26日閲覧。
- ^ a b 『小学館の図鑑Z 日本魚類館』257頁
- ^ “ギンカガミ 公益財団法人 黒潮生物研究所”. kuroshio.or.jp. 2023年4月26日閲覧。
参考文献
- 中坊徹次『小学館の図鑑Z 日本魚類館』小学館、2018年。ISBN 978-4-09-208311-0。
関連項目
固有名詞の分類
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