クラスIIIプロモーター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 22:28 UTC 版)
「プロモーター」の記事における「クラスIIIプロモーター」の解説
クラスIIIプロモーター class III promoter は転写開始の過程をその構造により3つに分ける。 I型。遺伝子内部にあり、Aブロック、中間エレメント、Bブロックを持つもの。TFIIIA、TFIIIB、TFIIIC の三つが必要 遺伝子構造の内部にA ブロック(+20 の位置)、B ブロック(+51 から+113 の位置)の二つを持つもの。TFIIIB、TFIIIC の二つが必要。 TATA ボックス(-25 の位置)、PSE(近位配列要素;-55 の位置)を持つもの。TBP、TFIIIB、PTF の三つの因子が必要 の3つの様式に分かれる。いずれも転写因子の認識配列だけを有するが、3つを次の各項で紹介する。 ↓中間エレメントI型 --0--------------========---====----========----------- ボックスA ボックスCII型 --0------------========---------------========--------- ボックスA ボックスBIII型 --======----//----========----------========----0------ DSE PSE TATAボックス図5.3つのクラスIIIプロモーター* 0は転写開始部位
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